あらすじ
全社員の心に火をつけ、最強組織をつくる! 日本企業の最大課題に、独自の人間観からずばり答える経営指南書。人を磨き、リーダーを育て、活力ある社風をつくり、社員のやる気を引き出すにはどうすればよいか。
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Posted by ブクログ
共に命をかけて再建を、という同志をつくれ
現場にトップの姿なくして社風はつくれない
地道な努力を積み重ねる
人は報酬では動かない、心で動く
夢を語り率先垂範
社員への迎合はダメ
社員の幸福を増すように労働環境を改善せよ
場を与えて鍛える
トップが幹部を大事にすることから始めよ
リーダーの役割の10ヵ条
・事業の目的・意義を明確にし、部下に指示を出すこと
・具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画を立てる
・強烈な願望を心に抱き続ける
・誰にも負けない努力をする
・強い意志を持つ
・立派な人格を持つ
・部下に愛情を持って接する
・部下をモチベートし続ける
・常に創造的でなければならない
稲盛さんの本はいつも、吸い込まれるように読み進めてしまう。
仕事でうまくいかない時、行き詰まった時には稲盛和夫さんの書籍を手にしよう。
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率先垂範!リーダーとは誰よりも必死になり、誰よりも未来を語り、誰よりも努力しないといけない。
当たり前かもしれないが、その当たり前を強く行動し続けることが大切。心のバイブル。
特に10箇条はノートにメモし、常に見ることにしよう。
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稲盛和夫は京セラの創設者にして、名経営者。主催する経営塾「盛和塾」での実際の問答を編集して本にしたもの。
「盛和塾」自体がほぼオーナー経営者を集めた経営塾のようであり、参加者の、あるいは、質問者の必死さが普通ではなく、それに対して答える稲盛和夫の知見や経験がまたなかなかすごい。
こういう経営書って、そんなに好きではないので、あまり読まないのだけれども、この本には、また、稲盛和夫という経営者には、なかなか惹かれた。
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中小零細企業の経営者の悩みに、稲盛さん自身の経験からくる説得力あるアドバイスで答える。語り調の文体で理解しやすく、頭の中にスッと入ってくる。京セラ創業時に経験した苦悶、成長期に感じたリーダーのあるべき像、いかに人を成長させ生かすか、全てはリーダーの自己犠牲精神から発露する、などなど、稲盛さんの半生を疑似体験した。中小零細企業の経営者の悩みはとても身近なテーマで、経営者ではない自分の悩みと共通する部分が多く、自己投影しやすい。根底には愛がある、と感じた。
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リーダーは常に何か新しいものを求め、常にクリエイティブなものを集団に導入していかなければ、その集団の進歩発展をさせることができません。。
これが、私的にはKeyメッセージかな。
世襲中小企業オーナー向けの熱いメッセージが詰まっている内容。盛和塾に参加しているメンバー故、決して二代目、三代目という感じだからという感じもなく、色んな面で参考になる。
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稲盛和夫が盛和塾で行っていた経営者とのやり取りがQ&A形式にまとめられた一冊。
特に気になった内容は以下の通り。
・経営者は誰にも負けない努力をする。しかし、同じ
自己犠牲を社員に求めず、経営者の人望で自発的な
協力が得られるように自身の人格を磨く
・経営者は現場に精通し社員に直接指導する。現場を知
った上でドンドン追及する。ドンドン追及すると人間
関係がささくれ立ってくる。そこで経営理念が必要に
なってくる。経営理念を通して、社会に貢献する事、
従業員の待遇を良くしていくためには利益の確保が
欠かせない事を理解してもらう。
私は今、経営者でも何でもないが経営者の考えを理解して仕事をしたいと思い、この本を手に取りました。
経営者の悩みを知り、また、稲盛和夫がどのようにその悩みを解決していくかを読み解いていく事で、少しは経営者の考えが理解できたのではないかと思います。
これから管理職になる方にもオススメの一冊
Posted by ブクログ
・経営の問題の質疑応答集ですが、経営者関係なく人として大事にすべきことが書かれてます。
・尊敬されるリーダーになるために自分を磨き、人格を高めるます。
・明確なビジョン、目標を示し、誰にも負けない努力をして、尊敬されるリーダーになります。
Posted by ブクログ
初めて稲盛和夫さんの本を読みました。
色々な方が読んでいる理由がわかりました、私心を捨てて従業員の物心両面の幸福を考える。とても勉強になりました。
他の稲盛さんの本も読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
「誰にも負けない努力をする」
それは社員に対してではなく、あくまで経営者のみなさんに言ってるのです。または役員や部長、いわゆる企業の中のプロといわれるような人に対してのもです。
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「盛和塾」の塾生(だいたいは社長さん)から発せられた質問に、稲盛さんが答えているところを見られます。
これ、自分だったらどうしたらいいかな、と悩みます。でも、塾長からの答えは明確です。ほんとにスゴイのヒトコトです。
こんなに明確に答えてくれるなら、塾生がどんどん広がってくるのも当然のことだと納得させられます。
人のうえに立つと、悩み、孤独を感じる分、ずばっと本質を言い切ってくれる存在を求めたくなります。
