あらすじ
ミリオンセラー『生き方』の原点がここにある。
稲盛哲学の真髄、“門外不出の書”がついに公開!
京セラ、KDDIの創業、JALの再建と、
次々と世界的大企業を発展に導いてきた当代随一の経営者である著者が、
その人生哲学の真髄ともいうべき「京セラフィロソフィ」を、ついに一般向けに公開することになりました。
経営者からビジネスパーソン、教育者、学生、主婦の方まで、
あらゆる立場の人にとって、人生における指針、仕事における道標となる考え方が満載。
ぜひ人生の“座右の書”として、長くご愛読ください。
*目次より
●第1章 すばらしい人生をおくるために
きれいな心で願望を描く/一日一日をど真剣に生きる ほか
●第2章 経営のこころ
心をベースとして経営する/公明正大に利益を追求する ほか
●第3章 京セラでは一人一人が経営者
値決めは経営である/売上を極大に、経費を極小に ほか
●第4章 日々の仕事を進めるにあたって
現場主義に徹する/手の切れるような製品をつくる ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何度も読み返したくなる本。 経営者ではないですが、自分が経営者だとした時の行動をこれからしてゆきたいと感じた一冊でした。もう一度読み直します。
Posted by ブクログ
幸せの定義は人それぞれであるが、本書の哲学は今よりも幸せを感じるための一歩。
⚫︎マインドセット
無限の能力を信じる
できると信じなければ、人類に進歩はない。
自分を信じることが必要。
やれると思わなければ何も始まりません。
成功するまであきらめない。
獲物を追い続けられるだけの余裕が前提。
ex.人間なら水、企業なら利益
⚫︎目標をどこに置くかによって「考え方」は異なる。
ex.どの山に登りたいかで準備は異なる
成果=考え方×熱意×能力
⚫︎リーダーのあるべき姿は率先垂範
科学的な合理性と豊かな人間性のバランス。
魚を与えるのではなく、魚を捕る方法を教える。
大善と小善を履き違えてはいけない。
Posted by ブクログ
信奉する稲盛さんの考え方を記した名著。
日頃からの考え方、思いが大切。心を立派なものにすることが何よりも大事。
仕事はベストでなくパーフェクトを目指す。たとえ、できなくとも。
Posted by ブクログ
バイブルです。
いつもパラパラ好きなページを読み返してます。
今の豊かな日本はこう言った方々の考え方や仕事で出来てます。
我々はそれを甘んじて受けるだけではいけない。
稲盛さん、ありがとうございました。
Posted by ブクログ
はるか昔、大学を卒業したあと友人の男の子が京セラに技術者として採用され、
たまたま集まったときに
「うちの会社こーんなのあるんだよ」
と見せてくれたのが、生徒手帳のような「京セラフィロソフィ」でした。
「社員はみんな家族と思え」
という内容に、
「なにこれ〜校則みたい〜〜」とみんなで爆笑しました。
その後京セラはぐんぐん大きく成長しちゃいましたね。
あらためて読み返すと、その言葉の重さにびっくりします。
ほんとうに企業経営には「フィロソフィ=哲学」が欠かせないものなんだなあ、と実感しました。
真面目にやっている者を笑ってはいけません!
