三崎亜記のレビュー一覧

  • 失われた町

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    30年に一度、何処かの町が失われる。

    正確には30年の周期で何処かの町の住人が全て消滅してしまう。

    それを悲しんではいけない。
    何故なら悲しむことでその人も消滅してしまう可能性があるから。


    この小説の世界観を掴むまでに時間が掛かります。
    ジグソーパズルのように1ピースづつ嵌めていく感じです。

    それと、泣けます!
    町に捕らえられそうです。

    となり町戦争の時にも思いましたが、近未来でもなく異世界でもない日本?
    というか、そもそも日本なのか?と、思っちゃいますが、この小説を受け入れられるかどうかは、この世界を無防備に受け入れられるかどうか?ではないでしょうか?

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    2015年08月30日
  • バスジャック

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    不思議さの度合いが心地良い短編集。
    世にも奇妙な物語で映像化してほしい。
    大切な人の死を受け止めるには、見守ってくれる第三者と、特別な時間が必要なのだと「送りの夏」を読んで思った。哀しみに浸り切る贅沢って、あってもいいのにな…

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    2015年08月25日
  • 終舞! コロヨシ!! 3

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    何だか長編スポコンアニメです。
    「キン肉マン」とか「悟空」のノリです。最初は軽いものだったのが、どんどん拡張して行き、舞台も技もとてつもないものになってしまい(笑)。
    アニメを意識してるのか、登場人物も初代顧問の寺西先生は「スラムダンク」を思い起こさせるし、今回の顧問・牧田先生もどこかのアニメにモデルが居そうです(私は詳しくないので)。
    ただ、それが成功しているかというとチョット。何か所も「ずっこけ」シーンは作っているのですが、笑う前に「ああこのパターンね」と思ってしまいます。
    そもそも三崎さんは人を描くのはあまり上手くないのかな。考えてみれば、過去の三崎作品の中で思い出されるのは、作品に描か

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    2016年05月15日
  • 決起! コロヨシ!! 2

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    『コロヨシ』の続編。
    単行本では大長編『決起!コロヨシ??2』だったそうですが、文庫化される際に『決起!コロヨシ??2』と『終舞!コロヨシ??3』に分冊されたそうです。そんな訳で話が途中で終わった感じ。やっぱりこれは別タイトルではなく、同一タイトルの上下巻にすべきものでしょう。
    というわけで、感想は『終舞』の方に。

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    2016年05月15日
  • ミサキア記のタダシガ記

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    エッセイは初めて読んだ。
    何故自分が三崎ワールドが好きなのか分かった。
    価値観がかなり共感できるんだよな〜。

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    2015年01月06日
  • ミサキア記のタダシガ記

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    当たり前と思っていた常識がゆらゆら揺らいでいく? 『ダ・ヴィンチ』『本の旅人』で4年にわたり連載されたエッセイをはじめ、Twitterより抜粋した「ツブヤ記」、書き下ろし企画「ケンブツ記」を収録。

    あれだけ奇想天外な小説を紡ぎだすのだからさぞかし…と期待して読み始めたエッセイだけど、そこに描かれていることは特に奇想天外でもなく、その点は期待外れだった。むしろべつやく れいさんのイラストの方が笑いを誘う。
    (C)

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    2014年02月08日
  • 廃墟建築士

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    廃墟を作る人たちの話。他。

    三崎さん全部買ってたと思いきや
    積んですらいなかった1冊。

    中編になるのかな。
    らしい世界だけれども
    それを把握して楽しめる頃に終わってしまう。

    人間じゃないものの人間らしさが
    素敵なところです。

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    2013年07月06日
  • 鼓笛隊の襲来

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    ひとつの話の中で明るい部分と暗い部分を両立しているというか、それぞれの話にグラデーションがあって、奇妙である。軽い気持ちで読める暗い話。笑

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    2013年04月14日
  • コロヨシ!!

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    他の作品と同じく独創性に優れた設定がすごい。掃除というスポーツの設定についていかないとなんだこれは・・・となってしまう。
    となり町戦争や失われた町よりさらに独創性が強く、とっつきにくいのでまあまあ面白いが☆3つ。

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    2013年04月10日
  • コロヨシ!!

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    掃除というスポーツに打ち込む話。

    三崎さんのいつもの非現実感とは違っていた。
    発想は悪くないのかもしれないけど
    ルールが小難しくて想像しづらい。

    スポーツ小説と言ってしまってよいのだか。。

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    2013年03月19日
  • となり町戦争

    購入済み

    映画と連動して見るといいかも


    映画を見た後、検索を書けたらこの本が売られていたので買って読む。
    映画ではスルーしていたことが本を読んで数倍感動、感激することが多いからだ。
    この映画は、本を読むことで何らかの新しい発見があるのではないかと期待した。

    結果だが、うーん、
    この本に関しては本を読んだからといって何らかの新しい発見はなかったように思う。
    もちろん、映画では、本と違う描かれかたをしている。
    一番異なるのは、終わり方。
    映画では二人は結ばれるが、本では結ばれない。
    どちらが言い終わり方なのかわからない。

