稲盛和夫のレビュー一覧
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京セラ、第二電電、JALと経営者として成功を続けてきた稲盛和夫氏の経営哲学・人生哲学のエッセンスが詰まった本。稲盛氏が、常に「人間として何が正しいのか」と、自分自身に問い、真摯に仕事や経営にあたり、人生を生きていく中から生まれてきた考え方が「京セラフィロソフィ」であり、本書は、その「京セラフィロソフィ」の内容をコンパクトにまとめ、京セラ職員に配布している『京セラフィロソフィ手帳』を、稲盛氏が一項目ずつ解説していくという形態になっている。
基本的に、ためになる話が書いてあるとは思うのだが、自分の感性に合わず、あまり納得できない内容も少なくなかった。ただ、実際、稲盛氏は経営者として大成功を収めてい -
Posted by ブクログ
稲盛さんすごい。共感するとともに、働き方改革って何なんだろうって心底思う。
・人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
・トップの無私の姿勢
…(JAL)再建にあたった私の姿勢が社員の心を揺り動かしたこともあったと考えている。つまり、私が無給で会長職を引き受け、高齢でありながら全身全霊を傾けて再建に取り組む姿が有形無形の影響を社員に与えていった。
…フルタイムで会長職に専念できるわけではなかったので無給で再建に取り組んだが、どうしても債権を成功させなければならないと考え、懸命に仕事にあたるうちに、週3日勤務と考えていたものが4日になり、5日になり、週の大半の時間を日本航空のために費やし -
Posted by ブクログ
稲盛和夫の経営論は、道徳や倫理に根差していて気持ちがいいです。
この本では見開きで稲盛和夫の考えを学べます。
リーダーとはこうあるべき、それはこういう理由だ、というのがシンプルかつ、情熱的に語られています。
どれも、成功者が必ず実行していることばかりですが、やはり大切なことは共通しているのだと再認識させられる。
中には今日の日本にはそぐわないように思うものもあります。
たとえば、「自己犠牲」ということば。
仕事一筋、家庭を顧みないで休日も休まずに働く、ということを今は「美学にするな」と批判されます。
もちろん、働くことに疲れきり、心を消費してしまうような社会は問題にすべきですし、効率的な仕事の -
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子どもが大きくなったとき用にプレゼントしてもらったが、興味をひかれたので読んでみた。
「まじめに一生懸命はたらくことで、人生が輝きだすんだよ。」
「一生懸命はたらくことは大きなよろこびになるんだよ!」
「一生懸命はたらくことはどんなつらいことものりこえられるようななんにでもきく薬になるんだ。」
「はたらくことは、わるいことをふきとばし、いいことにかえてくれる『薬』になるんだ」
「人が持っている3つの毒、三毒、よくばりなこと、おこること、もんくを言うこと、働き薬をちゃんと飲めばふきとばせるんだ!」
子どもへの説明の仕方として、とても分かりやすい。
薬を飲み続けなければ、三毒を追放することができず -
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読みやすく、するする読めた。いろいろ示唆にとむところはあったと思う。まずオードソックスにまじめであること、一生懸命であること、誠実であること、そういうことを大切にしましょう、ということだ。それに反論する気はない。まったく正しいと思う。ただ、そこから漏れてしまうものがあるとき、いかに考え、判断していかも考えなければと思った。別にほんとに反論しているわけじゃなくてさ。本人は善意で、一生懸命と思っていても、それが間違った方向である、ってことはあるわけでね。そのとき、どうするかがまた問われていくんだろうな。そういう意味では、本書で語られていることは、正論であって反論できず、そのぶん網目が大きいとも思え
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尼さん作家の瀬戸内寂聴氏と、元京セラ社長の稲盛氏の対談集。二人とも出家しており、仏教の考え方に基づき、どう世の中をよくして自分も幸せになるか、などを話している。
対談集というフォーマットは個人的にあまり好きではない。内容的に説教臭くなってしまいがちなので、二人の会話形式にして柔らかくしようという意図かと思う。
震災のとき二人は何をしたか、無念の死はどう受け止めるべきか、戦前と比べて暮らしや価値観はどうなったか、などを話題にしている。二人とも、「昔は貧しかったけれど幸せだった」と嘆いているが、戦前を知らない世代としては、あまり興味がない。
稲盛氏が京セラを引退してから、倒産したJALの会長になり -
Posted by ブクログ
新規事業を展開するには、まず挑戦する確固たる姿勢がなければならない
自分の中に確固たる判断基準を持ち、それを信じて行動できるようでなければならない
このくらいやればいいというのではなく、なにごともパーフェクトであることを求める姿勢が重要
単なる希望程度では成就せず、毎日毎日考え抜いて、潜在意識まで染み通っていくような強烈な願望を持つなら目標達成も見えてくる
つまり、成功が見えるようになるまで思い続ける
成功に至る近道はなく、情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続けること
よいことをしたことがいい結果を結ぶように人一倍の努力と創意工夫を重ね続けなければならない