【感想・ネタバレ】心。のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年04月08日

起: 人生の目的は”心を高める事”
利他、謙虚さ、感謝、一生懸命さ

承: 経営者やリーダーに必要な資質は”心”
人格がない人には周りはついていかず、説得力もない
人格を高めるには心を高める

転: 京セラ創業時、利己の心を持っていた時は、うまくいかなかった
愚痴や良くないことを考えていれば、周りも...続きを読む悪化していく

結: 人は心のありようで全てが決まる


⭐︎私が工場立て直しした時、経営について右も左もわからなかったけど、まずは働いてくれている従業員の幸せのためにを考えて行動した。
私の考えと部下の考えが同じベクトルを向くように、人の心をベースに幾度となく話し合った。
ブレない軸を持つことを心がけた。本書でも岩のようにじっとしていて揺るがない、重厚な人がリーダーに必要な資質と記載があり、自分のやってきた事に背中を押してもらったような前向きな気持ちになれた。

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Posted by ブクログ 2024年03月16日

「心がすべてを決めている」
JALの再建も「心の改革」が源。
「謙虚」と「利他」を在り方とすること。
本書を体現する生き様を刻みたいものです。

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Posted by ブクログ 2024年02月13日

大切なのは心の持ちよう
一時的な成功の裏には衰退が待っている。目先の利益にとらわれず、着実に物事を進めていこう

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Posted by ブクログ 2023年08月05日

自分の傲慢な心や他者への不誠実さを痛感する本。何度でも読み直したい。周りに目を向けて嫉妬や妬みから自分の成長を止めてしまう。とにかく一点見つめてコツコツと努力し続ける。人生の豊かさは心のあり方が決めている。心が浄化される本。

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Posted by ブクログ 2023年07月26日

才能X努力X情熱

どれかがゼロだと、他の2つがどんなに優れていてもゼロになる。

もしかすると、情熱をキープするのが、一番難しいしいかもなぁ。
才能は、持って生まれた物なので、考えても仕方ないかと。

YouTubeなとでお話しを聞くと、温厚な方のイメージだったけど、子供の頃はガキ大将だったし、若...続きを読むい頃は厳しい方だったみたいで、ちょっと驚きだった。
もっと驚いたのは、愚痴っぽかったこと。

人間は、心の持ち方を変えることができて、それで人生も変わるんだなぁ。


一番学んだことは、
人としてどうか?

とても難しいけど。

忘れてることもいっぱいあるなぁ。

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Posted by ブクログ 2023年06月13日

ついつい忘れてしまう、感謝の心、人のために取り組む心の大切さを改めて学ぶ
すぐにでも意識を変え、行動を変えていきたい。そしてまた忘れたら自分を律する

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Posted by ブクログ 2022年09月11日

稲盛氏逝去を受けて、改めて読み返してみました。

経営者として大成する上で必要な心構えというより、普段の生活を共に過ごすパートナーや友人、仕事仲間など、近しい人との接し方から、日常の悲喜にどう向き合うか、自らの心が改めて律せられました。定期的に読み返すことで、我欲に揺らぐ弱い自分を律したいと思います...続きを読む

