あらすじ
ミリオンセラー『生き方』待望の続編が、15年の時を経て刊行!
すべては“心”に始まり、“心”に終わる。
京セラとKDDIという2つの世界的大企業を立ち上げ、
JAL(日本航空)を“奇跡の再生”へと導いた、当代随一の経営者がたどりついた、究極の地平とは?
これまで歩んできた80余年の人生を振り返り、
また半世紀を超える経営者としての経験を通じて、著者がいま伝えたいメッセージ――それは、「心がすべてを決めている」ということ。
人生で起こってくるあらゆる出来事は自らの心が引き寄せたものであり、すべては心が描いたものの反映である。それを著者は、この世を動かす絶対法則だという。
だから、どんな心で生きるか、心に何を抱くかが、人生を大きく変えていく。
それは人生に幸せをもたらす鍵であるとともに、物事を成功へと導く極意でもあるという。
つねに経営の第一線を歩きつづけた著者が、心のありようと、人としてのあるべき姿を語り尽くした決定版。
よりよい生き方を希求するすべての人たちに送る、「稲盛哲学」の到達点。
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Posted by ブクログ
【メモ】
・同じ心、同じ目標を持って、同じ方向性に向かうことが大切
・利他の心が成功の秘訣
・現場の人が経営の一端を担っていると意識したことで仕事への意識が変わった
・どんなときでも心の手入れが大切
(考え方×熱意×能力)
・稲森さんも仕事の忙しい中読書をしていた
・ジェームスアレンの言葉にも心が大切だとある
【感想】
・自分のフィロソフィーを説いていけるような人間になりたい
・宗教についても勉強したいと思った
Posted by ブクログ
京セラの創業者である稲盛和夫さんが、人生の目的について自身の経験を交えつつお話しされる内容です。
「真我」なる意識の核となる魂に到達するため、日々自身の心を磨き続けることが私達に与えられた使命と謳われています。
とりわけ私の目に留まった内容としては、利他の精神で生きていく上で利己の意識が強い人に出会ってしまった際の対処法です。
本書では、「悪しき心をもつ人が現れたらどうするか。もっともよい方法はかかわりをもたずに離れていくことです。つきあって疑問を抱くようなことがあれば、何か理由をつけて会わないようにしたり、害を及ぼそうとするのであればきっぱり関係を絶ち、いっさいつきあいをしないことです。」とありました。
要は無理しなくても良い、自分の直感に正直でいて良いと言われているようで、最近繋がりを絶った知人がいた私の身としては心が軽くなりました。
但し、正しいことを貫き通し過ぎてしまう稲森さんの姿勢には、一部共感が出来ませんでした。
また、自身のご経験が豊富だと言うこともあってか、4割ほどは経験談の印象です。
色々と申し上げましたが、総じて出逢えて良かった本でした。