木下けい子のレビュー一覧
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連載チラッと読んだ時には、てっきり名波親子が戸高に食われる話かと思ってました…
木下センセのシリアス枠じゃなくて、ラブコメ枠の作品。就活に苦戦していた名波が、大学教授の父親に巷でも活躍中の準教授、戸高のアシスタントという職を紹介されて、面接に挑むのですが。
戸高がドSとありますが、どっちかというと傲慢ツンデレに感じました。でも、全然イヤな性格じゃなくて、デキるゆえに世話が焼けるタイプ。G事件では笑わせてもらいました。すごい親近感。
賢すぎるので遠巻きにされちゃう戸高に対して、肩肘張らずごく普通に接してくる名波のことを憎からず思っているはずなのに、まったく態度に出ないところが残念で面白い男です。
一方の名波は、平凡でとりえのない自分をどうしてアシスタントにしたのか悶々としたり、ひょっとして父親に気があるのかと勘ぐったり、ズレたこと考えていて、ぐるぐるしちゃいます。
そのくせ父親から戸高が誉めていると聞かされて、気になってしまったり。どんなにキツイ態度とられてもくじけることなくアシスタントの仕事をして、身の回りの世話を焼いて、果ては弁当まで作ってる名波って…
はっきり言って「嫁」です。裏テーマは嫁入りに違いない。お見合いで、亭主関白なオレサマ男に嫁がされたヒロインの細腕繁盛記みたいな。健気に尽くす嫁な名波ですが、実はそれほどヤワじゃなくて、たくましさもしっかり持ち合わせているところなど爽快です。Gをやっつける特技は、きっと戸高のハートを打ち抜いたに違いない。
描き下ろしは萌えまくり!あんなかわいい幼稚園児は反則技です。こたつも大爆笑!
スモップとアルゴリズム!!どっちもどっちで割れ鍋に綴じ蓋カップル認定。 -
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我慢していただけの陸朗ですが、とうとう攻めに入ります。
と言ってもほんの少しですが。
あれでいて保孝はかなりガードが固いのですね。
保孝なりに悩んで、陸朗を受け入れなかったらもう友達ではいられないと思うとどうしていいのか分からないのでしょう。
外で飲んで陸朗に電話して泣き言を言う彼の本音を陸朗はどう受け止めたのだろう。
しかし、「やっちゃったら長い友情終わっちゃうと思う」とか、あの泣き落としで一夜を過ごした後輩のイケメン君、いいところついてきます。
陸朗の家でチャーミーグリーンみたいな雰囲気でいい感じのところにしょうもない用事で電話してきたりと邪魔してくれる。
攻めに入った陸朗、ますますヤスに夢中です☆~ -
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親友から恋人へというのは延長線上にあるように見えて全く別物。双方が同じ気持ちならいいけど、この二人はそうじゃないから「友情」が重く圧し掛かる。陸郎の下心にビクつくヤスの心情は理解できる。でも「便秘」には吹いたwBLでは端折られるけど男同士の挿入にはカンチョーが必須だから逃げ言葉にはならないね(笑)ヤスの心を思いやり、自分の心を守るためにも引き気味だった陸郎が葉っぱにはたかれて決断する演出がイイ!この後陸郎がどう押していくのか、ヤスの心の変化はどんな経緯を辿るのか、すごく楽しみ♪当て馬の加藤も気になるー!
そういえば、ヤスのを○○○したあとの手のひら、陸郎が舐めるかと思った。だって、キラキラ星飛んでるよ?すごいご馳走だったに違いない!← -
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ネタバレヘタレで終わるのか・・・りくろー?と思っていたら!男っぽいぞりくろー!かっこいいぞりくろー!でも読んでて切ないわけで・・・。
恋をしてほしいりくろーと、恋は出来ないかもって言ってたやす・・・。河原で酔っ払ったやすが、俺がりくろうを好きになんなかったら友達でいるの終わっちゃうだろ、やすの答えがNOなのにずっと友達でいるのはりくろうがつらいだろって言って、それに対してのりくろうの切な答えがつらくて・・・。
でも、いいお友達で終わるとか知らぬ後輩に寝とられるとか思って、何かが吹っ切れたりくろうの顔はこわかったけどかっこよい!と思いました。
りくろうの伏目がすごく切なくてつらいけど、前向きになったりくろうをますます応援したくなりました。がんばれりくろう・・・! -
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「幾千の夜」に比べるとちょっと軽くて深刻さもほどほど。それにこの話まだぐるぐると続いていくんですね…
10年想い続ける陸郎でしたが、我慢して耐えてるだけじゃいけないと一念発起で積極的な攻になろうとしているのに拍手。男っぽくていいです、陸郎。
それに比べて危うい感じの保孝です。なんか、流されっぽいし、後輩の加藤がスミに置けない!なかなか抜け目ない男です。カンもいいし。
友達以上を目指す陸郎と、そんな彼を友達として手離したくない保孝です。この攻防どうなるんでしょうか…?まあ、友情では終わらないという着地点はわかってるけど、それでも気になります。
そんな今回のストーリー展開なので、エロは残念ながら。 -
Posted by ブクログ
リーマンで同級生で10年愛。どストライクと言っていい話です。
親友のことが昔から密かに好きだった陸郎と、そんな彼のことを一番の親友だと信じている保孝。陸郎は保孝に「俺のこと友達だと思っているよな」と問われて、「一応それはそれでそう思っている」と答えます。
今の関係を壊したくないし、むしろそれ以上になりたいと思っている陸郎と、ちょっと流され系っぽい隙もありながら何のてらいもなく友情を見せる保孝。陸郎の保孝への気持は、彼女ができて結婚すると言われたら恐くなってしまうくらい真剣なのに、その彼が後輩の泣き落としに流されて寝てしまったと聞いてめちゃくちゃショックを受けてしまいます。
今まで我慢していたのは何だったのか?陸郎はだったら自分のものにするチャンスがあるんじゃないかと決意を固めるのですが。
雰囲気はそれほど重くなくてコミカル仕上げですが、描かれているテーマはシビアです。性愛と友情の境目で立ち往生している男同士の姿が、等身大でとてもリアル。
後輩の加藤くんといたしてしまっても、「ちょっとよかった」とさらっと言ってしまう保孝は、その行為自体に価値を認めていないようだし、重みも感じてなさそう。陸郎とかその後輩とかとちょっと感覚がずれてるのも危なっかしくて、放っておけないタイプです。
3人で鉢合わせした後、度々出てくる後輩の突っ込みが鋭くていいです。保孝より先に陸郎の想いにいち早く気付いていて、これからも二人に絡んできそう。
果たして保孝はこの先どんな風に陸郎の想いを受け止めていくのか、続きが非常に気になります。
だいたい、「好きだ」と告白するのが終盤のこの話、エロは皆無です。でも、その想いひとつ告げるまでの過程にたまらん気持ちにさせられて、エロどころかキスもなかったんじゃないかと気付くのが読み終わった後でした。それくらい、陸郎と保孝の心の揺れに揺さぶられて、引き付けられてしまった話です。
リーマンのオンとオフもしっかり描かれていて、読み応えあります。働く男がケータイ&メールを上手く恋のツールにしているところなんか、リアルでドキっとさせられました。