大竹文雄のレビュー一覧
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全てがマーケティングだと感じた。
マーケティングとは少し距離のある分野と考えていた医療現場でも行動経済学でによって効果が変わることを改めて実感した。
例えばマーケティングのようなABテストを繰り返し、どのような表現をすれば人が大腸がんの定期検診に行くのかなど、その行動が変わることに驚いた。
そう考えるとモノを売るためのマーケティングと言うよりも健康を維持する予防医学としてのマーケティングに行動経済学を今後どんどん使った方が良いと言うように感じる。
行動経済学の分野は非常に興味があり好きなため書籍もたくさん読んでいる。
ただなかなか記憶が定着しないため、こういうようなパターンの場合、人はこ -
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とても社会心理学的な性格を持った内容なので
人の行動原理を臨床的に検証するのに有効なのではないかと感じる
大きなポイントは
☆☆メッセージにより選択は変わる☆☆
という点だ
例えば 「消費税を上げる必要がある」と書かれた本を読んでそれだけを信じてしまうような人はいる。多様な価値観の中で、どう行動すれば より良い選択行動なのかは自分の頭で考える訓練をしてからでないと盲目的で危険なヒューリスティックの渦に巻き込まれてしまいます とでも怖いです
キーワードは ナッジ
医療への活用もあって実用性が注目されているので読んでおきたいと思って お勉強
人間の行動パターンを理解するのに、心理学と -
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試し読み
Posted by ブクログ
大竹氏のこの手の本を読むのは、これで3冊目。さすがに内容は重複するものが多く、これまでのおさらいのつもりで読んだ。復習した主なポイントは以下のとおり。
・サンクコスト(埋没費用)を取り返すことにこだわると、合理的でない選択をしがち。過去にこだわらず将来について意思決定をすべき。
・人はマイナスによるショックの方がプラスのうれしさより、その度合いが大きい。だから、できるだけ「損失回避」をしようとする。
・先延ばししようとする「現在バイアス」に対する有効な対策は「コミットメント」
・レジ袋の有料化は「デフォルト設定(初期設定)」と「損失回避」の組み合わせ
・合理的な推論によらずに近道の直感を用いて -
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ネタバレリーダーの教養書
■教養がなければ「奴隷」
・人は自分の価値基準に照らして初めて、意見や考えが出てくる。
・自分が関わっている事象について、自分が自由に考えるための基盤は共用
・自分以外の誰かが決めた価値基準への充足を強制される状態は「不自由」
自分の頭で考え、自分の言葉でものを言うことが「自由」
・教養があればあるほど、人間は快適かつ思い悩むことの少ない生活を送れる
・教養とは、自分の好きなものを学ぶことに尽きる。ワクワクする事
■リーダーとは
・労働条件とは「上司」
・教養がなければ人生を楽しめず、職場も部下も楽しく過ごせない
■経営判断とは「論理的な革新」
・物事を単純化して、要 -
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情報提供型ナッジ
デフォルト設定型ナッジ
ナッジの問題点=誘導されている感覚、支持されないナッジ。
日本では、政府への信頼が低いことで、賛成されないナッジが多い。
アメリカで人気があるナッジ=レストランでのカロリー表示
タバコパッケージの画像、貯蓄プランへの自動加入。
価値観と合わないナッジは反対される。女性の姓に変更する、など。肥満などに対する過剰なナッジも支持される。
ハンガリーとデンマークはナッジ全般に好意的ではない。ハンガリーは公的機関への不信感から。デンマークは個人の自主性を重んじる伝統から。
政治的に偏向していると感じるナッジは支持されない。
原則的ナッジ支持国=アングロサクソン -
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行動経済学2冊目。1冊目と同様、著者は大竹文雄氏。
感想。行動経済学は偉大だ。ナッジの研究はとても大事だ。私は研究結果を知り、活用をする側で十分だと思った。以前読んだ本を思い出した。
備忘録。
・従来の経済学では合理的経済人。行動経済学ではプロスペクト理論と呼ばれる考え方で、従来型の確率論がそのまま適用できない特徴あり。
・確実性効果。例えば100%もらえる3万円と、確率80%で貰える4万円は、所謂期待値で言うと後者の方が大きくなるが、確実な貰える前者を選ぶケースが多い。
・その他、損失回避、保有効果、現在バイアス(先延ばし)とかとか。
・ナッジ。行動経済学的手段を用いて、選択の自 -
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<感想>
経済的な意思決定をする際の脳活動について分析する「神経経済学」についての書籍。並行して読んでいた心理学の本で「感情はコントロールできない」ことを学んだばかりだったので、「本人の意思でコントロールできない脳の反応」の実験結果は腹落ちした。
自分のモヤモヤが科学的に実証されているという事実はとても救われた気持ちになる。
<アンダーライン>
・双曲割引による先延ばし(将来の報酬を現在の報酬より低く見積もる)
・指数割引の人は先延ばししない
・セロトニンのレベルが低いと目先の小さい報酬を選ぶ
・(ドーパミンの実験で)コメディーを見て笑って幸せになった人は、将来のことが考えられるようにな