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Posted by ブクログ 2022年05月26日

久しぶりに本を読んでいて泣きました。
泣いた箇所は、人生を支えてくれた妻という存在という項目の、「だれも私についてこなくても、おまえだけは後ろからオレの尻を押してくれるか」といった言葉に「いいですよ。いくらでも押しますよ
」と返したくだり。
それから本当に最後の最後の文。
どんな人であっても、与えら...続きを読むれているのは今この瞬間と言う時間しかありません。そのいまをどんな心で生きるかとか人生を決めていきます。幸運が訪れることもあるし逆境に沈まざるを得ないこともあるのが人生で、全ては自然がもたらしてくれたものです。ですから今どんなに辛い境遇にあるとしてもそれにめげることなく気負うこともなくただ前向きに歩んでいってほしいのです。
そう考えれば人生とは実にシンプルなものといえます。利他の心をベースに日々の生活の中で出来る限りの努力を重ねていく。そうすれば必ずや運命は好転し、幸福な人生が訪れます。そしていかなる時も自分の心を美しく純粋なものに保っておくということが大切です。それこそが自分の可能性を大きく花開かせる秘訣であり、幸福な人生への扉を開く鍵なのです。
この文章は、毎朝読み上げたい。
シンプルかつ、真理だと思う。
全体を通して哲学・宗教色が強くとっつきにくいところが多かった。そして、経歴があまりにも凄すぎて私なんかが…読んだところで、参考になるのだろうか?と思っていた。
でも、私たちは悟りにいたることなどまずできません。という言葉に安心しました。
読んでいていくつか、ん?と思うこともありました。
仕事に没入するあまり家族との時間を取れなかったことについて、家族への感謝を交えて肯定的に書いたこと。
自分がいじめをした過去について、自分は悪くないと肯定的に書いたこと。
責任にある立場故に、どうしても仕事に傾倒するしかなかったが、家族との時間をもっと持てば良かったあるいは持ちたかった。
あの時はああすることしか出来なかったけど、同級生自体をいじめたこと自体は良くなかった。
など、そうゆう認識の記載があると、より素敵に感じただろうなぁと思いました。
ただ、軸はしっかりしていてブレないですね。
反省しながら生きるなんて、稲盛和夫らしくないか。
あと、ん?と思ったのは、生まれたばかりの魂も美しいとは限らないという項目。
生まれたばかりの魂は、本当に良い意味でも悪い意味でも自我の塊で、それゆえ純粋で美しいといえると私は思っていました。ただ、自分のことしか見えてないが故に周りを傷付けるようなこともしてしまう。相手が見えてないだけで、相手を傷付けようとか悪いことをしようとかいう意識はないだけで…
自我の塊な心を、だんだん利他の心へ置き換えていく。そんなステップを積み重ねる努力が必要なんだろうと思いました。
思うところはいくつかありつつも、終わりの言葉に深く感銘を受け涙したので、星は5つで。(こんなすごい方の評価をするのもおこがましいですが…)
今90代で御存命とのこと。お会いしてみたいなぁ…

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Posted by ブクログ 2022年03月02日

“利他の心をベースに、日々の生活の中で、できるかぎりの努力を続けていく。そうすれば幸福な人生が訪れます”

と結ばれており、「世のため人のために、志を持って日々精進に励むべし」という誰もが知っていることを、愚直に実践してきたのが、稲盛さんのすごいところ。

本書は「生き方」の続編ということだが、焼き...続きを読む直し・リニューアル版と言っても差し支えがないほど内容は同じである。

どちらも素晴らしい内容には違いないが、もし、「生き方」を読んでいないのであれば、先に「生き方」を読むことをおすすめする。その方が、理解しやすい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月13日

人生の、宇宙の真理が目白押しや!

絶対的真理が
この本には書かれているから、

もはや、
本というよりは、お経だ(笑)

般若心経、六波羅蜜、涅槃経のようだ。
もう、現代版お経だ。


==

と、

最近読んだ本で、
ダントツの一番。

著者は、
京セラ創業者、
現KDDI設立者の稲盛和夫氏。
...続きを読む
一流の経営者である稲盛氏が、
ビジネス・経営を通して辿り着いたのが、

「心の在り方」
「人生の意味とは」
「真我とは」
「宇宙の真理とは」

そういった、
究極の地平であった。

すばらしいこの本を紹介してくれた友、
徐 千恵
Miho Koshimura Bandara

に感謝。

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#魂
#利他
#真善美
#心と現実
#神
#宇宙

などの
キーワードがピンと来る方にとっては
今出会うといい。
そのタイミング。

きっとその方には、
力やエネルギーになる本です。

私が厳選した下記の
本の中のキーワード。
それにピンと来た方もぜひ^ ^

#人生の目的は心を磨き他に尽くすこと

#巨大になりすぎたものを滅ぼす宇宙のもう一つの力

#天から与えられた富も才能も社会に還元する

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Posted by ブクログ 2022年01月01日

稲盛さんも奥さんから刺激を受けて、読書家になったようです。フィロソフィーでも感じましたが、基本になる考えがぶれるようでは、物事を達成できない。また何かを教わった気がしました。導いてくれる師と出会うためには、自分を磨く、師だけではなく図書との出会いも同じと思いました。

