稲盛和夫のレビュー一覧
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シンプルだけど、生きてく上で大切な教えがたくさんつまった本です。
稲盛さんに限らず、下の世代がどうがんばっても追い付けそうにない成功を収めたこの世代の人達は、皆、似たような考えをお持ちのような気がします。 -
西郷さんが入水自殺をしようとしていたとは知らなんだ。
挫折の先にあった人生は凄みを感じる。
一度死を覚悟した人間は死を恐れず、また生きていることに
感謝して日々、一時一刻の大切さをわかっている。
これは大病をわずらった人も同じ。
薩長同盟もまさにそのあらわれ。
やることは決まっている、それをどう実...続きを読むPosted by ブクログ -
京セラ創業者の稲盛和夫さんが、塾生とのQAに答えながら経営について語る一冊。
過去の体験から京セラ関係の本はあまり読んでいなかったのだが、経営をしている先輩から頂いた。
京セラという組織がなぜ大きくなれたのか、投資をする際の考え方、社長としての腹の括り方などリアルに描かれていてとても面白い。
平等性...続きを読むPosted by ブクログ -
なにげなーく手に取った稲盛さんの本。
これが初めてで、もっと他に代表作はあるみたいだけど、面白かった。
この盛和塾の塾長稲盛さんと塾生との問答が、吉田松陰とかと塾生とのやり取りってこんな感じだったのかしら?と思うくらい、いつの時代やねんと突っ込まずにいられませんでした。
がしかし、内容は何人も...続きを読むPosted by ブクログ -
チェック項目13箇所。お客様に接する姿勢としては、お客様の召使いとも呼べる位置づけを甘んじて受け入れるように言ってきた、「甘んずる」という意味は、嫌々という意味ではない、自ら喜んで、気持ち良くお客様の召使いを務めるように言ってきたのである、お客様の召使いが務まらないようでは、どんな立派な販売戦略も絵...続きを読むPosted by ブクログ
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経営は、経営者の人生が映る
温かくて、熱く、時に厳しくて、時に優しい、そんな稲盛氏の人生観が京セラ、KDDI、そしてJALに埋め込まれているのだと、よくわかる。
稲盛氏が一線を退いたJALは、このまま上空を飛び続けられるのか、見守りたい。Posted by ブクログ -
■ 素晴らしい人生を送るための心がけ
A.自分の精神を高める。そうすれば、運命は変えられる。
B.物事を成就させたいなら、心からその実現を信じる。
C.常に原理原則に基づいて判断し、行動する。そうすることによって、どんな局面でも迷わなくなる。
D.土俵の真ん中を土俵際だと思って行動する。すな...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史に残る経営者の一人なのだろう。
話が異常に面白い。
必ず相手を認めて、そのうえで意見を言ったり人格的に素晴らしいのだろう。
と、思わせるのが凄い。
生きてるうちに起業して話を聞いてみたいものだ。Posted by ブクログ -
稲盛さんが盛和塾で行っている、経営問答をまとめた本。
企業経営者と言っても、所詮は従業員と同じ人間であり、大なり小なり、種々の悩みを抱えて経営を進めている。
稲盛さんの答え方は非常に穏やかながら、納得できる内容が多かった。
ただ、相手が経営者だけに、難局を乗り越えるために、社員に仁義を切っておき...続きを読むPosted by ブクログ -
稲盛和夫は京セラの創設者にして、名経営者。主催する経営塾「盛和塾」での実際の問答を編集して本にしたもの。
「盛和塾」自体がほぼオーナー経営者を集めた経営塾のようであり、参加者の、あるいは、質問者の必死さが普通ではなく、それに対して答える稲盛和夫の知見や経験がまたなかなかすごい。
こういう経営書って、...続きを読むPosted by ブクログ -
その立場になって初めて解る珠玉の言葉の数々。頭で理解できても実践しなければ意味がありません。遅まきながら会計を勉強しないといけません。Posted by ブクログ
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「日本を知る」ということが、現代の日本人にはとても希薄に思えます。
戦後(西郷によれば、明治も)の欧米崇拝が日本文化の軽視を助長
してきたのでしょう。
この軸足がないために、日本の政治的な弱さ、企業の規範の弱さが
顕在化してきていると私は思います。
孫文の「西洋の物質文明は、科学の文明であり、武力...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学、もとい仏教的な考えが織り込まれている本でした。
著者の稲盛和夫さんは科学者である一方で、こういった哲学や宗教的な考えも大事にしています。
思えば、スティーブ・ジョブズもそうでした。彼も禅から多くを学び、自然科学と人文科学が交差するような製品作りをしていました。
理論的なことも大事にしつつ、...続きを読むPosted by ブクログ -
成功するには情熱が必要。
鍵は、自分自身から始める、自分自身が責任をもつ、ということと、潜在意識、全身全霊を仕事に傾けるということ。
学部は違うが大学の同窓として敬愛する。Posted by ブクログ -
■リーダー
1.リーダーの本質として、人格は、才覚にもまして重要な要素である。その人格を高めるには、素晴らしい哲学を繰り返し学び、常にその実践を図るよう努める必要がある。
2.試練とは、苦難だけを言うのではない。成功もまた、試練なのである。一時の幸運と成功を得たとしても、決しておごり高ぶってはならな...続きを読むPosted by ブクログ -
京セラの稲盛さんの西郷隆盛に関する名言集。これからの将来への人生へのアドバイスとしては最高の書籍です。特にたくさんの名言が出てきますので、若い世代には大変参考になります。
これを読めば読むほど、また西郷さんの見識にはびっくりします。こんな偉大な人も時代の流れに翻弄されてしますのですから、我々は何も悩...続きを読むPosted by ブクログ -
1959年、従業員28人で発足した京セラは、セラミックという新素材を世界に広め、売上1兆円の優良企業に。
また1984年、ガリバーNTTの独占を崩すべく産声を上げたKDDIは、国内シェア2位、売上2兆8000億円の巨大企業に。
この業態の違う2社を創業したのが稲盛和夫氏だ。しかし、氏の歩んできた...続きを読むPosted by ブクログ -
原理原則について知りたくて読書。
2011年10月末に大連盛和塾の開塾式のため大連へ来る予定の著者。原書は15年ほど前のものである。しかし、内容は一貫していると思う。塾生向けの[盛和塾]へ目を通すと共生という言葉が多く登場する。15年前だと重要だと考えられていなかった共生や調和という考え方は地球規...続きを読むPosted by ブクログ