稲盛和夫のレビュー一覧
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「組織を機能ごとにユニット化していく」というのは今日でも多くの企業で実現されているが、「各ユニットごとに売り買いをして会計管理をしていく」というのは自分にとって新鮮だった。
「社員ひとりひとりに経営者目線を持ってもらう」という目標を机上の空論で終わらせないために、よく考えられた手法だと思う。
現場や経理からすると業務が増えるので反発が起きそうなので、経営者の強い思いと現場への根気強い働きかけが必要なのだろう。
本書で語られた手法をそのまま適用すればいいわけではなく、自社の業務や理念と照らし合わせてカスタマイズしなければならない。
重要なのは「社員ひとりひとりが経営者目線を持つこと」だと思うので、それをどう具体的は手法に落とし込んでいくか。
他には「顧客第一」、「誠実」、「戦後復興」のリアルを本書から感じ取った。 -
Posted by ブクログ
経営哲学に触れたくて、手にした本。
経営者として、経営学として、ということだけではなく、人としての生き方、考え方、価値観、もっといえば哲学について書かれている。
大義名分を持ち、明確な目的、目標がどんな時でも頭の片隅にある、それぐらい心に刻み込むことができれば、たいがいのことは叶えていける。いや、明確に思い描くことさえできれば、必ず叶えていける。
リーダーとしての心得6箇条
・誰にも負けない努力をすること
・謙虚にして驕らず
・反省ある毎日を送る
・生きていることに感謝する
・善行、利他行を積む
・感性的な悩みをしない
生きていれば、何かに挑戦していけば、うまくいかないことも、間違いや失敗も多く経験することになるけど、やってしまったことに落ち込んで、思い悩むのではなく、反省をしたら切り替えて前向きにやっていくことが肝要!
この本は、経営に限らず人生のバイブルとして何度も読み返したい。
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純粋な心と成功と幸福
稲盛和夫さんの『心。』は、人生や仕事の本質を「心」の在り方から説いた一冊です。人生の幸福や成功は、才能や環境ではなく、自らの「心」次第で決まると語り、純粋で美しい心を持つことの大切さを教えてくれます。困難に直面したときの心の持ち方や、他者への思いやりの重要性など、シンプルながら深い教えが詰まっています。日々の生き方を見つめ直し、よりよい人生を送りたい人にぜひ読んでほしい、心を磨くための指南書です。
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人生の指針を学ぶ
稲盛和夫さんの『生き方』は、仕事や人生に対する真摯な姿勢を学べる一冊です。「利他の心」や「真摯に努力すること」の大切さを説き、人としてどう生きるべきかを深く考えさせられます。成功哲学だけでなく、心の在り方や人間としての成長についても触れられており、どんな世代の人にも響く内容です。迷いや悩みを抱えている人、より良い人生を送りたいと願う人にぜひ読んでほしい一冊です。
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ネタバレ【プロローグ】
私たちは何のために働き、経営し、生きていくのか。
その問いに、どこまでもまっすぐに、そして誠実に向き合ってきた一人の経営者がいる――稲盛和夫氏。
彼の哲学は単なる成功論ではない。魂の在り方、人間の品性、経営の倫理にまで踏み込んだ**「生き方の指針」**である。
この冊子は、そんな稲盛哲学の根幹である「六つの精進」と「経営の12ヶ条」を、現代を生きる私たちの言葉で再構築したものだ。
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【第一章】六つの精進 ー 魂を磨くための6つの習慣 ー
人間の本質は「心」にある。
地位や能力ではなく、どれだけ誠実に、真摯に、日々を生きるかで、その人の輝きが決まる。
稲盛氏はそのための実践として、以下の6つの行動原則を挙げた。
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① 誰にも負けない努力をする
成功とは、才能ではなく努力の総量で決まる。
地味な仕事を一歩一歩、誰よりも真剣に積み上げる者が、本当の力をつける。
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② 謙虚にして驕らず
どんなに成果を出しても「おかげさま」の心を忘れない。
謙虚さは人間関係の潤滑油であり、人格を磨く礎となる。
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③ 反省のある毎日を送る
「今日、自分は正しく生きられたか?」
この問いを日々自分に投げかけ、軌道修正し続ける人だけが、人格を高めていける。
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④ 生かされていることに感謝する
生きているのではなく「生かされている」。
命・環境・人に感謝することで、心は豊かになり、視野も広がる。
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⑤ 善行・利他行を積む
誰かのために尽くす行為こそ、人間を成長させる。
見返りを求めない“無私の行動”が、最も深い幸福を生む。
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⑥ 感性的な悩みをしない
失敗を悔やんでも過去は戻らない。
反省したらすぐ前を向く。悩むより動く。行動が人生を前に進める唯一の方法。
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【第二章】経営の12ヶ条 ー 人間として正しい経営を貫くために ー
経営とは「数字」や「戦略」だけではない。
むしろ問われるのは、「人間として正しいか?」という根源的な姿勢である。
稲盛氏は、この12ヶ条を「経営の羅針盤」として、全ての経営者に遺した。
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① 事業の目的、意義を明確にする
