三崎亜記のレビュー一覧

  • バスジャック

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    再読3回目。
    短編集。ホラー、とは呼びたくないようなファンタジー。
    表題作が一番いい、かな。結末は予測可能な範囲だったけど、丁寧な書き方が好きです。

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    2014年12月13日
  • 廃墟建築士

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    「廃墟を作る」という言葉に心ひかれて購入。

    物質的な建築だけに終わらず、時間をかけて「廃墟」にしていく過程を大切にする、そうして先人達が残した「廃墟」に想いを馳せる、そんな表題作でした。
    ただ、私個人の気持ちとしては、建築物は実際に利用されてこそ、と思うので、住みもせずに作られた廃墟など偽物!とか思ってしまうけれど。

    この短編集に限らず、この人の作品は「もしもネタ」が多い。
    「もしも、そういう常識(読者にとっては非常識)がまかり通ってる世界だったら」というアレだ。

    理屈をこねくりまわすのに飽きた時に、ちょうどいい本かも。

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    2012年11月17日
  • 鼓笛隊の襲来

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    三崎さんの持ち味「不思議なことが当たり前にある日常の話」が詰まった短編集。台風のように鼓笛隊がやってきたり、記憶にない恋人との失恋だったり、覆面をかぶって別人になったり、レプリカではなく本物の象だったり・・・そんな不思議な9編が収録。短いページで不思議なことが当たり前の世界観と、その世界観で起こるちょっとした物語を楽しめる。次はどんな日常なのか?どんな現象が当たり前になっているのか?そして人々はその現象に対してどう向き合っているのか?と楽しめる1冊。

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    2012年11月13日
  • コロヨシ!!

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    三崎さんと言えば『となり町戦争』とか『鼓笛隊の来襲』などのように不思議な世界を描いて来ました。この『コロヨシ!!』の世界も現代のパラレルワールドと言えます。
    しかし今までの三崎さんが、そうした「不思議な世界」そのものを描く事を中心に置いていたように見えるのに対し、この『コロヨシ!!』ではあくまで「掃除」というスポーツを成立させるための背景。主体はスポコンドラマにあるようです。それも、あさのあつこさんのようにぐいぐいと書き込んでいます。
    スポコンドラマとしてなかなか面白いのです。
    天才肌のライバルが居て、気になる異性の後輩が居て、不思議なコーチが居て、登場人物も多彩です。不思議な世界を背景に置く

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    2016年07月23日
  • 失われた町

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    ある日突然、ひとつの町から住民たちが姿を消す。大切な人を失った人々が、何を思い、何をするのか。
    ありえない設定からどんなふうに話が展開していくのか、興味深く読み進んだのだけど、ありえなさすぎて途中でチョット疲れちゃった

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    2023年04月02日
  • となり町戦争

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    2011/01/19
    いま読んでる
    前から気になっていたが、文庫を見つけたので購入。ここ2ヶ月くらいノンフィクションばっかり読んでいたけど、当たりがあんまりなかったのでフィクションに食指が動く。

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    2024年06月07日
  • バスジャック

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    7つの短編。以前『となり町戦争』を読んで、不思議お話の展開に期待をしながら、こちらの本も読みすすめた。『送りの夏』がわたし的には一番印象深かった。死んでいった者への思いを断ち切るために、グループハウスで暮らす人達の不思議な生活を小学生の麻美を通して語る。ラストはとっても暖かい気持ちにさせてくれる。

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    2015年01月09日