稲盛和夫のレビュー一覧

  • 人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ

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    本書で一番印象に残ったのは次のフレ-ズです

    「相矛盾する両極端な性格を併せ持ち、それを矛盾なく機能させられる能力の持つ人のことを最高の知性の持ち主という」

    経営には利他の心が必要とのことは本書意外にも書かれている内容ですが、とはいえ本業の事業が利益を上げられない状態で利他の心といってもそれではただのボランティアになってしまいます。

    ビジネスで収益を上げるという一見自己中心的な考えも持つ一面もありつつ、他人の役に立つということも忘れない。そうした絶妙の感覚を持つことが必要な点を痛感しました。

    後もうひとつ印象に残ったのは

    「総じて人は己に克つを持ってなり、自ら愛するをもって敗るるぞ」

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    2014年06月29日
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦

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    ネタバレ

    著者自身のビジネスの足跡を振り返りながら、その根本にあるフィロソフィを語っている。動機善なりや、私心なかりしか。信じたことをやりとげようとする、すさまじい闘魂。
    世の中のために貢献しようとする心の強さに学びたい。
    ただし、善の捉え方は絶対的なものではなく、時に応じて幅や自在性があるもののように感じられ、結果としての対応は人によって異なるもののように感じられた。
    14-20

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    2014年02月16日
  • 燃える闘魂

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    まず本書で稲盛氏は今後の日本は2025年あたりを目途にどん底への道を突き進むと断言しています。2025年が実際は2020年になるか、2030年になるかは定かではありませんが、それが歴史の流れで見た際の宿命のようなものです。

    ただ、本書では単純にどん底になると不安を煽るのではなく、どん底を迎えるのが分かっているのであれば新しい価値観を日本人は作りたすべきだと提唱している点はやはり評価したいです。

    考え方のひとつとして書かれているのは、日本経済はこれまでのように「量」を求めるのではなく「質」を求めるとの考えに転換しなくてはならないとのことです。これまでのようにGDPの額の多さを誇ったり、気にし

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    2014年01月29日
  • 燃える闘魂

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    ■経営哲学

    A.経営者は、「世のため人のため」という高邁な動機も持っていなくてはならない。誤った動機のもと、燃える闘魂をかきたてて貪欲にビジネスを展開するなら、社会に害をなすことになる。その象徴的な例が、米国を中心とした、利己的な欲望に基づく、現代の資本主義である。

    B.グローバル経営においても、高邁な精神性、いわば「徳」を持って事業に取り組まねばならない。それには、どこの国でも受け入れられる普遍的な判断基準 ――「 人間として正しいことを貫く」という判断基準を企業内に確立する必要がある。

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    2014年01月13日
  • 燃える闘魂

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    日本を代表する経営者の経営論。経営の実行部分、闘魂に焦点が当たっているが、むしろ背後にある筆者の正義感によるところを強く感じた書であった。

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    2013年12月25日
  • 燃える闘魂

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    リーダーとは、有言実行で有るべきで失敗したら素直に謝る事が出来る人とは、自分も心掛けている事で、燃える闘魂で企業を引っ張って来た稲盛和夫氏は、尊敬できる1人で考え方、生き方全てが琴線に触れ自分の考えにも通じ時折、不安となる事も有ったが心強い内容であった。"足るを知る"by老師を説いている。

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    2013年12月14日
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦

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    ネタバレ

    京セラ、DDI、KDDIの企業設立からJAL復興にむけた活動を簡単にまとめ、その背景となる経営の考え方をまとめたもの
    何かの雑誌で田原総一郎が「稲森さんは宗教だからな」と言ってたのが思い出される。確かに経営学ではない、経営哲学だろう。
    それはシンプルな内容だ
    「すべての物事を原理原則にまで立ち返る」
    「人として正しい事を正しいままに貫く」
    「売上最大、経費最小」

    ・・・最終的には正しい事をしていれば報われるようなことまで書かれてる。
    本当かいな、と思いつつ、ここまで徹底して実施してないから何とも言えない。
    「毎日を完璧主義にやりきる。その自身をもつ」
    「手の切れるような開発をすべき、妥協は無

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    2013年12月01日
  • 燃える闘魂

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    会社人としてだけでなく人間として尊敬してやまない稲盛和夫氏の最新刊!
    久しぶりに稲盛和夫氏の本を読んで社会人としてのあり方を改めて考えさせられました。(自分を戒めるときに読むのに最適ですね)
    本作では日本航空再建のエピソードなどから、これまでの持論である徳の精神の大事さや利他の心に加え、今回は「燃える闘魂」という言葉で情熱をもって何事にもひたむきに邁進することが大事だが「世のため人のため」という高邁な精神を忘れてはいけないと説いております。
    また、ビジネスでの「足るを知る」ということの大事さや今回は「新しき計画の成就は只不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきに、只想え、気高く強く、一筋に」という

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    2013年11月12日
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦

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    気迫溢れる一冊。

    そういえばビジネス書なんてしばらく読んでなかったなぁ。と、しみじみ。

    もちろん自ら手にした訳ではなくオススメ頂いて読みました。ゼロからの挑戦。

    ビジネス書ということで、蛍光ペン(青)を片手にドッグイヤーしつつ読みました。小説とかエッセイとか、ぼくにとってのふつうの本はきれなままが好きなので、まず汚しませんがビジネス書は徹底して汚します。笑

