稲盛和夫のレビュー一覧
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京セラの創設者、稲盛和夫さんが"心"について語った本。
仏教の精神がベースにあっての考え方だが、「人生は心のありようですべてが決まっていく。」とのこと。
・「利他の心」で生きることが大切。
・目の前に現れた状況がいかに過酷なものであっても、それに対して恨んだり、卑屈になったりせず、つねに前向きに対処していく。
・よいときも悪いときも感謝の思いで受け止める。
・その瞬間に「できる」と思えば実現できる。成功の秘訣は諦めないこと。
・リーダーにもっとも大切な資質は"心"=人格、人間性。人格とは「性格+哲学」。
・「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
・「運 -
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ネタバレ1,事業の意義、目的を明確にする。
自分の技術を世に問いたい、から、将来にわたって従業員と家族の生活を守ること、にある。
京セラの経営の理念「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」
従業員の幸福、が入っているか。
日本航空の理念にも入っている。いかなる業種でも全社員の幸福のために存在している。
中小企業こそ、大義名分が必要。
従業員のために必死でやっているという自負があるからこそ、従業員の無責任な態度を叱ることができる。
利益は、大義名分を果たすため。利益が目的ではない。
人生の意義も、家族のためという大義は必要。
国鉄が日本テレコム、道路公団とトヨ -
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稲盛さんだけでなく、中村天風さんや他の偉人のように、達観した人達の考え方にはどこか共通点がある。仏教がベースのため、おそらく日本人の心に1番しっくりくるのではないだろうか。稲盛さんの著書はいつもそうだが、本書もまた読むだけで心が洗われるような、高潔な説法を受けたような気分になれる。
以下本書より抜粋。
「私は人格とは『性格+哲学』という方程式で表せるものだと考えています。哲学とは噛み砕いて言えば、考え方のこと。生まれついた素質としての性格に加えて、どのような考え方を持って人生を歩いているかを加味しなければ、人を見抜くことはできないのです。」 -
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京セラ、KDDIを興し、JALを再生させた稲盛和夫氏の経営の原理原則をまとめた本。
12条にまとめられているが、経営者として必須なのは創造的な仕事であり、過去の否定であるとしている。
新しいことにつねに挑戦し、「楽観的に構想し、悲観的に計画をつくり、楽観的に実行する」ことが不可欠。
大組織を強くするのに必要なのはアメーバ経営であり、売上-経費=付加価値。付加価値÷総労働時間。
経費はめちゃくちゃ細かく書き出すことで、現場が改善行動を生み出し、創造的な仕事を有む動力としている。
また、経営とは、経営者が持てる全能力を傾け従業員が物心両面で幸福になれるよう最善を尽くすこと。企業は経営者の私心を離 -
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新任マネージャーの立場として、上位視点の考え方を知るために読んだ。
今まで経営哲学についてほとんど考えたことがなかったが、考えるきっかけになった。
稲森さんの経営哲学について表面的には理解できていると思うが、今の自分の知識や経験レベルでは、内容の背景や本質を理解できているかと言うと疑問。
今の自分に響いたことは、以下の内容。
・人は、後になって「こんなはずではなかった。私はもっと素晴らしい充実した人生を送りたかった」と嘆く。
・「素晴らしい会社にしていこう」と思うなら、生半可な考え方や哲学、思考でできるはずはありません。そういう高い目標に向かって進んでいこうと思うなら、高い次元の「経営哲学 -
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人間力を高める為のバイブル。
仕事においても、個人においても、まず成功する為には心の在り方がとても大切であると本書は教えてくれる。今まで稲盛さんの経営12カ条の音声を聴いたり書籍を読んできたがその集大成がまさにこの1冊である。
20年位前に経営者からの推薦で稲盛さんを知り、どハマりして勉強したのだが、余りにも真面目過ぎて一度距離を置いた経緯がある。それから紆余曲折いろいろ学ぶ中でまた此処に戻って来た。ビジネスや経営者の目線以前に人間1個人としての在り方がとても参考になる。人間としてどう生きるべきかの指南書となる。
605ページのボリュームがあり1回読むのに時間が掛かるが繰り返し読みたい1冊であ -
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ネタバレ京セラの創業者である稲盛和夫さんが、人生の目的について自身の経験を交えつつお話しされる内容です。
「真我」なる意識の核となる魂に到達するため、日々自身の心を磨き続けることが私達に与えられた使命と謳われています。
とりわけ私の目に留まった内容としては、利他の精神で生きていく上で利己の意識が強い人に出会ってしまった際の対処法です。
本書では、「悪しき心をもつ人が現れたらどうするか。もっともよい方法はかかわりをもたずに離れていくことです。つきあって疑問を抱くようなことがあれば、何か理由をつけて会わないようにしたり、害を及ぼそうとするのであればきっぱり関係を絶ち、いっさいつきあいをしないことです。」 -
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すごい良かった!とも無理無理!とも思う。
昭和(戦後?)経済発展に貢献した人ってなんというか、もう規格外なイメージがあるわ。海賊と呼ばれた男を思い出した。
会社員が各々経営者視点で仕事をする、本当にそうできたら、必ず会社は良くなっていくだろうというのは想像に難くなかった。現実には難しいだろうけどね。アメーバ経営とか、とにかくコスト削減とか、働く側にとってはきっちりし過ぎててめんどくさーってなりそうではあるけれど、それが会社を発展させていくって事なのかもね。
はったりで、できてないものをできます!って言ってなんとか間に合わせるとか・・・いやー、勤務時間を守れ!と厳しい現代でそんなことできるのかな -
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稲盛さんの書籍は他で何冊か読んでいましたが、やっとその原点とも言える京セラフィロソフィを読みました。他の本を読んでいたのでアメーバ経営の内容など知っていることもありましたが、改めて600ページほどのボリュームがある本書を通じて稲盛氏の経営哲学を深く幅広く知ることができ、満足しています。
この本を読む前は、本書のメイン読者層は中小企業でオーナー系の社長かなと思っていましたが、いまこのご時世に読むと、必ずしもそうではない、基本を忘れてしまった日本の大企業はもとより、ゆきすぎた株主資本主義が蔓延している米国企業も、こういう考え方に触れるべきと思いました。昨今ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が -
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新しい職場で働くにあたり読んだ本。幼少期から成功し続けた人なのだと思っていましたが、様々な苦労をされている人なのだと初めて知った。ご本人はもちろん素晴らしいのだが、1番すごいのは奥様ではないかと思った。自己犠牲も致し方なし、なのだがその自己には家族も含まれている。それが、家族への信頼であるのだろうけど、妻の立場で納得できる人はきっと少ないはず。少なくとも私には無理だな。きっと奥様も、稲盛さんと同じように家庭を守ること、専業主婦であることに対して、真摯に誠実に向き合い、世界一を目指す夫を支えていたのだろうな。奥様の話は殆ど出てこないのだが、本の中の働きぶりからつい想像してしまった。全然本の趣旨と