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  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」
    3.5
    1巻2,750円 (税込)
    新型コロナウィルスの流行―― 政府の対応が国によって違う裏側には、 各国民の「ナッジへの反応度」が関係していた!? ・日本人の、政府の働きかけに対する反応は、やっぱり「特殊」!? ・アメリカ、イギリス、イタリア、フランス、ドイツ……各国民はどう考えているのか? ・中国と韓国がいつも「過剰に反応」しているように見える理由 各国民の深層心理が見える、全世界規模調査を大公開! --------------------- アメリカは活用に積極的。 デンマークは慎重派。 では、日本は……? 「ナッジ(Nudge)を用いることを検討している担当者、 そしてナッジに警戒心をもっている人々の必読書」 (大阪大学大学院経済学研究科 大竹文雄氏[解説]より) “使える経済学=ナッジ”を 大事なプレゼン、キャッチコピーづくり、 マーケティング、コンサルティングの現場で、 賢く役立てよう 「誰が、どのように働きかけたら、大勢の賛同を得られるか」がデータでわかる。 「ナッジ」の提唱者の一人が贈る、「ナッジ」活用の基本原則。 ---------------------

ユーザーレビュー

  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

    Posted by ブクログ

    他の評価はなかなか厳しいが、個人的には面白く読んだ。人を方向づける要素はいろいろあり、人に影響を及ぼしているが、それを善とするか悪とするかは人によって全く違うという。政治が国民に信頼されているかどうかによって、びっくりするほどに数値が違う。
    日本は方向づけられることを誘導と取る。思うに、そもそもの日本のシステムそのものが、申請主義的であるからではないか。要らぬものを押し付けられることを嫌う国民性、みたいなものがあるのではないか。

    0
    2022年09月18日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ナッジを政策に取り入れる上で、大衆の合意が必要であり、政策立案者と大衆のより良い話し合いで、ナッジの導入を検討する必要がある。
    日本は他国と比べ、ナッジの賛成率が低く、これは政府への信頼が低いとの推測にはなるほどと思った。
    大半の人はシステム2のナッジを選好をするのは意外だった。自分で考えて選択することに大きな意味があるのだろう。
    途中、理解できない部分もあったので、いつか読み直したい。

    0
    2020年07月26日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

    Posted by ブクログ

    教科書ではナッジの例として1-2ページで触れられるような点を1冊にまとめられている。
    類書とは全く違う視点を提供してくれるので5だが

    国際比較が主で、では実際に導入するときにどう設計したら良いのかにはあまり触れられていない。
    これ1冊ですべてが分かるわけではないので仕方がないのだが、データからもう少し理屈をまとめられるのではないかと思う。
    ので1点減点

    0
    2020年07月04日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

    Posted by ブクログ

    情報提供型ナッジ
    デフォルト設定型ナッジ
    ナッジの問題点=誘導されている感覚、支持されないナッジ。
    日本では、政府への信頼が低いことで、賛成されないナッジが多い。
    アメリカで人気があるナッジ=レストランでのカロリー表示
    タバコパッケージの画像、貯蓄プランへの自動加入。
    価値観と合わないナッジは反対される。女性の姓に変更する、など。肥満などに対する過剰なナッジも支持される。
    ハンガリーとデンマークはナッジ全般に好意的ではない。ハンガリーは公的機関への不信感から。デンマークは個人の自主性を重んじる伝統から。
    政治的に偏向していると感じるナッジは支持されない。

    原則的ナッジ支持国=アングロサクソン

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    2021年01月20日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

    Posted by ブクログ

     世界18か国でナッジを活用した政策をどのように考えるかについて調査を行ったもの。
     日本が慎重国であることに驚き。
     著者は、政府への信頼が低いことが原因ではないかと推測しているが、監修・解説の大竹文雄は、「日本人が外国人よりもナッジに強く反応する傾向があることを知っているからではないか」と推測している。

    0
    2020年08月22日

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