Posted by ブクログ
JALフィロソフィに触れる機会があり、ぜひオリジナルを読んでみたいと思って購入しました。
仕事で不平不満を言いそうになったら、
いや、毎日でも読み返したいくらい素晴らしい本です。
特に、稲盛さんの人生・仕事=考え方×情熱×能力のベースとなった、「袁了凡」の話が気になったので、ネットで検索しました。
人生観が変わるくらい、目からウロコです。
私も日々、善行に励もうと思います。
Posted by ブクログ
稲盛和夫さんが京セラをどのようにして大きくして行ったのか。それについて、心構えをどのように持つのかについて書かれています。社内で共有されている「京セラフィロソフィ」について、一つ一つその内容を紐解かれています。どのような経緯で、この言葉がフィロソフィに上がっているのか。非常に分かりやすい解説で、読みやすかったです。特に経営という観点から腑に落ちやすく、自身に取り入れることもできるものも多くあり為になります。
Posted by ブクログ
いい本に出会いました。京セラ名誉会長の稲森和夫氏の「京セラ・フィロソフィ(=哲学)」です。
この本の内容を端的に紹介すると、稲盛さんが京セラを「京都一・日本一・世界一の企業」にするにはどうしたらいいのか、苦悶と熟考のうえ結論を出した哲学である。
1959年の創業時、資本金300万円、従業員28名で始めた会社を当時、経営の経験のなかった稲盛さんが「どうしたら、正しい判断をし、会社を発展させることができるのだろう」と悩んだ末にたどり着いたのか「人間として何が正しいのか」を貫くことだった。
だれもが、子供のころ学校の先生から教えられるプリミティブ(=原始的な)な倫理観、「欲張るな」「騙してはいけない」「うそを言うな」「正直であれ」という普遍的な倫理観に基づいて、すべてのことを判断することにした。
それを稲盛さん風に経営哲学として、まとめたのが「京セラ・フィロソフィ」である。
まず、「経営者はそのもの自身、立派な考え方を持っていないといけない。そうでないと決して人をひきつけることはできない。したがって、立派な経営をするにあたっては、私自身(稲盛さん)の考え方・人生観・哲学というものをみがいていかないといけないのではないか」と結論付けた。
しかし、本来自由である思想・考え方というものを、「われわれはこういう考え方をしよう」といったものだから、従業員からは、当初たいへん反発を受けたとのことだ。特に大卒のインテリは。
稲盛さんは、大変悩んだ挙句「京セラ・フィロソフィ」に同調できない人に対しては「ほかの会社に行ってもらっても結構」というしかなかったそうだ。
そこで、この哲学の内容を2、3紹介しておく。
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式であるとのことだ。
つまり、いくら能力が優れていたって、熱意が低かったり、ネガティブな考え方を持っていると、結果は低くなるどころか、マイナスになるとのこと。
稲盛さんは、自身の経営塾である「盛和塾」でこういうそうだ。「誰にも負けない努力をしなさい。本当に「誰にも負けない努力をしなさい」」
つまり、人が寝ているときも、起きて頑張れということだ。
これは「モーレツ!だ、ブラックだ!」と言われるかもしれないが、ここまでやらないと部下はついてこないし、仕事の本質はわからない。つまり経営のことが分からない、というのだ。
この京セラ・フィロソフィ手帳は京セラの社員が全員携帯しているものだが、あまりにも評判がいいので、加筆して書籍化することになったのだ。そう、この本を読んだ方は、稲盛さんに、近づけることができるのだ。
最後に「京セラフィロソフィ手帳」では最初このようなことを掲げている。
「経営理念で高らかにうたわれているように、京セラでは全従業員の物心両面にわたる幸福と人類社会の進歩発展に貢献することを経営の目的としています。」
「私たちが目指す物心両面の幸福とは、経済的な安定や豊かさを求めていくとともに、仕事の場での自己実現を通して、生きがいや働きがいといった人間としての心の豊かさを求めていくものです」
「また、私たちは、常に技術を磨き、次々にすばらしい製品を世に送り出していくことによって、科学技術の進歩に貢献するとともに会社として利益を上げ続け、多くの税金を納めることになどを通じて、公共の福祉の増進に貢献していくのです」
「今後もこうした経営目的をはたしていくために、私たちは自らの力で、京セラをさらに発展させ続け、社員一人一人が安心して将来を託せる会社にしていかなければいけません。。。」
とある。ここまでは京セラ・フィロソフィの総論である。では具体的にどのように経営上の問題にあたっていくかの各論は各自、本書を購入して掴んでほしい。私はこの本の購入を決定しました。
Posted by ブクログ
京セラのフィロソフィに興味があって読んでみた。前に読んだ”生き方”をより細かく解説したような感じでなかなか興味深かった。基本は仏教の思想を元にしているが、ポイントで自らの解釈で決断してきている。内容的には重複しているところが多々見受けられるが、そこはとても伝えたいポイントだと感じた。リーダー論や経営に迷ったときに、一度は読んでおいたほうが良い1冊。
Posted by ブクログ
面白かった。
幾つか既に知っている物もあったが、改めて学ばせて貰った。
認識を新たにしたものを幾つか。
渦の中心になれ。
ベテランだから中心になる訳ではない、問題意識があるからそこに人が集まり、渦が出来る。
公私のけじめを大切にする。
役得は人を卑しくする、人間の欲には限りが無い。
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力。
考え方ぎマイナスだと全てマイナス。
能力や弁舌ではなく、考え方をもってリーダーを選ぶ。
小善は大悪に似たり。
社員を大事にするとは優しく接するということではなく、厳しく叱ってでもそだてなければならない。
能力を未来進行形でとらえる。
今出来ないことを出来ないと諦めず、その目標に対応できるようになるまで高める。
調和の感覚のない人間に不良や異常は発見出来ない。
整理整頓は調和の感覚、それに違和感を感じない人間には、何かがおかしいと気づけない。
Posted by ブクログ
2014年11月18日 『ビジネス書』と一言で表すにはもったいない理想的な生き方を説いた一冊!