    個人的傾倒はさておき、経営者の基本の「き」という感じの一冊でした。

    稲盛さんご自身のパワフル極まりない経験談をもとに、経営者としてどうあるべきかを至極分かり易く伝えてくれる経営バイブル。

    具体的なハウツー云々ではなく、経営者とし

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    2013年10月20日
  • 燃える闘魂

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    稲盛氏の4年ぶりの書き下ろし。
    本書のテーマは、「燃える闘魂」というタイトルの通り、精神論的なもので、これまでの著書とは若干趣が異なります。しかし、稀代の経営者のメッセージには説得力があり、日本再生のヒントに繋がるものと思います。

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    2013年10月14日
  • 燃える闘魂

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    世のため人のために、燃える闘魂と仁力で、戦え経営者たち。
    世のため人のために、はあれど、燃える闘魂と仁力を育てなくちゃ。ないとは言わないが、まだまだ甘く浅い。

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    2013年10月13日
  • 燃える闘魂

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    会社は、社員全員の公私両面の豊さを追求すると、いったところがとても素晴らしいと思います。日本経済の復活のヒントが詰まっていて、実践したいなぁと思いました。できることから、やっていきたいと思います。
    また、燃える闘魂ということの大切さも理解しました。ど真剣の姿は、かっこいいですね。

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    2013年09月23日
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦

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    フィロソフィーとは、人間として正しいことを正しいままに追求する。
    人生でも仕事でも、行動指針として、問い入れ実践してみたい。
    JAL再建の話はおもしろい、株式投資してOKだな。

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    2013年05月26日
  • 人を生かす 稲盛和夫の経営塾

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    【読書その40】京セラの創始者であり、JALの再建に多大な貢献を行った稲盛和夫氏が「人を生かす」をテーマに自ら主催する「盛和塾」に所属する経営者に対して行った経営問答。稲盛氏のプロフェッショナルな姿勢にただ自分自身の修業不足を痛感。仕事ぶり云々だけではなく、自分としての人格を高めることにつも努めていきたい。

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    2013年05月02日
  • 君の思いは必ず実現する : 二十一世紀の子供たちへ

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    基本的に書いてあることは、『人として大切なこと』と被っていました。だからこそ、読んでよかったと思いました。今一度稲盛さんの言葉を振り返ることができ、また稲盛さんの仰ることが本当に稲盛さんの心から出たものなのかを確認することができたように思います。

    『人として大切案こと』にも書いてありましたが、2つほどこの本を読んで心に残った内容がありました。1つ目は地獄と天国のお話。地獄と天国は基本的には同じような状況だけど、そこにいる人の心の在り方が全く違うというお話。これは多くのことに言えるとても本質的なことだと思いました。もう1つが、宇宙の法則と自身の想い・活動の方向性が合致したときに、物事がうまくい

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    2013年04月17日
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦

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    人生のバイブルのような一冊です。私の行動基準を決められた大切な本となりました。
    活力も得ることのできた、経営学や思想と自己啓発にもなります!是非読むことをオススメします。

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    2013年01月09日
  • 働き方 ―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

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    既刊の「生き方」にておおよそ網羅されている内容であるが、反芻すべきポイントがいくつも掲げられているため、新鮮に向き合えた本であった。

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    2021年08月21日
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦

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    20代前半の頃は宗教っぽいと思って受け入れられなかった稲盛さんのフィロソフィー。今読んでみると、すんなりと心に響いた。
    ・心に描いた通りにものごとは成就する、成功を収めるためにはその様子が鮮明にカラー映像として見えるまで考え続けなければならない
    ・成功への近道などない
    情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける。このいかにも愚直な方法が実は成功をもたらす。
    ・人間として正しいこと、善きことを貫くことが大切。
    ・相手のためと思ってやった善きことが巡り巡って大きく自分に返ってくる。
    本の中で言っている経営哲学は、どれも奇抜なものではなく、人間として正しいことを情熱と熱意を持って継続しましょう、と

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    2012年11月26日
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦

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    京セラ創業、KDDI設立、JAL再建に携わった稲盛和夫氏の著作。本書では大きく二点について語られる。(1)一つ一つの組織が環境に応じて変化し、社員が生き生きと働くことができるように試みた「アメーバ経営」(2)人として正しいことを行うという「フィロソフィ」を根幹に置き、売上最大・経費最少を目指す経営哲学。特に二点目は稲盛イズムの象徴であり、人生を豊かにするということが理解できた。本書においては、理想論・机上の空論が語られているにすぎず、実際の現場の状況をリアルに感じることはできなかった。よって、自身が実践した場合に明確にどのような効果が表れるか想像し難かった。しかしながら、「人として正しいか否か

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    2012年11月07日
  • 新版・実践経営問答 こうして会社を強くする

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    稲盛和夫著「こうして会社を強くする」PHPビジネス新書(2011)
    *社長というのは最終決定をするため後ろがない。では決断するときに何を持って決めるかというと心の中の座標軸になる。社長業を全うする、つまり企業をおさめるには、判断、決断の基準となる心の座標軸を持っている事が一番大事だと考える。
    *実は人間が一番強くなるのは執着から解脱した時である。もうけたい、偉くなりたいこれはみんな欲です。もちろんこの欲望から完全に抜けだすのは無理ですが、人を喜ばすために、と考えればその分我欲が引っ込みます。心が高まって行くのは実はこれからです。
    *成功する人は、必ず死線をさまようような大病をするか、大きな挫折

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    2012年09月08日