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Posted by ブクログ 2021年07月27日

人生を振り返ってみて、ひとりの力では成し遂げられないことを成した理由を突き詰めると、それはまわりの助けがあったからだという一つの境地。
努力と感謝のサイクルを利他という言葉で表しているのだと思った。

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購入済み

心の持ち方

chu
2020年10月08日

稲盛さんが、帰依しているのを知りこの本を読みました。経営者、リーダーとして必要なものは何か?を感じることができました。

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

相変わらず、利他の心がとてもつもなく強い人
魂を磨くと言う表現はしびれる

いつかこういう考え方になりたい

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Posted by ブクログ 2024年01月30日

就活の時に京セラの創業者である稲盛和夫さんの「考え方」を読み、その時は所謂自己啓発本という印象しか持てなかったが、社会人10年目で自身のあり方を今一度考えたいと思い、本書を読んでみた。損得勘定ではなく人として正しいことをできるかなど他書の自己啓発本によく書かれている内容が大半であるが、意識して取り組...続きを読むむ方法を自身の経験を踏まえて、分かりやすくまとめられていた。人は成長する過程で、本能、感性、知性を身につけ、物事を判断する時に損得や好き嫌いで判断しがちであるが、真我(真実の自己自身)をもとに正しいことであるかを念頭に置き判断することが大切であるとあった。正しい判断をするためにも人格を磨き、感謝(あり難たい)や謙虚さ、自省を意識していきたい。自身のあり方に迷った時には繰り返し本書を読み、身につくようにしたいと思える良書であった。また、このような自己研鑽などを思想体系としてつくったものが宗教ではないかと改めて考える機会となった。宗教に傾倒せずとも、正しい判断ができる人になれるよう自分を律していきたい。

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Posted by ブクログ 2023年12月12日

京セラの創設者、稲盛和夫さんが"心"について語った本。
仏教の精神がベースにあっての考え方だが、「人生は心のありようですべてが決まっていく。」とのこと。
・「利他の心」で生きることが大切。
・目の前に現れた状況がいかに過酷なものであっても、それに対して恨んだり、卑屈になったりせず...続きを読む、つねに前向きに対処していく。
・よいときも悪いときも感謝の思いで受け止める。
・その瞬間に「できる」と思えば実現できる。成功の秘訣は諦めないこと。
・リーダーにもっとも大切な資質は"心"=人格、人間性。人格とは「性格+哲学」。
・「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
・「運命とは、その人の性格の中にある」(芥川龍之介)
・瞑想や座禅など、毎日短い時間でもよいので、心を平らかに鎮めるひとときをとる(真我の状態に近づく)。

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Posted by ブクログ 2023年11月25日

稲盛さんだけでなく、中村天風さんや他の偉人のように、達観した人達の考え方にはどこか共通点がある。仏教がベースのため、おそらく日本人の心に1番しっくりくるのではないだろうか。稲盛さんの著書はいつもそうだが、本書もまた読むだけで心が洗われるような、高潔な説法を受けたような気分になれる。

以下本書より抜...続きを読む粋。
「私は人格とは『性格+哲学』という方程式で表せるものだと考えています。哲学とは噛み砕いて言えば、考え方のこと。生まれついた素質としての性格に加えて、どのような考え方を持って人生を歩いているかを加味しなければ、人を見抜くことはできないのです。」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月29日

【メモ】
・同じ心、同じ目標を持って、同じ方向性に向かうことが大切
・利他の心が成功の秘訣
・現場の人が経営の一端を担っていると意識したことで仕事への意識が変わった
・どんなときでも心の手入れが大切
(考え方×熱意×能力)
・稲森さんも仕事の忙しい中読書をしていた
・ジェームスアレンの言葉にも心が大...続きを読む切だとある