同じ内容の事が繰り返し書いてあったものの、『さすが!』という部分が多々あり、とても感銘を受けました。とくに『成果の方程式』は納得せざるを得ませんでした。いつも鞄に入れておきたい一冊でした。!
Posted by ブクログ
[期日](2024.11.20・水)
[書名] 『京セラフィロソフィー』
[著者]稲盛和夫
[出版]サンマーク出版
[要旨]
・「日本型経営の教科書」
<京セラ>の門外不出
だった筈の
経営の神様の考え方
のエッセンス。
[感想]
・著者は帰依してるから、
どうしても仏教的考え方が
出てくる。
ワタシはお遍路巡礼を結願
したからわかるけど、
今の若い人に分かるかな?
・「経営のチーム戦略」
を
・大家族主義
・利他
という言葉で繰り返し説いている。
・難しい経営理論よりも
「売上最大化+原価最小化」
と言い切っているのが
分かりやすい。
・会社の内部留保を
いざと云う時の備えとしている
が、それが庶民レベルの
賃金の上昇を抑える要因に
なっている。
[総評]
◎叩き上げの経営者の
「日本型経営」
のノウハウ書。
Posted by ブクログ
人間力を高める為のバイブル。
仕事においても、個人においても、まず成功する為には心の在り方がとても大切であると本書は教えてくれる。今まで稲盛さんの経営12カ条の音声を聴いたり書籍を読んできたがその集大成がまさにこの1冊である。
20年位前に経営者からの推薦で稲盛さんを知り、どハマりして勉強したのだが、余りにも真面目過ぎて一度距離を置いた経緯がある。それから紆余曲折いろいろ学ぶ中でまた此処に戻って来た。ビジネスや経営者の目線以前に人間1個人としての在り方がとても参考になる。人間としてどう生きるべきかの指南書となる。
605ページのボリュームがあり1回読むのに時間が掛かるが繰り返し読みたい1冊である。
Posted by ブクログ
すごい良かった!とも無理無理!とも思う。
昭和(戦後?)経済発展に貢献した人ってなんというか、もう規格外なイメージがあるわ。海賊と呼ばれた男を思い出した。
会社員が各々経営者視点で仕事をする、本当にそうできたら、必ず会社は良くなっていくだろうというのは想像に難くなかった。現実には難しいだろうけどね。アメーバ経営とか、とにかくコスト削減とか、働く側にとってはきっちりし過ぎててめんどくさーってなりそうではあるけれど、それが会社を発展させていくって事なのかもね。
はったりで、できてないものをできます!って言ってなんとか間に合わせるとか・・・いやー、勤務時間を守れ!と厳しい現代でそんなことできるのかなぁ。
Posted by ブクログ
稲盛さんの書籍は他で何冊か読んでいましたが、やっとその原点とも言える京セラフィロソフィを読みました。他の本を読んでいたのでアメーバ経営の内容など知っていることもありましたが、改めて600ページほどのボリュームがある本書を通じて稲盛氏の経営哲学を深く幅広く知ることができ、満足しています。
この本を読む前は、本書のメイン読者層は中小企業でオーナー系の社長かなと思っていましたが、いまこのご時世に読むと、必ずしもそうではない、基本を忘れてしまった日本の大企業はもとより、ゆきすぎた株主資本主義が蔓延している米国企業も、こういう考え方に触れるべきと思いました。昨今ハーバード大学のマイケル・ポーター教授がCSV(Creating Shared Value)経営ということを言い始めていますが、稲盛さんから言わせれば、やっと気づいたのか、という感じではないでしょうか。経営は、究極的には戦略の巧拙で業績の差が出るのではなく、「考え方×熱意×能力」が重要で、特に経営者の考え方、どういう会社になりたいかという思いが一番大事ということで、外国人に対して日本的経営は何かと聞かれたら、この考え方を是非紹介したいと思います。
最後におこがましいですがフィロソフィーに一つだけケチをつけさせてもらうと、本書の内容は家族をかなり犠牲にする印象をうけることです。今のご時世、共働きで子供がいる家庭を想定すると、稲盛さんの書いていることを夫が実践したら、家庭不和が起こりあっという間に離婚になるところも多いでしょう。稲盛さんは本書の中で彼岸の智慧と此岸の知恵のバランスを両方取らなければ一流の人間ではないというようなことを述べられていますが、仕事と家庭のバランスも同様に重要です。本書でも大乗利他の話を何度も出されていますが、妻や子供をないがしろにした大乗利他は真の意味での精進ではないと思います。
