稲盛和夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
従業員を鼓舞する7つのやり方について纏めた本。
参考になる部分は確かにあったけども、
この本が目指すリーダーシップが前時代的なリーダーで、
フォロワーを大切に育てるリーダーとは違うものであった。
熱血リーダーは得てして、
ついていけるメンバーのみを大切にして、
その過程でついていけなくなる人たちを拾い上げない。
そして、そのリーダーシップはフォロワーの目線ではなくて、あくまでリーダーの目線で語られることが多い。
リーダーシップも使い所を間違うと、
フォロワーを失いかねない。
使いどころが肝心だと改めて知った。
★従業員をやる気にさせる7つの要諦
1、従業員をパートナーとして迎え入れる。
2、従業員に心底惚れてもらう。
3、仕事の意義を説く。
4、ビジョンを高く掲げる。
5、ミッションを確立する。
6、フィロソフィを語り続ける。
7、自らの心を高める。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・その時、私は大きな重荷を背負ったと思いました。私は会社を「稲盛和夫の技術を世に問う場」と思っていたのに、新しい従業員たちは、会社に自分たちの生活を保証してもらうことを期待したのです。…「会社の目的とはいったい何だろうか」。私は改めて考えざるを得ませんでした。しばらくの間、悩み続けた結果、私は会社経営の真の目的は、エンジニアである私の夢を実現することではなく、従業員とその家族の生活を守っていくことだと気付かされたのです。
・自社ブランドで販売するには、企画、デザインから宣伝、販売、在庫管理とお金がかかります。その割合を30%にしても、50%にしても、100%にしても、同じように莫大なお金がかかるのですから、30%ぐらい自社ブランドをやってみたところで採算が合うわけがありません。同じやるなら100%です。そのかわり、在庫のリスクや広告宣伝費を負担し、販売の流通チャンネルもつくるといった、今までにない、たいへん大きなリスクを背負うことになります。ですから、自社ブランド品は下請けメーカーにとって悪魔の誘惑です。安易に誘いに乗ってはいけません。
・ワコールを一代で築き上げた塚本さんでさえ、婦人向け衣料市場のアウターウェア分野に進出する事は容易でないというのです。ことほど左様に、多角化とは難しいものです。
・技術だけが強い会社というのは意外と脆いもので、それに勝る新技術が出てきた時、その優位性はたちまち消滅してしまうものです。強い会社というものは、技術だけでなく、総合力で優れている物です。技術力も優れ、販売力も優れ、従業員の心も優れ、人間関係も優れ、あらゆるものが優れていて初めて強い会社になるのです。一つの技術で伸びる会社は、いずれその技術とともに、消えていきますから、技術だけに偏重した考え方ではダメなのです。