稲盛和夫のレビュー一覧
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名前こそよく聞くこの方がこんなに熱い人だったとは!血判状をもって会社を興したという話がすごいなと。
以下、メモ
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稲盛 和夫は、日本の実業家。京セラ・第二電電創業者。公益財団法人 稲盛財団理事長。日本航空名誉会長。 ウィキペディア
生年月日: 1932年1月30日 (84歳)
生まれ: 鹿児島県 鹿児島市
学歴: 鹿児島大学
♡我々の心のうちにそれを引き寄せる磁石があって、周囲から剣でもピストルでも災難でも病気でも失業でも引き寄せるのであります(成長の家)
♡心の様相が大切。心が呼ばないものが自分に近づいてくることはない。
・有機化学専攻
・卒論:入来年度の物理的諸性質
1955 S30 京都の松風工業、ニューセラミックス>高周波絶縁性が高いフォルステライト磁気、松下電子工業からブラウン管の電子銃に使う絶縁用セラミック部品への注文増、特殊磁器焼成用の電気トンネル炉も考案
・泊まり込みの日々、机の上におかずがいっぱい入ったお弁当
・上司が、稲盛に上をつけるな、自由にさせろと。
「男が男に惚れたのですから、私はかまいませんよ」
・血の気の多い一同で血判状
・アメーバ:全体を工程別。製品群別にいくつかの小さな組織に分け、それぞれがひとつの中小企業のように独立採算で自主的に運営する。アメーバのように自己増殖していく。
1966:
IBM社向けの集積回路基板、仕様が桁違いに厳しい
アメリカAMI社が電卓用ICのパッケージを100万個発注
1978年 セラミックス製インプラント:バイオセラム
オイルショック後、代替エネルギーの必要性→シリコンの単結晶のリボンによる太陽電池。現在、京セラの太陽電池の生産規模は年間60メガワット、世界でトップクラス。
再結晶宝石(人工エメラルド):クレサンベール(鉱物結晶領域=得意分野)
1977年 セラミックスのプラント輸出、ソ連へ
1979年 サイバネック工業(トランシーバー製造)買収
三田コピー 買収 +京セラのプリンタ技術
1982年 国際的にみて日本の通信料が非常に高い、正義感で下げたくなった、第2電電に名乗り。リスクが桁違いに大きい
♡動機善なりや、私心なかりしか
京都:ワコール、堀場製作所、オムロン、日本電産、任天堂、ローム、村田製作所
・盛和塾:トップが持つ哲学、理念によって大きく左右される。経営哲学を教えたい。
♡人間として正しいことをすれば宇宙は答えてくれる
♡心を高める、経営を伸ばす
♡良きことを思い、良きことを実践すれば、良き結果を招く -
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ネタバレ【参考になった箇所(引用)】
◆P236
世間では、富を蓄え、地位や名誉を得ることが生きがいという人もいるが、
私には、「世のため、人のために尽くすことが、人間として最高の行為である」と言い続けてきた。
善き事を実践すれば、良き結果を招く。悪いことをすれば悪い結果を招く。
善き事を実践するには、利己の心を捨て、心を磨き、美しくしていかなければならない。
【感想】
まさに、松下さんの本:に書かれている「素直になるために」に書いてある事とリンクした。
更に心を磨き、美しくしなければさらない。
【今後に活かすこと】
自分の中の利己の部分を消し去り、利他の部分をより強く持てるように
日々、改善していく必要がある。
MVPやVPを取って、すぐ調子に乗る→素直さがなくなり、コケる。
を繰り返してきたので、現状に奢らず、今以上に素直になることから始める。 -
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以前、テレビで読書について話されている著者の穏やかな語り口調や仕草などに惹かれたことから、手に取った一冊。
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能力が劣っていようとも、逆境に立たされようとも、素晴らしい未来が待っていると思って生きていると、それだけで人生はうまくいくものです。ーーー自分の未来には幸運が待ち受けていると、信じることが大切だと思います。ーー(本文より)
確かに未来が暗いと思うと何もできないし、今を楽しむことさえできない。しかし、一転して未来を明るいものだ、幸運が待っているんだと思うと、普段のたわいない行いも有意義なものへと変わってくる。
素晴らしメッセージだと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ稲盛さんの経営哲学の本質が凝縮されている感じ。
人生の豊かさは仕事に打ち込むことで生まれる
労働を通じてこそ真の人格が形成される
日々の創意工夫が地味な努力の積み重ねを支える
→成長
率先垂範
常に創造的な仕事(やり方)
明確な目標→自ら燃える
毎日の小さな「創意工夫」の積み重ねが偉大な技術開発へとつながっていく;自ら窮地に追い込んで苦しみながらも与えられた課題を解決するということで,1つ1つの経験が自信となって蓄積される。独創性というと難しく思えるが,毎日の創意工夫の積み重ねなのです。ちょっとした工夫や改善を連綿と続けていくことが,偉大な開発,偉大な技術へとつながっていく。
潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ:どんな課題であってもまず,「何としてもやり遂げたい」という思いを心に強烈に描く。 -
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1,従業員をパートナーとして迎え入れる。あなたを頼りにしている、と言い続ける。その姿勢がやる気を引き出す。
2,従業員に心底惚れてもらう。自己犠牲を払い、従業員のことを再優先に考える。
3,仕事の意義を説く。モチベーションを育てる。
4,ビジョンを高くあげる。夢や願望に至るパワーの原動力。
5,ミッションを確立する。従業員の生活を守ることが会社の目的である。全従業員の物心両面の幸福を追求する。ミッションに大義はあるか。大義名分のある目的を立てることが成功の秘訣。
6,フィロソフィーを語り続ける。人生の哲学を共有してもらう。京セラフィロソフィー。
7,自らの心を高める。意識改革でJALを再建。
一般の損益計算書より細かい経費分類が必要。
経費項目を細分化。アメーバー経営の要。
売上高利益率10%が必要。
本当に頼りになるのは黙々と頑張る人。
常に多角的、多面的な展開を考える。多角的とは、近接分野、多面的とは他の地域、外国など。
ダイエーやマクドナルドは、一業種が大鉱脈に繋がった。
注力すべきは本業。本業を確実に利益が上がるようにしてから他の業種に進出すべき。
訳の分からないものは良さそうに見える。
得意技を磨いて、他の業界で活かす。得意技がないのに他の業界で競争はできない。
予想しない景気変動があるから、中期計画は作らない。1年先の計画まで。中期計画を作ると、経費が先行しがち。
不況のときこそ、次の種が見つかる。
残った人を守るためのリストラを恥じる必要はない。
ボーナスを払えない時は誠意を持って正直に言う。会社を潰さないという信念をもって。
フィロソフィーと同時に経営数字を学ぶ。
数字を隠すと、人は育たない。
人の育成は、不満は続いても息の長い努力が必要。
経営者は従業員よりも働かなければならない。
社長のフィロソフィーの話しをうるさいと思う人をどうまとめるか。
利己的な人が作れば利己的な会社ができる。会社は無口。だから社長が会社の代弁をする。
理念はトップがつくるもの。従業員がつくるものではない。
密告は、卑怯ではない。不正を正すことはいいこと。 -
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京セラ、KDDIの社長を経て、今も経営の最前線で活躍される稲盛さんの1冊。
「高収益企業のつくり方」というテーマで、
さらに各章においては、高収益企業を実現する上での
取り組みの考え方(要素)をフォーカスしています。
それぞれの章においては、
稲盛さんが立ち上げておられる経営塾「盛和塾」の
塾生16名の方からのQ&Aという形で、各章の考え方を示しています。
経営者の懸案や課題について、
普段、聞く機会もなかなか得られない中で、
さらに、稲盛さんの経験に基づいた誠意ある回答
ですから、大変、気づきや学びの多い1冊になりました。
序章 会社の存在意義を問う
第1章 高収益の基盤を築く
第2章 挑戦し続ける企業を目指す
第3章 パートナーシップで経営する
第4章 自ら燃える集団をつくる
終章 高収益経営を目指す -
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本書で一番印象に残ったのは次のフレ-ズです
「相矛盾する両極端な性格を併せ持ち、それを矛盾なく機能させられる能力の持つ人のことを最高の知性の持ち主という」
経営には利他の心が必要とのことは本書意外にも書かれている内容ですが、とはいえ本業の事業が利益を上げられない状態で利他の心といってもそれではただのボランティアになってしまいます。
ビジネスで収益を上げるという一見自己中心的な考えも持つ一面もありつつ、他人の役に立つということも忘れない。そうした絶妙の感覚を持つことが必要な点を痛感しました。
後もうひとつ印象に残ったのは
「総じて人は己に克つを持ってなり、自ら愛するをもって敗るるぞ」
この言葉も戒めにし、まずは自分の行動できることを行動したいと思いました。 -
Posted by ブクログ
まず本書で稲盛氏は今後の日本は2025年あたりを目途にどん底への道を突き進むと断言しています。2025年が実際は2020年になるか、2030年になるかは定かではありませんが、それが歴史の流れで見た際の宿命のようなものです。
ただ、本書では単純にどん底になると不安を煽るのではなく、どん底を迎えるのが分かっているのであれば新しい価値観を日本人は作りたすべきだと提唱している点はやはり評価したいです。
考え方のひとつとして書かれているのは、日本経済はこれまでのように「量」を求めるのではなく「質」を求めるとの考えに転換しなくてはならないとのことです。これまでのようにGDPの額の多さを誇ったり、気にしたりするのではなく、高い道徳性と倫理観に基づいた「質」の高い、高付加価値商品の提供を目指すべきとの考えです。
そのためには自分の仕事が利益の為だけでなく、社会をよくするために仕事をしている点を認識し、量の拡大を図るあまり「質」を低下させるようなことがあれば、敢えて「量」を追求しない、京都の老舗のような商法も重要ではないかと述べています。
いずれにせよ米国を中心としてた利己主義を追求した「資本主義」の時代は終わりを迎えるというのが稲盛氏の意見ですので、そうであるなら社会の役に経つ資本主義は何かと考えることが重要になるように思いました。