【感想・ネタバレ】利他 人は人のために生きるのレビュー

あらすじ

なぜ、いい人ほど不幸になるのか?

「誰かのため」なら、もっとよく生きられる――。悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」=人のために尽くす生き方にある。
九十歳を過ぎてなお話題作を次々発表し「青空説法」で数千人の聴衆を魅了し続ける作家・瀬戸内寂聴。京セラ創業者にして日本航空の再建も果たし八千人を超える塾生を指導する経営者・稲盛和夫。
自ら「利他」を実践し続ける二人が、仏教の教えやユーモアを織り交ぜながら震災後の苦難を生きる「知恵」と「覚悟」を語り合う。
「気分が楽になった」「勇気が湧いてくる」読者絶賛の傑作対談、ついに電子化。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

東日本大震災で亡くなられた方や、大変な思いをしている方へのエールがたくさん書かれていた。まず、印象に残っているのは、借金を踏み倒しても生きる選択をしてほしいと言っていたこと。人のために生きることの素晴らしさを気づかせてくれる本だった。

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良いことをずっとしても震災がおこったりする
期待しないでいいことをする
無償の行為
損得、や自分のことばかりでなく
相手のことを
善悪で
善悪はちゃんと子供にも伝える

瀬戸内寂聴さんはいう
90年生きて今ほどの贅沢はない
今に感謝

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2018年11月26日

Posted by ブクログ

稲盛和夫という「人」を理解する上では、非常にためになる一冊。瀬戸内氏との対談形式により、この要素がうまく引き出されていたように感じられる。

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2014年08月06日

Posted by ブクログ

尼さん作家の瀬戸内寂聴氏と、元京セラ社長の稲盛氏の対談集。二人とも出家しており、仏教の考え方に基づき、どう世の中をよくして自分も幸せになるか、などを話している。
対談集というフォーマットは個人的にあまり好きではない。内容的に説教臭くなってしまいがちなので、二人の会話形式にして柔らかくしようという意図かと思う。
震災のとき二人は何をしたか、無念の死はどう受け止めるべきか、戦前と比べて暮らしや価値観はどうなったか、などを話題にしている。二人とも、「昔は貧しかったけれど幸せだった」と嘆いているが、戦前を知らない世代としては、あまり興味がない。
稲盛氏が京セラを引退してから、倒産したJALの会長になり、傾いた経営にテコ入れし黒字化に導いたという部分は多少興味を持って読んだ。日本経済の緩やかな回復が背景にはあると思うが、マインドが大事という話だった。

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2017年07月03日

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