【感想】
・自分のフィロソフィーを説いていけるような人間になりたい
・宗教についても勉強したいと思った

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月15日

京セラの創業者である稲盛和夫さんが、人生の目的について自身の経験を交えつつお話しされる内容です。
「真我」なる意識の核となる魂に到達するため、日々自身の心を磨き続けることが私達に与えられた使命と謳われています。

とりわけ私の目に留まった内容としては、利他の精神で生きていく上で利己の意識が強い人に出...続きを読む会ってしまった際の対処法です。
本書では、「悪しき心をもつ人が現れたらどうするか。もっともよい方法はかかわりをもたずに離れていくことです。つきあって疑問を抱くようなことがあれば、何か理由をつけて会わないようにしたり、害を及ぼそうとするのであればきっぱり関係を絶ち、いっさいつきあいをしないことです。」とありました。
要は無理しなくても良い、自分の直感に正直でいて良いと言われているようで、最近繋がりを絶った知人がいた私の身としては心が軽くなりました。

但し、正しいことを貫き通し過ぎてしまう稲森さんの姿勢には、一部共感が出来ませんでした。
また、自身のご経験が豊富だと言うこともあってか、4割ほどは経験談の印象です。
色々と申し上げましたが、総じて出逢えて良かった本でした。

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Posted by ブクログ 2022年09月25日

京セラ、KDDI、JALなどの大手企業で、
日本経済を牽引した偉大な経営者。
在命中に手に取ることがなかったのが、
残念だった。

心の構えを説かれているが、
これがやっぱり1番難しい。
利他の精神と言いますが、
やはり短期的な利益に飛びつきそうに
なること多し。

日本を代表する経営者の稲盛さんが...続きを読む
言うのであればそうなんだろうけど…

少しずつ少しずつ。
できるようになればよいかなぁ。

稲盛さん
ありがとうございました。

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Posted by ブクログ 2022年09月05日

訃報を耳にして手に取った1冊。ビジネスマンに多く読まれたのは、経営のノウハウというよりみんな氏のように歩みたいという思いからだったように思う。自分もかくありたい。遠い目標。経営云々でなく生き様として。

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Posted by ブクログ 2022年06月05日


すべては"心"に始まり、"心"に終わる。

とても響いた。

読んでいくうちに自分の心が磨かれていくような感覚になった。人生は自分の心次第であり、自分も日頃の行動をきちんと省みて、人として正しい行動が出来てるかどうかを意識して、美しい心が持てる人になれるよう...続きを読むに精進していきたいと思った。



また読み返したいと思う本。

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Posted by ブクログ 2022年03月28日

どういった心持ちで生きていけば良いか、納得させられるところがたくさんありました。何か判断に迷っているときに読むと良いかもしれません。

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Posted by ブクログ 2022年03月08日

著者の本は何冊か読ませていただきました。こちらはとても理解しやすくて、心に響く文章も多いです。そのため、著者の本を初めて読む方にお勧めです。
私が心に響いた文章は下記のものです。どんなことがあっても感謝の心を持ち続けることの大切さを再確認させられました。常に正しいことを選択することは時には難しいと思...続きを読むいますが、その心を忘れないように過ごしていきたいと思います。
「災難、苦難、不幸といった状況に直面しているときこそ、実は感謝する絶好の機会なのである。そうした過酷な環境や厳しい出来事が私たちの心を鍛えていき、魂を磨いてくれる。」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月21日

会社人としての生き方を書かれた本。
ただ、当たり前だが時代が違うので、会社に寝泊まりして成果を出した、みたいな武勇伝が数多く乗っているが、今の時代では実現できない・強制できないなと思った。

要約すると…
① 「心を磨きなさい」:目の前の仕事に真摯に取り組みなさい
②「美しい心を持ちなさい」:他人の...続きを読むために行動しなさい。
※ コンサルの本の、「その資料は誰のため?」(※ 上司のためなら不要。顧客の為に動きなさい。)と似てる
③「感謝の心/謙虚な気持ちを持ちなさい」:自分で習得した技能すら、偶然自分が習得したに過ぎないと考え、決して驕らない。
④「思えば真実になる」:悪いことも良いことも、思って進めば真実になる。


