稲盛和夫のレビュー一覧
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なにげなーく手に取った稲盛さんの本。
これが初めてで、もっと他に代表作はあるみたいだけど、面白かった。
この盛和塾の塾長稲盛さんと塾生との問答が、吉田松陰とかと塾生とのやり取りってこんな感じだったのかしら?と思うくらい、いつの時代やねんと突っ込まずにいられませんでした。
がしかし、内容は何人もの塾生(中小企業の経営者。2代目、3代目といった後継者が多い)の真剣な経営上の悩みに、稲盛さんが答えていくもので、稲盛さんの実体験に基づいた問いへの答えなんか、経営を支援していくような監査を志す僕にも、たいへん有益でした。
アメーバ経営、もう少し研究したいですね。インターネットカンパニー版アメー -
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ネタバレチェック項目13箇所。お客様に接する姿勢としては、お客様の召使いとも呼べる位置づけを甘んじて受け入れるように言ってきた、「甘んずる」という意味は、嫌々という意味ではない、自ら喜んで、気持ち良くお客様の召使いを務めるように言ってきたのである、お客様の召使いが務まらないようでは、どんな立派な販売戦略も絵に描いた餅でしかなく、また仮に一時的に成功したとしても単発に終わり、持続的な成功を収められるはずがない。お客様に対する態度、サービスだけは限界がない、だから召使いのように徹底して、お客様に奉仕しなくてはならないのである。製品には、つくった人の心が表れる、粗雑な人がつくったものは粗雑なものに、繊細な人
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ネタバレ「日本を知る」ということが、現代の日本人にはとても希薄に思えます。
戦後(西郷によれば、明治も)の欧米崇拝が日本文化の軽視を助長
してきたのでしょう。
この軸足がないために、日本の政治的な弱さ、企業の規範の弱さが
顕在化してきていると私は思います。
孫文の「西洋の物質文明は、科学の文明であり、武力の文明となって
アジアを圧迫しています。これは中国で古来言われている覇道の文明
であり、東洋にはそれより優れた王道の文化があります。王道の文化
の本質は道徳、仁義です。」という発言が引用されています。
これは、日本が表面的に欧米諸国を真似するようになって、失われてしまったものの大きさを実感させてくれ -
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ネタバレ哲学、もとい仏教的な考えが織り込まれている本でした。
著者の稲盛和夫さんは科学者である一方で、こういった哲学や宗教的な考えも大事にしています。
思えば、スティーブ・ジョブズもそうでした。彼も禅から多くを学び、自然科学と人文科学が交差するような製品作りをしていました。
理論的なことも大事にしつつ、心情的なことも大事にする、一見両者は相反しているかもしれないけれども、両者を大事にする事が大事なのだと思いました。
本書にも、
「事業を展開していくときに、情で判断し、情で行動したら、収集がつかなくなります。また、情で判断して、理性で行動しても、道を誤ります。かといって、理性で判断し、理性で対応 -
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ネタバレ1959年、従業員28人で発足した京セラは、セラミックという新素材を世界に広め、売上1兆円の優良企業に。
また1984年、ガリバーNTTの独占を崩すべく産声を上げたKDDIは、国内シェア2位、売上2兆8000億円の巨大企業に。
この業態の違う2社を創業したのが稲盛和夫氏だ。しかし、氏の歩んできた道は決して平坦ではない。
本書は、氏が半世紀近くに及び経営者人生のなかで、悩み、苦しんだ末に学んだことを集大成したもの。
とくに、これから社会に出る若い人に向けて、「仕事や人生の途上で障害に行き当たったときに、ぜひ私の話を思い起こしていただきたい」という願いが込められた本でもある。
働く喜びを -
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原理原則について知りたくて読書。
2011年10月末に大連盛和塾の開塾式のため大連へ来る予定の著者。原書は15年ほど前のものである。しかし、内容は一貫していると思う。塾生向けの[盛和塾]へ目を通すと共生という言葉が多く登場する。15年前だと重要だと考えられていなかった共生や調和という考え方は地球規模の環境問題やテロなどの国際、地域紛争の世界で日々重要性が高まっているように感じる。
原理原則に従い、筋を通し、毎日を全力で、今この瞬間を大切にし続けることの連続である。
自己客観視を高め、日々反省し、改善するこの繰り返しだと改めて思う。
自分にとっての幸せ、生きがい、使命とは何か。それを持っ