    しかし、どうだろうな。
    私にしては珍しく、別に原作を読まなくてもいい映画だったと思う

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    2013年03月09日
  • 廃墟建築士

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    「廃墟建築士」は何かの比喩かと思って買って読んだけど、そのまんまだった。
    小さい映画とか深夜のアニメとかにしたらおもしろそう。
    文体や登場人物はあまり好きな方ではないが、ストーリーは良かった。
    お話の中に入っていく変な快感があった。
    著者のほかの本も読みたくなった。

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    2013年03月14日
  • 廃墟建築士

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    ネタバレ

    表題作が読みたくて手に取ったのですが、「廃墟建築士」はイマイチだった…
    ファンタジーのような設定なのに、とても日常に馴染んで現実的に書かれているのが不思議で面白い。
    読んでいるうちにあり得そ~と思ってしまう!
    非現実的なことが書かれているけれど、人間的な根本は同じだということを突きつけられる感じ
    うまく言えないのがもどかしい…
    三崎作品を読むたびに、うまい感想を書けない自分の語彙力の無さを実感します…

    2013/02/02-04

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    2013年02月10日
  • 鼓笛隊の襲来

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    ネタバレ

    9つの短編。現実の中の1箇所のみが非現実に置き換えられているという着想がおもしろい。しかし、あくまでも現実世界がメイン。ほんの一刹那に垣間見せる人の心の細やかな機微がハッとさせる。意外な設定の陰に隠れて見えにくくなっているがメッセージは奥深い。注意深く読まないと見落としてしまう朧さ。そこがまたイイ。

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    2013年04月23日
  • コロヨシ!!

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    ネタバレ

    架空の競技「掃除」をめぐるお話。
    設定が面白いんだけど、エピソード過多で世界観にのめり込めず、長く感じた。
    この世界にハマれば楽しかったんだろうなー。
    途中で読むのに飽きて、中断してしまったのもハマらなかった要因かな。

    うまく映像になれば面白いだろうなと思いました。
    実際にみてみたい!

    しゃべり方の特徴とか、いやらしくなく表現されてたのは読みやすくて頭のなかでキャラが立体的になり、よかった。

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    2013年01月04日
  • 廃墟建築士

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    大の大人が本気出して真顔で悪ふざけをしてるような作品。
    どんな物語だろうと思わせておいて、その実、物語ってはいない。
    世にも奇妙なアイディアでぐいぐい引っ張っていく短編群。

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    2012年12月02日
  • バスジャック

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    再読3回目。
    短編集。ホラー、とは呼びたくないようなファンタジー。
    表題作が一番いい、かな。結末は予測可能な範囲だったけど、丁寧な書き方が好きです。

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    2014年12月13日
  • 廃墟建築士

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    「廃墟を作る」という言葉に心ひかれて購入。

    物質的な建築だけに終わらず、時間をかけて「廃墟」にしていく過程を大切にする、そうして先人達が残した「廃墟」に想いを馳せる、そんな表題作でした。
    ただ、私個人の気持ちとしては、建築物は実際に利用されてこそ、と思うので、住みもせずに作られた廃墟など偽物!とか思ってしまうけれど。

    この短編集に限らず、この人の作品は「もしもネタ」が多い。
    「もしも、そういう常識(読者にとっては非常識)がまかり通ってる世界だったら」というアレだ。

    理屈をこねくりまわすのに飽きた時に、ちょうどいい本かも。

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    2012年11月17日
  • 鼓笛隊の襲来

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    三崎さんの持ち味「不思議なことが当たり前にある日常の話」が詰まった短編集。台風のように鼓笛隊がやってきたり、記憶にない恋人との失恋だったり、覆面をかぶって別人になったり、レプリカではなく本物の象だったり・・・そんな不思議な9編が収録。短いページで不思議なことが当たり前の世界観と、その世界観で起こるちょっとした物語を楽しめる。次はどんな日常なのか?どんな現象が当たり前になっているのか?そして人々はその現象に対してどう向き合っているのか?と楽しめる1冊。

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    2012年11月13日
  • コロヨシ!!

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    三崎さんと言えば『となり町戦争』とか『鼓笛隊の来襲』などのように不思議な世界を描いて来ました。この『コロヨシ!!』の世界も現代のパラレルワールドと言えます。
    しかし今までの三崎さんが、そうした「不思議な世界」そのものを描く事を中心に置いていたように見えるのに対し、この『コロヨシ!!』ではあくまで「掃除」というスポーツを成立させるための背景。主体はスポコンドラマにあるようです。それも、あさのあつこさんのようにぐいぐいと書き込んでいます。
    スポコンドラマとしてなかなか面白いのです。
    天才肌のライバルが居て、気になる異性の後輩が居て、不思議なコーチが居て、登場人物も多彩です。不思議な世界を背景に置く

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    2016年07月23日