・人生のすべては自分の心が映し出す。稲盛が小学生の頃、叔父が結核にかかり自宅で看病していたが、稲盛は叔父の部屋の前を通る時には息を止めていたが、父は普通に看病したし、兄も気にしていなかった。結果、稲盛だけが結核の初期症状である肺浸潤にかかった。「気にするからかかる」

・新卒で入った会社は倒産寸前。(松風工業という存続している会社)
同期入社もドンドン辞めていき、一人になったが逆に逃げ場がなくなったと考えて心を入れ替えて仕事と向き合った。どんな醜悪な環境でも、できるかぎりの仕事をやってやろうと腹を据え、研究室に泊まり込んで研究開発に没頭したら成果がで始めた。少しずつ周囲の評価も上がり、上がるとやりがいも感じてますます没頭し、更に成果が出るという好循環が生まれた。

・心のありようを変えただけで、自分を取り巻く状況が一変した。人生とは心が紡ぎ出すものであり、目の前に起こってくるあらゆる出来事はすべて、自らの心が呼び寄せたものである

・美しい心を持てば、豊かで素晴らしい人生が拓けてくる。美しい心とは、「他者を思いやるやさしい心、ときに自らを犠牲にしても他のために尽くそうと願う心」である。
利他(他人を思いやる気持ち)を動機として始めた行為は、そうでないものより成功する確率が高く、ときに予想を遥かに超えためざましい成果を生み出してくれる。

・なぜ、良い方向へ好転するのか。人の心の奥には「魂」があり、その核心には「真我」(もっとも美しい心の領域)というものがある。
真我の外側に、知性・感性・本能という心を纏っている。
真我は「宇宙の心」(宇宙を形づくってきた、「大いなる意思」)と同一であると考えている。宇宙には、成長発展させようとする意志が働いている。
他を幸せにしようとする美しい心をもつとき、「宇宙の心」と同調/共鳴し、おのずと物事を良い方向へと導く。

・人生の目的は、「①心を高めること」(魂を磨くこと)。日々の仕事に真摯に取り組み、懸命に努力を重ねることにより、魂が美しくなり、人格は高められる。
「②利他の心で生きること」(人のため、世の中のために尽くすこと)。
自らの欲得を抑え、やさしい思いやりの心をもって、他のために尽くす。命を与えられた大切な意味。

・松下幸之助は、父親が破産したので、小学校中退し丁稚奉公に出て、苦労した。運命にめげず、奉公先の主人に喜んでもらいたいという一途な心で懸命に仕事に励んだ。そうした実直で明るい心が、パナソニックの繁栄に繋がった。

・良いときも悪いときも「感謝の心」を持つ。災難にあう、困難な状況に陥る、思う通りの結果が出ない。そうした時こそ、過酷な環境や厳しい出来事が心を鍛えて魂を磨いてくれるので、つねに「ありがとう」といえるように感謝する。
「感謝の心」の源泉は「謙虚な思い」。「謙虚さはお守りである」。自分の持つ才能もたまたま自分に与えられたものに過ぎないと考える。「存在の核」以外はすべて借り物である。

・目の前に与えられた仕事を懸命にこなすことが、何にも増して心の修養となる。日々の労働によって心はおのずと美しく磨かれ、人格は陶冶される。

・空襲で工場が焼け、父親が抜け殻になった時、紙袋の製造販売を提案した。高校が終わると、鹿児島中に紙袋を売りまわった。なぜ上手く行ったか、家族のためという「他者への思いやり」から始めたことだった。つまり、「善なる動機」があったから。

・眼の前に立ちはだかる壁がどんなに高くても、「かならず超えられる」と思い、壁に触れてみる。石ではなく紙でできているかもしれない。石で出来ていても、よじ登る方法を考えれば良い。「ダメだと思ったときが仕事の始まり」である。

・文明の進歩を生み出したのも、「思いの力」。空を飛びたいと思ったから、飛行機が出来た。宇宙を旅したいと思ったから、月まで飛べた。現代、頭で考えることばかりが重視され、それらを生み出す根っこである「心」とそれがもたらす「思い」が軽視されているように思える。強い思いを持ち、持続させることが大切。

