稲盛和夫のレビュー一覧
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ネタバレ稲森さんの経営問答シリーズの一冊。名著。
<メモ>
・人間は感情の動物であるため、経営者は素晴らしい心理学者でなければならない。働く人の気持ちがどう揺れ動くか読めないと経営者に入らない。
・利は現場にある。現場で利益を出せるようにしていかなくてはならない。
・管理の穴をついて、実情を想像し、指摘する。追求する。トップ自身が現場をよくわかっていないとだめ。
・夢は成長の推進力。仕事の意義を説き続ける。
・人は報酬では動かない。心で動く。高い目標を掲げ、様々な困難を乗り越える中でこそ喜びややりがいを感じる。将来に向けて大きな夢を描き、仕事の意義を明確にし従業員の心に火をつける。これこそがリーダー -
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ネタバレ対談である
稲盛さんは、もう、80歳をとっくに越えている。
〇稲盛さん
よく稲盛さんが、叱りとばした話が出てくる。
ただ、人格については、怒らなかったとのこと。ソシテ必ず、最後に、ガンバれよ。とニコッと笑う。
〇山中さん
怒るのは大変なこと。でも、皆に同じように、同じことで、怒らないといけないと、井村きみ江さんという、シンクロのコーチが言っていたという
〇稲盛さん
利多の気持ちがあるなら、怒るべきだということ。だって怒るのは、大変なこと。相手のためだもの。
〇山中さんが、怒るのは、
1、意味のない実験をするな。実験のための実験してる人を怒るべきだということ。
2、コントロールのない実験を -
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名前こそよく聞くこの方がこんなに熱い人だったとは!血判状をもって会社を興したという話がすごいなと。
以下、メモ
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稲盛 和夫は、日本の実業家。京セラ・第二電電創業者。公益財団法人 稲盛財団理事長。日本航空名誉会長。 ウィキペディア
生年月日: 1932年1月30日 (84歳)
生まれ: 鹿児島県 鹿児島市
学歴: 鹿児島大学
♡我々の心のうちにそれを引き寄せる磁石があって、周囲から剣でもピストルでも災難でも病気でも失業でも引き寄せるのであります(成長の家)
♡心の様相が大切。心が呼ばないものが自分に近づいてくることはない。
・有機化学専攻
・卒論 -
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ネタバレ【参考になった箇所(引用)】
◆P236
世間では、富を蓄え、地位や名誉を得ることが生きがいという人もいるが、
私には、「世のため、人のために尽くすことが、人間として最高の行為である」と言い続けてきた。
善き事を実践すれば、良き結果を招く。悪いことをすれば悪い結果を招く。
善き事を実践するには、利己の心を捨て、心を磨き、美しくしていかなければならない。
【感想】
まさに、松下さんの本:に書かれている「素直になるために」に書いてある事とリンクした。
更に心を磨き、美しくしなければさらない。
【今後に活かすこと】
自分の中の利己の部分を消し去り、利他の部分をより強く持てるように
日々、改善して -
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以前、テレビで読書について話されている著者の穏やかな語り口調や仕草などに惹かれたことから、手に取った一冊。
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能力が劣っていようとも、逆境に立たされようとも、素晴らしい未来が待っていると思って生きていると、それだけで人生はうまくいくものです。ーーー自分の未来には幸運が待ち受けていると、信じることが大切だと思います。ーー(本文より)
確かに未来が暗いと思うと何もできないし、今を楽しむことさえできない。しかし、一転して未来を明るいものだ、幸運が待っているんだと思うと、普段のたわいない行いも有意義なものへと変わってくる。
素晴らしメッセージだと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ稲盛さんの経営哲学の本質が凝縮されている感じ。
人生の豊かさは仕事に打ち込むことで生まれる
労働を通じてこそ真の人格が形成される
日々の創意工夫が地味な努力の積み重ねを支える
→成長
率先垂範
常に創造的な仕事(やり方)
明確な目標→自ら燃える
毎日の小さな「創意工夫」の積み重ねが偉大な技術開発へとつながっていく;自ら窮地に追い込んで苦しみながらも与えられた課題を解決するということで,1つ1つの経験が自信となって蓄積される。独創性というと難しく思えるが,毎日の創意工夫の積み重ねなのです。ちょっとした工夫や改善を連綿と続けていくことが,偉大な開発,偉大な技術へとつながっていく。
潜在意識に -
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1,従業員をパートナーとして迎え入れる。あなたを頼りにしている、と言い続ける。その姿勢がやる気を引き出す。
2,従業員に心底惚れてもらう。自己犠牲を払い、従業員のことを再優先に考える。
3,仕事の意義を説く。モチベーションを育てる。
4,ビジョンを高くあげる。夢や願望に至るパワーの原動力。
5,ミッションを確立する。従業員の生活を守ることが会社の目的である。全従業員の物心両面の幸福を追求する。ミッションに大義はあるか。大義名分のある目的を立てることが成功の秘訣。
6,フィロソフィーを語り続ける。人生の哲学を共有してもらう。京セラフィロソフィー。
7,自らの心を高める。意識改革でJALを再建。
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京セラ、KDDIの社長を経て、今も経営の最前線で活躍される稲盛さんの1冊。
「高収益企業のつくり方」というテーマで、
さらに各章においては、高収益企業を実現する上での
取り組みの考え方(要素)をフォーカスしています。
それぞれの章においては、
稲盛さんが立ち上げておられる経営塾「盛和塾」の
塾生16名の方からのQ&Aという形で、各章の考え方を示しています。
経営者の懸案や課題について、
普段、聞く機会もなかなか得られない中で、
さらに、稲盛さんの経験に基づいた誠意ある回答
ですから、大変、気づきや学びの多い1冊になりました。
序章 会社の存在意義を問う
第1章 高収益の基盤を築