稲盛和夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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▼ 100文字感想 ▼
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企業のトップやリーダーにこそ読んでもらいたい。西郷
隆盛の「南洲翁遺訓」を稲盛さんが自らの経験と独自の
視点でわかりやすく解説してくれます。二回、三回と読む
ことで味わいが深くなると思う。人生の指針となる一冊。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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Posted by ブクログ
稲森さんが2018年に上梓した本。
今まで出版された本の中からテーマ毎に抜粋された本書。
稲森さんの言葉に対して稲森ライブラリーという団体(?)が解説をしている。
抜粋された言葉を読んでいると、稲森さんの本を読んだことがある人にとっては相変わらずの稲森節だなぁと感じるかもしれない。
共感したり、ためになる言葉がたくさんある。
が、個人的にやっぱり仕事至上主義みたいなノリは苦手だ。
仕事が人生にいい影響を与えることは間違いないと思うけど、24時間365日働け!みたいなノリはちょっと、いや、だいぶ価値観が合わない。
そこを流せば、仏教や中国古典からも引用があったりして糧になる本だと思う。 -
Posted by ブクログ
毎日を情熱を持って世のため人のため一所懸命に生きる(働く)ことが大切。必死の労働によって魂が磨かれる。魂を磨き、生まれた時よりも良い人間になることに人生の意味がある。自分の中に良い倫理観、哲学、信念を持ち生きる方向を間違うな。利己的ではなく利他的に生きよ。宇宙の法則に従い、社会の発展に貢献し、価値のある人生を送るべし。真善美な人間に近づこう、魂を磨こうと意識し続けることが大切である。
内容は素晴らしいはずだが、文体が合わないのか易しいようで難しいのか、あんまり頭に入ってこなかった。何も大成しておらず、俗物をあはれにおもうほうの私にはなかなか崇高すぎるというのもあるのかもしれない。路地裏のやさ -
Posted by ブクログ
読みながら本書をどう受け止めるか悩んだが、一文一文をみると共感することも多く、メディアでもよく知る著名人の考えとして、興味深く読んだ。
批評的な視点をもって一歩引いてみたときに、徳、善、感謝、他力の価値を力説しながら、その結果が社会的成功につながっているという主張から、これが日本という東洋文化を土台とした生権力のストーリーであることを感じる。
言い換えると、この内容は、社会的失敗は、個人に帰するという、いわゆる西欧的な自己責任論に一致することになる。
また、著者の経営者としての知る限りの取り組みを見ても、この主張が組織構成員のエンゲージメントを高める権力の内面化にうまく働いていることがわかる -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近MBAを修了した会社の同僚からの推薦図書として手に取った一冊。読書メモから一部を抜粋↓↓
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pp.32-33
◎会社はトップの器以上にならない
トップが持つ人生観・哲学・考え方が全てを決める
pp.178-
◎知識より体得を重視する
知っていることとできることは全く別物。
人から教わったり、本から得た知識よりも、自らの身体で得たもの(経験に裏打ちされたもの)を重視する。
p.528
◎従業員の採算意識(原価意識)を高める
経営者から口うるさく言っても逆効果、従業員が自ら採算意識を持って動く
この仕事に、自分に、原価はいくらかかっているか、それで採算は合うか?
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Posted by ブクログ
前半を読んで、途中から読むのをやめてしまいました。
フルマラソンを100m走を駆け抜けるくらいのペースで仕事に取り組むとか、できないことはできるようになるまで努力するとか、完璧主義を目指すとか…
昔の自分を見ているようで、また今の自分のメンタルにはしんどいなと思ったので、途中で断念しました。
これも一つの読書体験ということで…
でも、前半を読んで、稲盛さんの仕事に対する情熱がひしひしと伝わってきて、そこは純粋に格好いいなと思ったし、胸を打たれました。
また、『人格はなぜ磨く必要があるのか』という疑問を、自分なりに考察することができたので良かったです。