三崎亜記のレビュー一覧

  • ミサキア記のタダシガ記

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    エッセイは初めて読んだ。
    何故自分が三崎ワールドが好きなのか分かった。
    価値観がかなり共感できるんだよな〜。

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    2015年01月06日
  • ミサキア記のタダシガ記

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    当たり前と思っていた常識がゆらゆら揺らいでいく? 『ダ・ヴィンチ』『本の旅人』で4年にわたり連載されたエッセイをはじめ、Twitterより抜粋した「ツブヤ記」、書き下ろし企画「ケンブツ記」を収録。

    あれだけ奇想天外な小説を紡ぎだすのだからさぞかし…と期待して読み始めたエッセイだけど、そこに描かれていることは特に奇想天外でもなく、その点は期待外れだった。むしろべつやく れいさんのイラストの方が笑いを誘う。
    (C)

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    2014年02月08日
  • 廃墟建築士

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    廃墟を作る人たちの話。他。

    三崎さん全部買ってたと思いきや
    積んですらいなかった1冊。

    中編になるのかな。
    らしい世界だけれども
    それを把握して楽しめる頃に終わってしまう。

    人間じゃないものの人間らしさが
    素敵なところです。

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    2013年07月06日
  • 鼓笛隊の襲来

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    ひとつの話の中で明るい部分と暗い部分を両立しているというか、それぞれの話にグラデーションがあって、奇妙である。軽い気持ちで読める暗い話。笑

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    2013年04月14日
  • コロヨシ!!

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    他の作品と同じく独創性に優れた設定がすごい。掃除というスポーツの設定についていかないとなんだこれは・・・となってしまう。
    となり町戦争や失われた町よりさらに独創性が強く、とっつきにくいのでまあまあ面白いが☆3つ。

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    2013年04月10日
  • コロヨシ!!

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    掃除というスポーツに打ち込む話。

    三崎さんのいつもの非現実感とは違っていた。
    発想は悪くないのかもしれないけど
    ルールが小難しくて想像しづらい。

    スポーツ小説と言ってしまってよいのだか。。

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    2013年03月19日
  • となり町戦争

    購入済み

    映画と連動して見るといいかも


    映画を見た後、検索を書けたらこの本が売られていたので買って読む。
    映画ではスルーしていたことが本を読んで数倍感動、感激することが多いからだ。
    この映画は、本を読むことで何らかの新しい発見があるのではないかと期待した。

    結果だが、うーん、
    この本に関しては本を読んだからといって何らかの新しい発見はなかったように思う。
    もちろん、映画では、本と違う描かれかたをしている。
    一番異なるのは、終わり方。
    映画では二人は結ばれるが、本では結ばれない。
    どちらが言い終わり方なのかわからない。

    しかし、どうだろうな。
    私にしては珍しく、別に原作を読まなくてもいい映画だったと思う

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    2013年03月09日
  • 廃墟建築士

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    「廃墟建築士」は何かの比喩かと思って買って読んだけど、そのまんまだった。
    小さい映画とか深夜のアニメとかにしたらおもしろそう。
    文体や登場人物はあまり好きな方ではないが、ストーリーは良かった。
    お話の中に入っていく変な快感があった。
    著者のほかの本も読みたくなった。

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    2013年03月14日
  • 廃墟建築士

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    ネタバレ

    表題作が読みたくて手に取ったのですが、「廃墟建築士」はイマイチだった…
    ファンタジーのような設定なのに、とても日常に馴染んで現実的に書かれているのが不思議で面白い。
    読んでいるうちにあり得そ~と思ってしまう!
    非現実的なことが書かれているけれど、人間的な根本は同じだということを突きつけられる感じ
    うまく言えないのがもどかしい…
    三崎作品を読むたびに、うまい感想を書けない自分の語彙力の無さを実感します…

    2013/02/02-04

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    2013年02月10日
  • 鼓笛隊の襲来

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    ネタバレ

    9つの短編。現実の中の1箇所のみが非現実に置き換えられているという着想がおもしろい。しかし、あくまでも現実世界がメイン。ほんの一刹那に垣間見せる人の心の細やかな機微がハッとさせる。意外な設定の陰に隠れて見えにくくなっているがメッセージは奥深い。注意深く読まないと見落としてしまう朧さ。そこがまたイイ。

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    2013年04月23日
  • コロヨシ!!