・正しいことは正しいままに貫く姿勢が大切。正しいことを貫こうとする時は、誹謗中傷したり足を引っ張ったりする人のほうが遥かに多い。

・リーダーに最も大切な資質は「心」。具体的には、人格あるいは人間性。

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Posted by ブクログ 2022年02月04日

第一にそれが人のためになるかを考えて動くことが大切だと書かれていました。いつも、自分が中心で考えてしまいがちですが、少し俯瞰してそれって「人のためになってる?」と考えてみるのもありかもしれないと感じました。稲盛さんは自分のしごとに対して全力で打ち込んだ結果、そこに行き着いたのだと感じました。そんなに...続きを読む全力で打ち込めることがあることが素晴らしいと感じました。

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Posted by ブクログ 2023年12月26日

稲盛さんの軸に触れられる
経営者として並外れた結果を残している稲盛さんが、大切にしている心について知ることが出来る本。
真っ直ぐに、清く、正しく目標に向かっていく姿勢の重要性は、JALや京セラなどで結果を出した人が述べているからこそ、説得力がある。
時々出てくる具体例を参考に自分の実際の行動に活かし...続きを読むていきたいと感じた。

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Posted by ブクログ 2023年05月03日

1 どんな本?
経営の神稲盛和夫の人生は心が作ると言う人
生論の本。一貫して熱い情熱の人の本。

2 なんで読んだの?
(1) 稲盛さんの本は読みやすく高レビューだから。
(2) 心を知りたい。
(3) 心のあり方が分かった状態になりたい。

3 構 成
...続きを読む 全5章203頁
全ては心に始まり心に終わると始まり、自分の心
を純粋に綺麗に保っておく事が幸福な人生の鍵。
と終わる。

4 著者の問題提起
心が現実を作り動かしていく。

5 命題に至った理由
著者の様々な人生経験から。

6 著者の解
心を美しく純粋に保つ事が幸福な人生の鍵

7 重要な語句・文
(1) 感謝をし続ける。
(2) 謙虚さを忘れない。
(3) 利他の心を持つ
(4) 出来ると言う強い気持ちを持つ
(5) 人格を高めなければ人の心は動かせない。

8 感 想
一貫して同じ事を稲盛さんは言うなと思った。
どの本にも書いてあるエピソードと想いが伝わっ
てきた。
刺さったのは感謝をし続ける事。人生で重要な
事だと思う。しっかり言葉にして行きたい。
深く知りたい事は強い気持ちの持ち方。どうす
れば出来るという強い気持ちを持つことが、持ち
続ける事が出来るのだろうか?
人に勧めるなら謙虚さ。分かってもらえると
思うから。
タイトルの通り心の本だった。

9 TODO
(1) 中村天風の本の購入
(2) 感謝は言語化する。(ありがとうございます)
(3) 謙虚さも言語化する。(皆さんのおかげです)

10 問 い
現実とは?

11 答 え
心の鏡である。

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Posted by ブクログ 2023年04月08日

稲盛哲学。宗教感強めの精神論。利他の心、美しい心、熱い気持ち、というのは分かったが、物理出身の身からすると宇宙の心とか言われると、えっ…てなる。

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Posted by ブクログ 2022年12月11日

すごく共感できるところと全くできないところが両方ある。
きっと読者も選ぶ気がする、数年後読んだら見え方も変わるのかも。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年09月24日

人生とは心が紡ぎ出すものであり、目の前に起こってくるあらゆる出来事は全て、自らの心が呼び寄せたものである
利他の思いから行動すれば自らのもとに帰ってくる
いかに困難な目標であっても、どうする人たちの最大限の意欲と能力を引き出し、不可能を可能にするものーそれが思いの持つ力です
20220211
中村天...続きを読む風:新しき計画の成就は、ただ不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきにただ思い、気高く、強く、一筋に
どんな困難に見舞われようとも、自らの運命、境遇を素直に受け止め、耐え忍びながらも明るく懸命に努力を重ねる。そういう人の人生が大きく開けていきます
芥川龍之介:運命とは、その人の性格の中にある

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