Posted by ブクログ
しなやかなマインドセットの好例ではないか。
20年くらい前に、成功へのパッションを
読んで感銘を受けた記憶が蘇った。
当時も、人生の質=考え方×熱意×能力という考え方を素晴らしいと思った。
今にしてみれば、読み込みが浅かったことが、
考え方の部分。
ポジティブに考えることが大事、と受け取っていたが、さらに、すべてのことを自分を高めるためにある、と思えることが大事なのではないか。
そうすると、ストレスの大部分は、減るのではないか。
考え方については、非常によい。
一方で、熱意、すなわち、努力については、
やはり時代を感じざるを得ない。
睡眠を削ってでもやれ、
プライベートを捨ててでもやれ、
あるいは烈火の如く叱る、とか、
は、今の時代、パワハラだろうな。
ということで、参考にすべきは、吸収したい。
Posted by ブクログ
「動機善なりや、私心なかりしか」
この本で好きな言葉の一つです。
フィロソフィ=哲学です。人、会社のあり様、指針を示すものです。
稲盛さんのこれまでの、偽らない生き方に基づいた内容です。
本書は、もともと非公開の盛和塾という、稲盛さんの経営学を学ぶ、
全世界的な自主活動会であった、門外不出の書です。
今のこの世(2022年)でも、これからでも通用する日本的な経営指針、
生き方が記述されています。
Posted by ブクログ
日本の優れた経営者の一人として必ず名前が挙がる稲盛和夫さん。京セラを大企業にしたその経営哲学と人生哲学に触れる事が出来る本です。読んでいると判るのですが稲盛さんは仏教の教えからも大きな影響を受けた様です。仕事と宗教、全く別物と思いきや密接に関係しているんだと感じました。
Posted by ブクログ
稲盛さんの経営哲学の本質が凝縮されている感じ。
人生の豊かさは仕事に打ち込むことで生まれる
労働を通じてこそ真の人格が形成される
日々の創意工夫が地味な努力の積み重ねを支える
→成長
率先垂範
常に創造的な仕事(やり方)
明確な目標→自ら燃える
毎日の小さな「創意工夫」の積み重ねが偉大な技術開発へとつながっていく;自ら窮地に追い込んで苦しみながらも与えられた課題を解決するということで,1つ1つの経験が自信となって蓄積される。独創性というと難しく思えるが,毎日の創意工夫の積み重ねなのです。ちょっとした工夫や改善を連綿と続けていくことが,偉大な開発,偉大な技術へとつながっていく。
潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ:どんな課題であってもまず,「何としてもやり遂げたい」という思いを心に強烈に描く。
Posted by ブクログ
一言で言うと「全力で考えろ!」
己の人生を!
仕事を!!
そして会社を!!!
著者の人生と経験から、その思考のとっかかりになる事をまとめたのが本書である。
何を考えているかが人生を作る。
本書は経営者向けの側面もあるのだが、社会人として、人として生きていく為の思考の出発点をこの本から学ぶのだ。
Posted by ブクログ
最近MBAを修了した会社の同僚からの推薦図書として手に取った一冊。読書メモから一部を抜粋↓↓
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pp.32-33
◎会社はトップの器以上にならない
トップが持つ人生観・哲学・考え方が全てを決める
pp.178-
◎知識より体得を重視する
知っていることとできることは全く別物。
人から教わったり、本から得た知識よりも、自らの身体で得たもの(経験に裏打ちされたもの)を重視する。
p.528
◎従業員の採算意識(原価意識)を高める
経営者から口うるさく言っても逆効果、従業員が自ら採算意識を持って動く
この仕事に、自分に、原価はいくらかかっているか、それで採算は合うか?