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    ネタバレ

    架空の競技「掃除」をめぐるお話。
    設定が面白いんだけど、エピソード過多で世界観にのめり込めず、長く感じた。
    この世界にハマれば楽しかったんだろうなー。
    途中で読むのに飽きて、中断してしまったのもハマらなかった要因かな。

    うまく映像になれば面白いだろうなと思いました。
    実際にみてみたい!

    しゃべり方の特徴とか、いやらしくなく表現されてたのは読みやすくて頭のなかでキャラが立体的になり、よかった。

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    2013年01月04日
  • 廃墟建築士

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    大の大人が本気出して真顔で悪ふざけをしてるような作品。
    どんな物語だろうと思わせておいて、その実、物語ってはいない。
    世にも奇妙なアイディアでぐいぐい引っ張っていく短編群。

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    2012年12月02日
  • バスジャック

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    再読3回目。
    短編集。ホラー、とは呼びたくないようなファンタジー。
    表題作が一番いい、かな。結末は予測可能な範囲だったけど、丁寧な書き方が好きです。

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    2014年12月13日
  • 廃墟建築士

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    「廃墟を作る」という言葉に心ひかれて購入。

    物質的な建築だけに終わらず、時間をかけて「廃墟」にしていく過程を大切にする、そうして先人達が残した「廃墟」に想いを馳せる、そんな表題作でした。
    ただ、私個人の気持ちとしては、建築物は実際に利用されてこそ、と思うので、住みもせずに作られた廃墟など偽物!とか思ってしまうけれど。

    この短編集に限らず、この人の作品は「もしもネタ」が多い。
    「もしも、そういう常識(読者にとっては非常識)がまかり通ってる世界だったら」というアレだ。

    理屈をこねくりまわすのに飽きた時に、ちょうどいい本かも。

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    2012年11月17日
  • 鼓笛隊の襲来

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    三崎さんの持ち味「不思議なことが当たり前にある日常の話」が詰まった短編集。台風のように鼓笛隊がやってきたり、記憶にない恋人との失恋だったり、覆面をかぶって別人になったり、レプリカではなく本物の象だったり・・・そんな不思議な9編が収録。短いページで不思議なことが当たり前の世界観と、その世界観で起こるちょっとした物語を楽しめる。次はどんな日常なのか?どんな現象が当たり前になっているのか?そして人々はその現象に対してどう向き合っているのか?と楽しめる1冊。

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    2012年11月13日
  • 鼓笛隊の襲来

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    少しずつ不思議で、少しずつずれている…。心温まるものから、ちょっとぞっとするものまで。最後の同じ夜空を見上げて、が悲しいけど好きだな。

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    2012年07月28日
  • コロヨシ!!

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    三崎さんと言えば『となり町戦争』とか『鼓笛隊の来襲』などのように不思議な世界を描いて来ました。この『コロヨシ!!』の世界も現代のパラレルワールドと言えます。
    しかし今までの三崎さんが、そうした「不思議な世界」そのものを描く事を中心に置いていたように見えるのに対し、この『コロヨシ!!』ではあくまで「掃除」というスポーツを成立させるための背景。主体はスポコンドラマにあるようです。それも、あさのあつこさんのようにぐいぐいと書き込んでいます。
    スポコンドラマとしてなかなか面白いのです。
    天才肌のライバルが居て、気になる異性の後輩が居て、不思議なコーチが居て、登場人物も多彩です。不思議な世界を背景に置く

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    2016年07月23日
  • 失われた町

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    ある日突然、ひとつの町から住民たちが姿を消す。大切な人を失った人々が、何を思い、何をするのか。
    ありえない設定からどんなふうに話が展開していくのか、興味深く読み進んだのだけど、ありえなさすぎて途中でチョット疲れちゃった

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    2023年04月02日
  • となり町戦争

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    2011/01/19
    いま読んでる
    前から気になっていたが、文庫を見つけたので購入。ここ2ヶ月くらいノンフィクションばっかり読んでいたけど、当たりがあんまりなかったのでフィクションに食指が動く。

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    2024年06月07日
  • バスジャック

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    7つの短編。以前『となり町戦争』を読んで、不思議お話の展開に期待をしながら、こちらの本も読みすすめた。『送りの夏』がわたし的には一番印象深かった。死んでいった者への思いを断ち切るために、グループハウスで暮らす人達の不思議な生活を小学生の麻美を通して語る。ラストはとっても暖かい気持ちにさせてくれる。

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    2015年01月09日