大竹文雄のレビュー一覧
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EBPMの基礎と実例を学ぶことができる。
基礎部分については丁寧に記載されておりよく理解できた。一方でデータ分析手法については概要レベルで書いてあるため、しっかり学びたい場合は別の本を参照した方が良いと思った。
事例の方も国内外様々な事例があり勉強になったが、文章のクオリティがイマイチで結構読みづらいため、なんとなくどんなことをやっているのかサラッと読むくらいにとどめた方が良いと思った。オムニバス本なので、しっかりとした日本語を書いてある章と、そうではない章のムラが激しい印象だった。
いずれにしても、EBPMを最初に学びたい方向けな本だと思った。 -
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Posted by ブクログ
思ってたよりずっと骨太な内容だった。
なぜ人が合理的な決断ができないのかを考える上で、患者のみならず医師側のバイアス、ヒューリスティックによる影響を受けることについては多く言われることですが、多くの臨床における例を挙げながらそれらについて考察を進めていく。
ケースはいずれも医療者であれば体験したことがあるであろう内容であった。
ただ、行動経済学だけでは意思決定における人間の姿の解像度が低いようにも思えました。
患者家族の決定について語っているところについては、合理性に影響するヒューリスティックに注目するより、家族が責任を感じるのはどのような状況か、についてむしろ個人的には興味を持ちました。なぜ -
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Posted by ブクログ
タイトルになぜか興味を持った。
そもそも「経済学」もよくわかっていないのに。
行動経済学が「分かっていてもできない」ことについての学問だとは、全く知らなかった。
これは楽しそう。
サンクコストは大体わかるけれど、「損失回避」の具体例や「現在バイアス」、「アンカリング」など、他にも様々な特性でボトルネックを引き起こされているようだ。
そこで、「自由に行動できるけれど、できればいい方を選びやすくさせてあげるよ」というナッジを組み込めば暮らしやすくなる。
紹介されている「コミットメント」や「デフォルト」は、他のビジネス書などで書かれている手法のもととなる考えだった。
ナッジ…とまではいかなく -
Posted by ブクログ
メモ用
怒りは不確実な事でも、より確実に生じるように感じ、周囲の事を自分で統制できるように感じる。未知の危険や恐ろしい危険を感じなくなる。その結果リスクのあるものを受け入れてるようになる。
※問題の責任が他人にあるように感じる傾向にあるように感じる。
利益傾向志向に落ち入る。
恐怖の感情
不確実性を大きく感じ、自分で統制している感覚が減少する。その為、リスクに対して、回避的な行動を取る。直感的な感情ではなく理論的意思決定を用いる傾向にある。
悲しみ
自分で統制する感覚を減らすうえ、利益志向的になり、短期的視野を持つようになる。他人を信頼しなくなり他者との協力も減ってしまう。 -
Posted by ブクログ
前作『医療現場の行動経済学』の続編として、様々な医療の現場での行動経済学の”実践”的な事例を示した一冊。2018年に出版された前作から今作への大きな変化といえば新型コロナウイルス感染症の猛威と、編者である大阪大学 大竹教授が政府の新型コロナウイルス感染症対策部会に行動経済学の専門家として招集された点であろう。行動経済学を用いた行動変容への期待が高まっているこのタイミングで、様々な領域での実践事例が紹介される意義は大きい。
前作でも様々な領域での実践事例が紹介されていたが、本書ではその領域の広がりを感じられる構成となっている。
例えば、40歳以上の国民に受診が義務付けられている特定健診の受診 -
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