会社は何のために存在するのか。自分はなぜ経営をするのか。
「全従業員の物心両面の幸福を追求する」――それが最高の目的となる。
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② 具体的な目標を立てる
抽象的な夢ではなく、誰もが理解できる“数値目標”を明示する。
社員全員が同じ方向を見て進むための“旗印”を立てることが大切。
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③ 強烈な願望を心に抱く
目標をただ思うのではなく、潜在意識にまで染み込ませる。
「そこまで想い続けられるか」が、実現力を左右する。
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④ 誰にも負けない努力をする
才能や環境ではなく、“どれだけやったか”が勝敗を決める。
凡事徹底。誰よりも手を動かし、汗を流した者が本物となる。
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⑤ 売上最大・経費最小
利益を目的とせず、価値提供に徹した結果として利益が生まれる。
経営の鉄則は「入るを量って、出ずるを制する」。
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⑥ 値決めは経営
価格は商品やサービスの“人格”。
お客様も喜び、自社も生きる「最適点」は必ずある。
その見極めは、トップ自らの仕事である。
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⑦ 経営は強い意志で決まる
「私はこうしたい」というぶれない軸が、組織と未来を動かす。
意志こそがリーダーシップの核心。
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⑧ 燃える闘魂
妥協・惰性・油断に勝ち続ける覚悟が、経営には必要。
経営とは、情熱を失わない“命がけの仕事”である。
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⑨ 勇気をもって事にあたる
卑怯な道を選ばず、困難に正面から立ち向かう。
背中で示し、率先して動く。それが本物のリーダー。
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⑩ 常に創造的な仕事をする
昨日のままでは衰退する。
改善と革新を続けることで、企業は生き続ける。
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⑪ 思いやりの心で誠実に
商いは人と人との信頼で成り立つ。
相手が笑顔になるかどうかが、経営の本質である。
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⑫ 明るく前向きに、素直な心で
明るい心には運が味方する。
学ぶ人には共通して「素直さ」がある。
素直であれば、成長のチャンスは無限にある。
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【エピローグ】
経営に悩んだとき、人生に迷ったとき、答えは外ではなく「心」にある。
稲盛和夫の言葉は、その心を磨き、軸をつくるための“原点”を思い出させてくれる。
どれだけの人を幸せにできたか。
どれだけ正しく生きられたか。
最後に残るのは、美しく磨かれた魂だけなのだ。 -
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素晴らしい人間、美しい心を持った人、思いやりの心
自分を信じなさい幸福が待ち受けていると信じ、それを少しでも疑ってはなりません。
その通り。
高校の英語のコミュニケーションと英語表現で
先生によって成績に大きな差があったが、
英語の能力は一緒なのに先生の授業に対する熱意が違ったから成績に差が出たのだと気づいた。
熱意や、やる気で運命が左右されてる自分の人生って目に見えないけど高校の成績表とか見ると可視化できてわかりやすい!
思いによって人生左右される
困っても迷っても挫折しても絶対大丈夫な自信を持って乗り越えるのか当たり前の状態に持っていける人間が本物のプロだと思う
中村天風
先入観にとらわれずに努力し続けること
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「経営は経営者だけの仕事ではなく、全社員が経営者の視点を持つべきだ」――本書が説くアメーバ経営の本質は、まさにこの一点に集約される。
京セラやKDDIを創業し、JALの再建も成し遂げた稲盛和夫氏。その経営手法の根幹をなすのが「アメーバ経営」である。これは、会社を小さな組織(アメーバ)に分割し、各アメーバが独立採算で利益最大化を目指す仕組みだ。売上を最大に、経費を最小に――このシンプルな原則を全社員が実践することで、会社全体の繁栄と社員の幸福を両立させる。
【アメーバ経営のポイント】
会社の存在意義は、社員の幸福「利益を追求するのは、お客様・株主のためではなく、まず社員の幸福のため」。その結果として、顧客やステークホルダーへの貢献につながる。
全社員が経営者視点を持つ一部の経営者だけが会社全体を管理するのではなく、アメーバごとに採算を管理。これにより、次世代の経営人材の育成にもつながる。
ミクロとマクロのバランスアメーバ単位で利益最大化を目指すと、短期的には各部署の成果が上がる。しかし、全体最適を考えないとアメーバ同士の利害衝突が発生する。これを防ぐのが、企業理念(フィロソフィー)の徹底と、経営者の情熱による統合力だ。
迅速で正確な採算管理「売上・経費を100%ミスなく、しかも1日単位で把握する」。これにより、社員は自分の努力が即座に数字として見え、創意工夫が生まれる。
【まとめ・感想】
アメーバ経営は、社員一人ひとりが自ら考え、利益を生み出す仕組みだ。ただし、「仕組みを作れば終わり」ではなく、経営者の情熱が不可欠。各アメーバの方向性を統合し、会社全体としての成長を促すには、経営者が「私」を殺し、全体を見渡す覚悟が求められる。
経営者の情熱と社員の自主性、この2つが揃ったとき、アメーバ経営は真の力を発揮する。