稲盛和夫のレビュー一覧
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新任マネージャーの立場として、上位視点の考え方を知るために読んだ。
今まで経営哲学についてほとんど考えたことがなかったが、考えるきっかけになった。
稲森さんの経営哲学について表面的には理解できていると思うが、今の自分の知識や経験レベルでは、内容の背景や本質を理解できているかと言うと疑問。
今の自分に響いたことは、以下の内容。
・人は、後になって「こんなはずではなかった。私はもっと素晴らしい充実した人生を送りたかった」と嘆く。
・「素晴らしい会社にしていこう」と思うなら、生半可な考え方や哲学、思考でできるはずはありません。そういう高い目標に向かって進んでいこうと思うなら、高い次元の「経営哲学 -
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人間力を高める為のバイブル。
仕事においても、個人においても、まず成功する為には心の在り方がとても大切であると本書は教えてくれる。今まで稲盛さんの経営12カ条の音声を聴いたり書籍を読んできたがその集大成がまさにこの1冊である。
20年位前に経営者からの推薦で稲盛さんを知り、どハマりして勉強したのだが、余りにも真面目過ぎて一度距離を置いた経緯がある。それから紆余曲折いろいろ学ぶ中でまた此処に戻って来た。ビジネスや経営者の目線以前に人間1個人としての在り方がとても参考になる。人間としてどう生きるべきかの指南書となる。
605ページのボリュームがあり1回読むのに時間が掛かるが繰り返し読みたい1冊であ -
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ネタバレ京セラの創業者である稲盛和夫さんが、人生の目的について自身の経験を交えつつお話しされる内容です。
「真我」なる意識の核となる魂に到達するため、日々自身の心を磨き続けることが私達に与えられた使命と謳われています。
とりわけ私の目に留まった内容としては、利他の精神で生きていく上で利己の意識が強い人に出会ってしまった際の対処法です。
本書では、「悪しき心をもつ人が現れたらどうするか。もっともよい方法はかかわりをもたずに離れていくことです。つきあって疑問を抱くようなことがあれば、何か理由をつけて会わないようにしたり、害を及ぼそうとするのであればきっぱり関係を絶ち、いっさいつきあいをしないことです。」 -
Posted by ブクログ
すごい良かった!とも無理無理!とも思う。
昭和(戦後?)経済発展に貢献した人ってなんというか、もう規格外なイメージがあるわ。海賊と呼ばれた男を思い出した。
会社員が各々経営者視点で仕事をする、本当にそうできたら、必ず会社は良くなっていくだろうというのは想像に難くなかった。現実には難しいだろうけどね。アメーバ経営とか、とにかくコスト削減とか、働く側にとってはきっちりし過ぎててめんどくさーってなりそうではあるけれど、それが会社を発展させていくって事なのかもね。
はったりで、できてないものをできます!って言ってなんとか間に合わせるとか・・・いやー、勤務時間を守れ!と厳しい現代でそんなことできるのかな -
Posted by ブクログ
稲盛さんの書籍は他で何冊か読んでいましたが、やっとその原点とも言える京セラフィロソフィを読みました。他の本を読んでいたのでアメーバ経営の内容など知っていることもありましたが、改めて600ページほどのボリュームがある本書を通じて稲盛氏の経営哲学を深く幅広く知ることができ、満足しています。
この本を読む前は、本書のメイン読者層は中小企業でオーナー系の社長かなと思っていましたが、いまこのご時世に読むと、必ずしもそうではない、基本を忘れてしまった日本の大企業はもとより、ゆきすぎた株主資本主義が蔓延している米国企業も、こういう考え方に触れるべきと思いました。昨今ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が -
Posted by ブクログ
新しい職場で働くにあたり読んだ本。幼少期から成功し続けた人なのだと思っていましたが、様々な苦労をされている人なのだと初めて知った。ご本人はもちろん素晴らしいのだが、1番すごいのは奥様ではないかと思った。自己犠牲も致し方なし、なのだがその自己には家族も含まれている。それが、家族への信頼であるのだろうけど、妻の立場で納得できる人はきっと少ないはず。少なくとも私には無理だな。きっと奥様も、稲盛さんと同じように家庭を守ること、専業主婦であることに対して、真摯に誠実に向き合い、世界一を目指す夫を支えていたのだろうな。奥様の話は殆ど出てこないのだが、本の中の働きぶりからつい想像してしまった。全然本の趣旨と
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Posted by ブクログ
何と言っても成功した人の言葉には説得力がある。
すぐに自分の中にスッと入ってきて、心が動く。
それには、著者が生きていく上でたくさんの考えを持ち、苦労し体験してきたことからくる熱い気持ちがあるように思う。
自分の仕事に対する考えも変えることができた考えさせらる一冊であった。
・好きな仕事じゃなくて今の仕事を好きになるところ
から始めてみる
・仕事に一生懸命になってみる
・トーマスエジソン
成功の要因にひらめきや才能が占める割合はたった
の1%にすぎず、残りの99%は地道な努力や汗をか
くことによる。
・毎日の積み重ね
・やり直しは絶対に効かない、日頃から有意注意を心
がけ、一つの