あらすじ
本来、人生とは素晴らしい希望に満ちているものです。(中略)未来に希望を抱き、明るく積極的に行動していくことが、仕事や人生をより良くする第一条件です。――本文より
京セラ創業から第二電電(現KDDI)の設立、そして、2010年の経営破綻からわずか2年で日本航空をスピード再生させた当代随一の経営者・稲盛和夫が、自ら一貫して実践し、社員一人ひとりに語り続けてきた、「自己成長を促し、真の充足をもたらす」唯一つの方法を示す。
「人間として正しいことを正しいままに貫くこと」「どんな境遇にあっても、ひたむきに人間を磨くこと」がもたらす素晴らしい未来を熱く語り、一度きりの人生を、真に実り豊かで輝かしいものにするための要諦を伝える。
これから就職を目指す人、社会に出る人から経営者まで、人生の目的に迷うとき、生き方に悩むとき、心が晴れないとき、支えになってくれる一冊!
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Posted by ブクログ
稲盛さんの考え方から、多くのことを学び、勇気づけられるような一冊でした。
毎日1フレーズ、覚えるまで読み込んで、日々の活力にしたいと思います!
Posted by ブクログ
考え方次第で人生•仕事を劇的に変わる。
著者は京セラ創立者の稲盛和夫さんで人生をいかに生きるか、【考え方】を説く内容でした。
特に印象に残ったのは自分に妥協せず真摯に生きること。
新しいことを成し遂げるチャレンジに対して努力を続けていくこと。
常に謙虚であり克己心を持つことが人格者の道であることです。
人として心の在り方を説明しているのですが、純粋に世の為人の為と考える人は、今の世の中少ないと思います。
自分だけ良ければいい、また成功したらなんでも上手くいく、という考え方に落とし穴があります。
謙虚に生き、慎しさをもつ人間が一番輝かしい生き方をしているとこの本を通じて感じました。
私もこの本を読み、一つずつ実践していき、考え方を学んでいきたいと思います。
Posted by ブクログ
ロマンティスト、できると信じる、信念を持つ、一所懸命、努力を惜しまない、誠実、不屈、挫折にへこたれない、いいことも悪いこともすべて試練、感謝、足るを知る、反省、謙虚、人格を高める、利他
Posted by ブクログ
「世のため人のために積極的に尽くす」とあります。
稲盛さんが大事にされている貢献したい気持ちがあったからこそ、会社が大きくなっていったことがわかりやすく書かれています。
私も出身の宮城に貢献したいという想いから、「ふるさとグルメてらす」や「ずんだらぼ」の事業を立ち上げました。
チームビルディングを通して出会った多くの仲間がその想いに賛同してビジネスが成長しています。
会社の代表として仲間やお客様、取引先の方に喜ばれる仕事をすることの大切さはこの本を通して学びました。
私も稲盛さんのように一人でも多くの人に貢献できる経営者であります。
仕事だけでなく、日常生活でも活かせる一冊です。
Posted by ブクログ
「考え方」随分とストレートなタイトルです。稲盛和夫さんの本は「生き方」に次いで2つ目です。
努力、誠実、人のために。子どもの頃から教えられている、人として当然な考え方です。しかし、この当然な考え方は、わかっていても実践する事はなかなか難しいものです。それを見事に実践し続けて、成功に至ったお方。私的にはそんな印象です。
この本はなんと言ってもわかりやすい。ストンと腑に落ちる。心に響く。そんな本です。
経営者の本というと難しい事が書かれてるのかな、と敬遠していましたが、全くそんなことはありません。
当たり前だけど忘れてしまいそうな事、それを改めて考えさせてくれるような本です。
Posted by ブクログ
この本を読むたびに素晴らしい考え方に触れることができて、日常を穏やかに過ごすことができた!
