大竹文雄のレビュー一覧

  • 幼児教育の経済学

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    マクロ視点の話のため、思っていたの内容とは少し違った。具体的な各家庭でのお金のかけ方の話などはなし。

    公共政策に興味のある方には良いかと思います。

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    2022年01月24日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    リーダーの教養書

    ■教養がなければ「奴隷」
    ・人は自分の価値基準に照らして初めて、意見や考えが出てくる。
    ・自分が関わっている事象について、自分が自由に考えるための基盤は共用
    ・自分以外の誰かが決めた価値基準への充足を強制される状態は「不自由」
     自分の頭で考え、自分の言葉でものを言うことが「自由」
    ・教養があればあるほど、人間は快適かつ思い悩むことの少ない生活を送れる
    ・教養とは、自分の好きなものを学ぶことに尽きる。ワクワクする事

    ■リーダーとは
    ・労働条件とは「上司」
    ・教養がなければ人生を楽しめず、職場も部下も楽しく過ごせない

    ■経営判断とは「論理的な革新」
    ・物事を単純化して、要

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    2021年12月12日
  • 幼児教育の経済学

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    小さい子供ほど教育への投資をすることの重要性を科学的に証明したことでノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授の本。認知能力(定量化できるもの)だけでなく非認知能力(やる気や忍耐力など)も重要である。一親として何ができるか?というよりも、政府としてどこに選択と集中投資を行うべきかという教育に関するマクロな視点が得られる本。

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    2021年11月25日
  • 幼児教育の経済学

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    期待していただけに、がっかり感がある。

    幼児教育の重要性や非認知スキルの重要性はわかったがでは、どういった方法でというところが弱い。

    幼児教育の必要性が訴えられているのも、この考えに起因することが多いだろう。

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    2021年11月04日
  • 競争社会の歩き方 自分の「強み」を見つけるには

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    興味深いお話だった

    現代ではなかなか考えないようなことが多く書いてあり面白いお話だった。これからの社会をより楽しく生きるきっかけをくれた本

    #タメになる

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    2021年10月25日
  • 競争社会の歩き方 自分の「強み」を見つけるには

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    行動経済学の小ネタと社会問題への経済学的アプローチ。
    競争と協同は二律背反ではない。行為者,行為階層と時空間の違いを考慮する。競争や協同の言葉が表す内容が多岐にわたる。競争や協同は目標達成の手段。競争の仕方や協同の仕方というのはどこで学ぶのだろうか。こんな風に競争しなさいや協力しなさいなどと教えられることは少ないのでは。部活ではありうるか。協同の価値観が浸透しないのは明確なポジティブフィードバックが得られないから?公共の福祉みたいなものか。

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    2021年06月05日
  • 医療現場の行動経済学―すれ違う医者と患者

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    インフォームドコンセントとかシェアドディシジョンメイキングとか言われるけど、やはり医者の言い方次第という側面はあると思う。

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    2021年06月02日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    情報提供型ナッジ
    デフォルト設定型ナッジ
    ナッジの問題点=誘導されている感覚、支持されないナッジ。
    日本では、政府への信頼が低いことで、賛成されないナッジが多い。
    アメリカで人気があるナッジ=レストランでのカロリー表示
    タバコパッケージの画像、貯蓄プランへの自動加入。
    価値観と合わないナッジは反対される。女性の姓に変更する、など。肥満などに対する過剰なナッジも支持される。
    ハンガリーとデンマークはナッジ全般に好意的ではない。ハンガリーは公的機関への不信感から。デンマークは個人の自主性を重んじる伝統から。
    政治的に偏向していると感じるナッジは支持されない。

    原則的ナッジ支持国=アングロサクソン

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    2021年01月20日
  • 行動経済学の使い方

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    行動経済学におけるナッジの作り方が分かった。
    ただ、文と文の繋がりが分かりづらかったり、おかしなところで改行されていたりにて、文章としては読みにくかった。

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    2021年01月12日
  • 行動経済学の使い方

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    行動経済学2冊目。1冊目と同様、著者は大竹文雄氏。

    感想。行動経済学は偉大だ。ナッジの研究はとても大事だ。私は研究結果を知り、活用をする側で十分だと思った。以前読んだ本を思い出した。

    備忘録。
    ・従来の経済学では合理的経済人。行動経済学ではプロスペクト理論と呼ばれる考え方で、従来型の確率論がそのまま適用できない特徴あり。

    ・確実性効果。例えば100%もらえる3万円と、確率80%で貰える4万円は、所謂期待値で言うと後者の方が大きくなるが、確実な貰える前者を選ぶケースが多い。

    ・その他、損失回避、保有効果、現在バイアス(先延ばし)とかとか。


    ・ナッジ。行動経済学的手段を用いて、選択の自

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    2020年12月26日
  • 医療現場の行動経済学―すれ違う医者と患者