Posted by ブクログ
稲森氏の京セラフィロソフィー。
企業として芯をもって成長を続けるにはどのようなものが必要なのか。学ぶべく読書。
メモ
・心を育てる。育てようとすること。
・物事を明るく善意に受け止める
・楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。
Posted by ブクログ
稲盛氏の哲学、教え、考え方の本。経営の方法に絶対的な正解などなく、彼の考えにも全て賛成すべきとは思わないが、実際に成功した人であるからにはそれなりの説得力はある。盛和塾の講義の本のほうが面白い。
Posted by ブクログ
京セラ、第二電電、JALと経営者として成功を続けてきた稲盛和夫氏の経営哲学・人生哲学のエッセンスが詰まった本。稲盛氏が、常に「人間として何が正しいのか」と、自分自身に問い、真摯に仕事や経営にあたり、人生を生きていく中から生まれてきた考え方が「京セラフィロソフィ」であり、本書は、その「京セラフィロソフィ」の内容をコンパクトにまとめ、京セラ職員に配布している『京セラフィロソフィ手帳』を、稲盛氏が一項目ずつ解説していくという形態になっている。
基本的に、ためになる話が書いてあるとは思うのだが、自分の感性に合わず、あまり納得できない内容も少なくなかった。ただ、実際、稲盛氏は経営者として大成功を収めているわけで、本書の内容に聞く耳を持ったほうがよいのかもという思いも拭いきれない。でもやはり、京セラフィロソフィの根幹ともいえる精神主義的な部分に、何か違和感を覚えてしまうというのが実際のところである。
Posted by ブクログ
経営指南書のみならず、人生の指南書として非常な良書だとは思うが、こういう類の本はもういいや…。サンマーク出版だし。
個々のフィロソフィはともかく、稲森和夫さんが京セラで功成り名を遂げた後、KDDI (当時の第二電電)を創業したのが 52才のときと知って驚いた。50才くらいでリタイアしたいなぁと思っている僕とは、志が違い過ぎるな…。
Posted by ブクログ
親から借り読破。
悪くない一冊だが、衝撃的なくらい冗長な一冊。
とにかく長く、同じ話、同じエピソードが
これでもかと言うくらいに繰り返される。
600ページも不要。もっとコンパクトにして欲しかった。
各項の最初の枠内の文章だけ読んでいくのがベターかもしれない。
第1章で「宇宙の意志」なるものが出てきたときに、
この本大丈夫かなと不安になったが、
述べられていることは至極まっとうな内容であった。
ただし冗長。
正直、第1章はさらっと読み飛ばし、
第2章以降をじっくり読むべきと感じた。
第2章以降は、仕事に直結する内容で、大変参考になる。
Posted by ブクログ
大半は「魂」「気構え」的な話で、“信者”でない自分には「ふーん」ってな感じで読んでいったんだけど、「第3章 京セラは一人一人が経営者」はさすが、の内容だった。4章もグッとくる内容が多い。「よく吉野家に行って牛丼の並を食べるわけです」って二つの意味で感心。一つは、どんなに偉くなってもコスパとかにこだわる点。そして、もう一つは、齢をとっても凄い経営者っていくつになっても肉を食うんだな(笑)、とあらためて感じた点。でも、やっぱ稲盛氏の本だと『実学』の方が好きかな。
Posted by ブクログ
京セラ 稲盛和夫さんの哲学書
こういう指針があると迷わなくていいよね社員は・・
経営者は血反吐を吐いて自己を律することが必要だけど
ドラッカーの言葉をかりれば「真摯なれ」ということなんだろう。で土俵際で相撲は取らず、土俵の真ん中で必死となり相撲をとる。
もちろん土俵の真ん中で取るためには、余力と準備が絶対に不可欠。女神には前髪しかない。
利他的行為と偽善の差は?
アガペーを会社の人間に注げるか?
う〜ん 自分って器量が狭い