大竹文雄のレビュー一覧
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ネタバレ楠木 僕自身が人間観として大切だと思っていることは、人間は多面的で、一貫性がないものであるということです。選書でも触れたサマセット・モームの本から学んだことですが、あれだけ人間について洞察を重ねた作家が行き着いた結論が「首尾一貫した人はいない」。そして、その理由は「誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている」からだと言うのです。
出口 本当は愚かなのに、自尊心だけは強いですからね。
楠木 ええ、自己愛です。これは誰しもがそうですね。僕は、それを無視して人に一貫性を求めるのは無理があると思います。「声高に正論を言う人」が僕は大嫌いですね。そういう人ほど、すぐに自分を棚に上げる。
出口 大脳生 -
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ネタバレ公的年金制度が必要なのは、私的年金はレモン市場と同じだから=情報の非対称性があるため、加入したい人は長生きしそうと思っている人だけになる。
大学卒業を尊重するのはシグナリング理論によっている。
現代では、行動経済学や情報の経済学が主導している。
社会に役立ちたいと思っている人は経済学部を選ばない。
伝統的経済学では、幸せになる最適な手法を知っている事が前提。行動経済学は、知っていてもそれができない人間が前提。
トレードオフ、インセンティブ、内発的動機づけ、ネットワーク外部性などの要因による。
パレード最適は、分配の公平さは問わない。ロールズの基準は、最貧層の収入を基準とする。
人間には利他 -
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書店のビジネスコーナーで、最近やたら目立つ“行動経済学”馴染みのある大竹さん著書で勉強。結局よくわからない…。「経済主体の合理性の限界に関心を持つ…。経済理論からどのように逸脱するか研究…」美人投票…?昔からあるが…?少子化対策として外国人労働者に触れ「企業にとっては外国人労働者の導入は賃金コストを引き下げて人手不足を解消し…良いことばかり」いつの時代の話?今では韓国にも抜かれて、OECD加盟国でも下から数えた方が早くて、円安も加わり敬遠されてるのに。日本の労働者よ!立ち上がれ!唯一の教訓「迷ったときは変化を選ぶ」現状維持バイアスを断ち切り。
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コロナ禍終盤の2022年の本なので、コロナ絡みの章が半分程。どうしても興味が薄くなってしまったが、それだけ身近な話題に行動経済学をどう生かし得るか、という面では分かりやすくはあった。
リモート会議はブレストには向かないが、多くの案からベストの案を選ぶには適している、という実証研究の結果は、感覚とは合う。
最終章の神社仏閣に関する考察では、神社は地縁、仏閣は血縁を強化することを通じて、ソーシャル・キャピタルを高める点では共通だが、神社は居心地の良さがひとの流動性を低め経済に悪影響を与える面があることが観察されている一方、仏閣はひとへの信頼全般を高め、信用経済の拡大に貢献し得る、という違いがあ -
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