人間はすぐ忘れてしまう生き物だけど、この考え方を思い出して意識することができれば、人生きっと好転する!と思えた一冊でした(^^)
Posted by ブクログ
※1.人生・仕事の結果「考え方×熱量×能力」
考え方は、その人の「思想・哲学・理念・信念」を指す。
※2.「人格」:生まれ持った「性格」+ 人生で身につけた「哲学」
気付き
・才能を使うのは己の「心」であり、「才に溺れる」人は必ず失敗する
→人間として正しい考え方をもち「心を高める」事に努めることが重要である。
・熱量があって、能力があっても「考え方」が間違っていると結果が出ない。
→「プラスの考え方」は、倫理観そのものであり、正義、努力、謙虚、正直、博愛などである。自分の人生を素晴らしいものにしたいなら、人生で直面する事に対してプラスの考え方で行動する事が重要。
・誰しも生まれ持った「性格」が完全なわけではないから、後天的に素晴らしい「哲学」を身につけ、「人格」を高める必要がある。
TODO
・人格を磨くため、読書を通じ、様々な人の「在り方(哲学)」を学んでいくべし
・能力は仕事の中で磨き、熱量は日々の努力で補い、「プラスの考え方」で物事に取り組んでいくべし
・「正しいこと」を積み重ねよう。必ず結果はついてくる。
Posted by ブクログ
2回繰り返し読んでみましたが、やはり良い本だとおもいます。人生における考え方をあらためて見つめなおすことができる1冊だと思います。
ただ、個人的に稲盛さんはまだ恵まれているほうだし、経営者の立場なので、周りに目を向けることができるかもしれないが、自分のことで精一杯で周りに目を向ける余裕がないときだと綺麗事に聞こえるかもしれない。
Posted by ブクログ
良書 仕事をするにあたっての根本となる考え方を稲盛氏がわかりやすく丁寧に書いたものです。
技術や、能力はもちろん大事なものですが、その根幹にある、考え方や、熱意について、人生に大きな影響を与える大切なものであることを諭しています。
中国での稲盛氏ブームのことも聞いていましたが、このことが躍進の一旦になっているのかもしれません。
前に進めず、ご苦労なさっている方は、視点の変更を含めて、是非、ご一読をお勧めします。
構成は11章に分かれています。
序章 すばらしい人生をもたらす羅針盤
1 大きな志を持つこと
2 常に前向きであること
3 努力を惜しまないこと
4 誠実であること
5 相違を凝らすこと
6 挫折にへこたれないこと
7 心が純粋であること
8 謙虚であること
9 世のため、人のために、行動すること
終章 善き思いに満ちていること
Posted by ブクログ
今の時代は厳しいことをいうと誰もついてこない。
優しく優しくしていくことが関係構築には大事だと思う。
しかし、いつの時代でもこの稲盛和夫の考え方っていうのは人々の根本として大事なものでそれは変わらないものであると確信している。だから、人に求めず自分にはしっかり求めるがいるのかな。
真面目に一生懸命に打ち込む
感謝の心を持つ
謙虚なこころ
誠実である
世のため人のために行動する
なんだか、信頼できる人っていうのはよい考え方をもっている人なんだと思った。
Posted by ブクログ
考え方一つで人生は変わる。稲盛和夫はそう言い切った。どんな境遇もまず心のあり方が土台になる。能力や才能より物事への姿勢が結果を決める。現状に不満を言う前に自分の心を磨けと説い内省する人は苦難さえ糧にできる。結果とは天から降る点数ではない。心の火の燃え方がそのまま現実を変えていく。だから今日の思い方が明日の世界をつくるのである。
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生きていく上で大切にすべきものを学べます。
稲盛さんの本を3冊ほど読み続けていますが、仏教的な視点が多いです。
そのため日本人としての考えにとても親しみやすいと感じます。
いつの年代の人が読んでも必ず学びとなる1冊だと思います。
Posted by ブクログ
仕事の成功だけでなく、幸せな人生を歩むために大事な考え方について考えさせられる本。
成功しても傲慢にならない謙虚さを持つことや、ひたむきに努力を重ねることなど、人格者になるためのヒントが得られ、そうなるために努力をしていこうと感じました!
