木下けい子のレビュー一覧
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ネタバレわりと評価の分かれる作品のようでしたが、私は結構好きでした。
表題の『オールトの雲』というのは、冥王星のずっと先、太陽系の果てにある彗星が生まれるところ。
『空には星がたくさん光っているからきれいだろ。真っ暗じゃないんだよ』
幼い頃、暗いところが怖くて夜が苦手だった流星に、アメリカ人の父親が教えてくれた。
それ以来、夜の星空は流星にとって、とても大切なものになった。
対する太陽は、その名の通り、暖かい家庭で家族の愛をたっぷり受けて成長した真っ直ぐな男の子。
離婚して母ひとり子ひとりで育ち、不器用で周りにうまく溶けこめない流星の孤独を明るく照らして暖めてくれる。
ふたりは流星が近所に越してきた5 -
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同級生モノ。長年お互いを想うあまり、核心の周りをぐるぐるぐるぐるジレジレジレジレと気遠くなるようなスローなリズムで刻んでいくお話です。大きな事件はありません。でも好きだな~・・・こういうの。作中に『年をとるごとに、たいした悪さをしているつもりはなくとも、呼吸をしているだけで薄汚れていくものはあるのに』という表現がでてきて、なんか胸がザクリとなりました。何もしなくても、生きてるだけでも、自分は薄汚れていくけど、心の奥にお守りみたいに大事にしている、何にも汚されない想いみたいなモノ、自分にもあるな~・・・と。実際使われている文脈のニュアンスとは少し違うんだけど。杉原さんの作品には時折心をかっさらわ
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ネタバレ最近のけい子さん作品(単行本が出たもの)の中ではピカイチに萌えたお話!!
なんだろう、久しぶりに攻めも可愛いと思った・・・!素直なんだか歪んでるんだかわからないけど変なとこ素直で実は構ってちゃんなように思ったなーこの攻めww「好き」とは言わないんだろうなあ。でもそこが可愛い。
ゆうき(受け)は意識なく戸高さん(攻め)を振りまわし、戸高さんは意図的にゆうきを振りまわしていると感じた!何この子たちかわいい!!軽く振りまわされてる戸高さん面白いw二人とも可愛くてちょっと意味がわからないよ・・・
「素直に認めてるじゃないか 公私混同だって」
ここ!!一番たまりませんでした!!そのあとのゆうきの一コ -
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連載チラッと読んだ時には、てっきり名波親子が戸高に食われる話かと思ってました…
木下センセのシリアス枠じゃなくて、ラブコメ枠の作品。就活に苦戦していた名波が、大学教授の父親に巷でも活躍中の準教授、戸高のアシスタントという職を紹介されて、面接に挑むのですが。
戸高がドSとありますが、どっちかというと傲慢ツンデレに感じました。でも、全然イヤな性格じゃなくて、デキるゆえに世話が焼けるタイプ。G事件では笑わせてもらいました。すごい親近感。
賢すぎるので遠巻きにされちゃう戸高に対して、肩肘張らずごく普通に接してくる名波のことを憎からず思っているはずなのに、まったく態度に出ないところが残念で面白い男です