それが雲の上、当代随一の経営者からのものであればなおさらありがたく、素直に受け止められるのかもしれません。
それが目上とか目下とか関係なく、本質を素直に受け入れられる人でありたいと感じます。自省をこめて。
Posted by ブクログ
稲森さんの経営問答シリーズの一冊。名著。
<メモ>
・人間は感情の動物であるため、経営者は素晴らしい心理学者でなければならない。働く人の気持ちがどう揺れ動くか読めないと経営者に入らない。
・利は現場にある。現場で利益を出せるようにしていかなくてはならない。
・管理の穴をついて、実情を想像し、指摘する。追求する。トップ自身が現場をよくわかっていないとだめ。
・夢は成長の推進力。仕事の意義を説き続ける。
・人は報酬では動かない。心で動く。高い目標を掲げ、様々な困難を乗り越える中でこそ喜びややりがいを感じる。将来に向けて大きな夢を描き、仕事の意義を明確にし従業員の心に火をつける。これこそがリーダーに与えられた役割。
・小さな組織でもリーダーは自部門を守らなければならない。自ら事業計画をたて、その達成に向けて必死に努力するようになる。リーダーに権限を委譲して任せっぱなしにしないこと。厳しく指導しながらも深い愛情を持って部下に接し、リーダーとしての成長を見守る。活躍の場を与えることで経営者意識を持つ幹部を育てる。リーダーの人間的成長を促す。
・任せると言って任せっぱなしにするのは下の下。任せたといい経営責任を担ってもらい、その結果を厳しく追求することが必要。部門の経営責任を担ってもらう前提として、トップと同じ価値観、判断基準を共有していなければならない。
・企業のトップとナンバーツーの差は外見的にあまりないように見えるが、責任のはば、重さたるや雲泥の差がある。
・利益を出していくには売れる値段で売るのではなく、自分でこうあるべきと考えた値段で売らなければならないはず。値決めは経営であるということ。社長や第一線に立つものは自分の能力を100%企業に注入できて初めて社長でありトップ。
・会社をまとめていくためにはあなたが社員の人たちをモチベートしていくことが必要。この会社をどういう方向へ持っていきたいというビジョンを明確に作らなければならない。みんなに参画してもらうので爆、経営者自身が作るビジョン。具体的な計画については皆を巻き込む。
・リーダーの役割10か条
1事業の目的・意義を明確にし、部下に指し示すこと
社会的な意義が伴う目的の方が人は力を発揮する。
2具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画を立てる。あらゆる機会で皆へ伝えていく
3強烈な願望を心に抱き続ける。強い願望を従業員と共有することで目標を達成できる
4誰にも負けない努力をする。人間はもし成功を願うならば、それ相応の自己犠牲をしなければならない。
5強い意志を持つ。強固な意志を持ったリーダーでないとその集団は不幸になってしまう。
6立派な人格を持つ。ベーシックな倫理観を堅持すること
7どんな困難に遭遇しようとも決して諦めない。
8部下に愛情を持って接する。優しさと厳しさで接する。
9部下をモチベートし続ける。
10常に創造的でなければならない。深く考え抜いた苦しみの中から創造は生まれ出るもの
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【読書その40】京セラの創始者であり、JALの再建に多大な貢献を行った稲盛和夫氏が「人を生かす」をテーマに自ら主催する「盛和塾」に所属する経営者に対して行った経営問答。稲盛氏のプロフェッショナルな姿勢にただ自分自身の修業不足を痛感。仕事ぶり云々だけではなく、自分としての人格を高めることにつも努めていきたい。
Posted by ブクログ
管理職として部下とどう接するか、仕事にどう向き合うかに悩んでいたので手にした。
コンパで酒のんで云々は時代錯誤とは感じつつ、それが効果的な人は未だにいるので胸にとどめておく。
京セラの「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」は綺麗事のように聞こえるが心に持っていきたいと感じた。
自分の仕事の社会的意義を改めて考え、仕事が嫌だな〜なんて考えずに充実した生活を送れるようになりたいものだ。
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京セラを大きくした秘訣が書いてある。現在の若者が抱いている経営のイメージとは程遠い、泥臭い経営が大切といった価値観に基づいた話で、経営以外でも子育てや教師等人の上に立つ人には絶対役に立つ。
ただ、昔からの会社なので今の価値観に合わないようなものもあるので、鵜呑みにすると言うよりは参考にする姿勢で見るのがいいと思う
Posted by ブクログ
経営者は人一倍努力する。現場に入り込み率先垂範をする。社員を大事にするから叱る。人格を高めよ。など耳の痛い話のオンパレード。はい、頑張らさせて頂きます。値付けは経営だ!儲けとは信者を作ること!という面白いワードをゲットしました。"
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久しぶりに稲盛さんの経営学を学ぶ。
リーダーの役割:
具体的な目標を掲げ,部下を巻き込みながら計画を立てる
強い意志を持つ
立派な人格を持つ
部下に愛情を持って接する
0から京セラをここまで大きくした稲盛さんの言葉だから説得力があるな。
Posted by ブクログ
自分は経営者ではないが、職場でまさに起きているような問題が書かれている。
それに対して、稲盛氏が一貫した哲学でもって答える本。
人を生かすには、誰にも出来ないくらいの努力が必要。
経営とは何か、身にしみる。
Posted by ブクログ
文書は、基本的に質疑応答形式で構成されており、比較的具体的な内容が多いのでスラスラと読めた。
特に人の上に立つ立場における精神論は、社長や経営者だけではなく、一プロジェクトのリーダーの立場にある人でも参考になる内容が多いと思う。
本末に載せられた10ヶ条は定期的に目を通したいです。