Posted by ブクログ
共感できる部分が多く、多くの人が読んだら良いなと思えた本だった。
人生とは、
考え方 × 努力 × 才能
であるとのことだ。
この中で考え方は最も大事であり、力の方向性を決めるものである。そして、その考えの基本にするべきは道徳だと提案してくれる。
測定可能な才能が重宝される現代において、徳の基本となる道徳に再注目してもよいのではないかと提言しているように感じた。
経験などを基にその大切さを語ってくれている。そのことからすんなりと頭に入ってくる。
道徳を大切にしながら生きていきたいと思わせてもらった。
Posted by ブクログ
「生き方」よりもこっちの本のほうが好きだった。
失敗もたくさん書かれていたし、親近感がわいたからかな?
著者は大学卒業、新卒入社の会社までは、決して人よりも優れている人生ではなかったしね。
それでも成功した人だからこそ、勇気をもらえる。
本書を読んで、一番大切なのは「自分で生き方を決める」&「人を大切に」かな?と思った。
仕事大好き人間で、仕事に邁進しているけど、家庭環境も良かったようで、仕事と家庭は両立できるんだな〜、と笑
仕事に時間を使いすぎてパートナーに怒られている人は参考にしてみるといいかもしれない。
Posted by ブクログ
新しい職場で働くにあたり読んだ本。幼少期から成功し続けた人なのだと思っていましたが、様々な苦労をされている人なのだと初めて知った。ご本人はもちろん素晴らしいのだが、1番すごいのは奥様ではないかと思った。自己犠牲も致し方なし、なのだがその自己には家族も含まれている。それが、家族への信頼であるのだろうけど、妻の立場で納得できる人はきっと少ないはず。少なくとも私には無理だな。きっと奥様も、稲盛さんと同じように家庭を守ること、専業主婦であることに対して、真摯に誠実に向き合い、世界一を目指す夫を支えていたのだろうな。奥様の話は殆ど出てこないのだが、本の中の働きぶりからつい想像してしまった。全然本の趣旨とは関係ない所にいたく神妙な気持ちになりました。
Posted by ブクログ
利己的ではなく利他的に生きることで、本来人間が持っている人の役に立ちたいという感情に気づくことができる。また、どんな失敗であってもポジティブに、これは自分が成長するためだと認識することで失敗への捉え方が変わった。考え方だけでこうも人生が良く見えるなんて、この本に出会ってよかった。しかし、少し仕事が全てのような考えがみられ、現代社会と若干ギャプを感じた。
Posted by ブクログ
考え方がどれだけ大事か。
考え方次第でもって産まれた才能も熱意も毒にも薬にもなるって事。
だが、正しい考え方を持つ為には修行が必要。
何故なら人は楽な方向に流れ易い。
だから、考え方は私の解釈では、修行を繰り返し正しく鍛錬された信念の様なものだと思った。
稲盛さんも相当仕事を通じて思い悩み、修行を繰り返して本に書いてる様な悟りの境地に辿り着いたんだと思う。
時々読み返しては心を見つめ直したい。
Posted by ブクログ
道徳のような本との印象。
何か機会が訪れたときに少しでも難しい、出来ないとか躊躇しては成し遂げられないと。無限の可能性を信じて生きろとのことに共感。むしろ信じて生きているから機会を機会と認識出来るんだろうなと思う。
幼少期は思いっきり自然で遊んだとか何か遊びの工夫から色々学んだだろうなと思った。
Posted by ブクログ
印象に残ったワード
©知足 足るを知る。欲張らない
©三毒 怒り 欲望 愚痴
©利他 人の為に成す。見返りを求めない。
やっぱり真面目に誠実であり、人を蔑まないことは大切。自分を顧みる一冊にグット!!