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    医師の意思決定や患者の行動を行動経済学の観点から考察するという内容。行動経済学の背景知識をもって読むと、応用のレベルが学生のレポートレベルであったように感じられた。質の高い議論や有用な洞察は見つけられなかった。行動経済学の有名な書籍を読む方が有益だと思います。

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    2020年11月14日
  • 医療現場の行動経済学―すれ違う医者と患者

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    全体的に学術的。堅い印象で読みごたえがある反面、さらりと読むには適さない。

    大腸がん検診の受診率向上に、「今年度、大腸がん検診を受診しなければ、来年度は便検査キットが送付されません」という損失フレームのメッセージが有効、というのがなるほどと思った。

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    2020年09月23日
  • 脳の中の経済学

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    <感想>
    経済的な意思決定をする際の脳活動について分析する「神経経済学」についての書籍。並行して読んでいた心理学の本で「感情はコントロールできない」ことを学んだばかりだったので、「本人の意思でコントロールできない脳の反応」の実験結果は腹落ちした。

    自分のモヤモヤが科学的に実証されているという事実はとても救われた気持ちになる。


    <アンダーライン>
    ・双曲割引による先延ばし(将来の報酬を現在の報酬より低く見積もる)
    ・指数割引の人は先延ばししない
    ・セロトニンのレベルが低いと目先の小さい報酬を選ぶ
    ・(ドーパミンの実験で)コメディーを見て笑って幸せになった人は、将来のことが考えられるようにな

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    2020年09月18日
  • 行動経済学の使い方

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    経済学として活かせるかと言われると、それはまた別の能力が必要な気がするけど、心理学としてはなるほどね〜と感じる事が書いてあると思います。

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    2020年09月10日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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     世界18か国でナッジを活用した政策をどのように考えるかについて調査を行ったもの。
     日本が慎重国であることに驚き。
     著者は、政府への信頼が低いことが原因ではないかと推測しているが、監修・解説の大竹文雄は、「日本人が外国人よりもナッジに強く反応する傾向があることを知っているからではないか」と推測している。

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    2020年08月22日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    行動経済学のナッジについて、どういう原則を守って使わなければならないかを述べた本。

    特に、日本は世界に比べてナッジを用いた政策に否定的なのは驚いた。

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    2020年08月08日
  • 幼児教育の経済学

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    ヘックマンの研究結果については他の非認知能力本で知っていたが、改めてそのエッセンスをおさらいできたのは良かった。
    ペリー就学前プロジェクト自体はヘックマンが実施したものではないこと、この研究でノーベル経済学賞を取ったわけではないことなど、勘違いしている部分もあり、正しく理解することができた。

    パートⅡの反論パートは、根拠がありなるほどと思うものから、説得力に欠けるものもあったが、ヘックマンの主張を批判的に考えるという意味では興味深かった。
    「小規模ではうまくいっても、大規模にすると効果が薄まる」
    という意見が気になった。
    おそらく、大規模にするにはリソースが圧倒的に不足する、ということだろう

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    2020年05月17日
  • リーダーの教養書

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    途中まで。


    ■教養の定義
    ・人が他者に強制されず、自分自身で作り上げていく独自の「価値基準」を持っているということです

    ・自由でない状態は奴隷の状態

    ・自らの選択肢を増やしてくれるもの
    ・ワクワクして楽しいもの

    知りたい、興味を持ったことを
    その時に調べてみる、詳しい人に聞く
    →岩盤に突き当たるまで徹底的に
    →その積み重ねで教養が身につく

    ■品があるの定義
    →欲望への速度が遅いこと
    →→即時即物的にではなく抽象度をあげて物事を理解しようとする姿勢
    →→マンションを買うまで、一年おきにどこがいいか家を転々としてから買った人の話

    抽象度が高ければ高いほど実は実用的
    →普遍的だから

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    2020年04月12日
  • 幼児教育の経済学

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    公共政策としての就学前教育の重要性と特に社会階層の低い家庭の子供達が就学前プログラムを受ける事で将来の年収等、長期に渡ってその効果が及ぶということを研究したジェームズ・へックマン氏の論文を一般向けにした内容とのこと。再分配ではなく事前分配こそ効果があり、その重要性を説いている。プログラムの具体的な内容にはあまり触れられていないので漠然としたイメージしか持てなかったけど、日本でつい昨年幼児教育の無償化が進められた理由が分かったような気がする。

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    2020年01月19日
  • 競争と公平感 市場経済の本当のメリット

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    参考文献は非常に多く、時間をかけて研究されたのだろう。データも多く使われ、説得力はある内容。
    だが、思い切った自論を展開するのではなく、今後の改善案的なものは平凡な気がした。
    団塊の世代のボリュームが選挙結果にも影響しているとのことだが、たしかに多数決の論理ではそうだろう。
    日本人には自分のことだけでなく、日本全体の今後のことを考えている人が多いことを願いたい。

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    2019年11月14日