稲盛和夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
従業員を鼓舞する7つのやり方について纏めた本。
参考になる部分は確かにあったけども、
この本が目指すリーダーシップが前時代的なリーダーで、
フォロワーを大切に育てるリーダーとは違うものであった。
熱血リーダーは得てして、
ついていけるメンバーのみを大切にして、
その過程でついていけなくなる人たちを拾い上げない。
そして、そのリーダーシップはフォロワーの目線ではなくて、あくまでリーダーの目線で語られることが多い。
リーダーシップも使い所を間違うと、
フォロワーを失いかねない。
使いどころが肝心だと改めて知った。
★従業員をやる気にさせる7つの要諦
1、従業員をパートナーとして迎え入れる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・その時、私は大きな重荷を背負ったと思いました。私は会社を「稲盛和夫の技術を世に問う場」と思っていたのに、新しい従業員たちは、会社に自分たちの生活を保証してもらうことを期待したのです。…「会社の目的とはいったい何だろうか」。私は改めて考えざるを得ませんでした。しばらくの間、悩み続けた結果、私は会社経営の真の目的は、エンジニアである私の夢を実現することではなく、従業員とその家族の生活を守っていくことだと気付かされたのです。
・自社ブランドで販売するには、企画、デザインから宣伝、販売、在庫管理とお金がかかります。その割合を30%にしても、50%にしても、100%にしても、同じように莫大なお金がか -
Posted by ブクログ
簡単に言えば、宇宙はどんどん膨らみ続けていくのが流れだから、人間も進化、発展するのが流れだよって言ってる。みんなちがって、みんないいけど、自分らしさを、自分の器の範囲で全うしつつも、世界の発展が流れだってことを忘れず生きようって内容。
「自分が最も楽しい取り組み方で、人生を楽しもう。そういった歴史が、未来の発展の糧になる。」自分なりに要点をこうまとめてみた。
もう一つ面白いなぁと思ったのは、宇宙には「意思」なるものがあるという説。宇宙は発展したがる「意思」があるから、人間も世界も発展せざるを得ないっと言っていた。
見方を変えれば、こんなに窮屈な考えはない。人間の運命は決まりきっているん