向田邦子のレビュー一覧

  • 父の詫び状

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    読むたびに味わいの変わる本。
    さりげない会話とさりげない日常が心に沁みる。
    時々取り出して読んでみたい。

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    2011年08月09日
  • 女の人差し指

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    向田さんの作品は好きで何冊か読んでいるが、
    久しぶりに読んでみて、文章のリズムというか、言葉の旋律というか、
    これ見よがしでもなくサラッと書かれているけど、
    ものすごく上手だなぁ、
    それこそ名人芸、落語のようだと改めて感じ入った次第。

    文章を読んでいると、書き手の性格や人情が見えてくるように思うことがある。
    確かめようもないから、それが当たっているのか思い過ごしなのかは分からないが、
    向田さんの文章を読んでいると、
    ヤンチャで負けん気の強い、しかし従順で臆病なところもある。
    賢くて、正義感があり、おっちょこちょいだけど、人に甘えるのが苦手。
    そんな愛らしい女性像が見えてきて、さらに好きになる

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    2011年07月16日
  • 父の詫び状

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    何度も読み返す1冊。実際は虚実ないまぜなのだろうが、向田さんの筆力で、生き生きと現実感が息づいている、昭和のおとぎ話。

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    2010年09月12日
  • 霊長類ヒト科動物図鑑

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    タイやスペインについてのエッセイが。

    ちょうど自分もタイとスペインに旅行したところだったので、非常に興味深かったです。

    あと飛行機墜落についてのエッセイがあるところも印象に残りました。

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    2010年03月16日
  • 阿修羅のごとく

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    脚本形式なので、それに抵抗がなければ、とても面白い本。映画にもなりましたねー。でも、昔の映画の方がキャストは良いです。

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    2009年10月17日
  • 阿修羅のごとく

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    全員浮気なかんじ!
    姉妹が緊迫してうなぎをひっくりかえすところ、母の倒れるシーンで坂道に卵が割れるところ、足の裏に描くいたずら…鮮やかな印象。

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    2013年01月13日
  • 阿修羅のごとく

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    面白かった!

    姉妹であれ
    女同士であることには変わりない

    女特有のやりとりは、
    読んでいてただ頷くばかりでした


    あの年齢で亡くなるなんて…
    文学界は惜しい人を失ったなー

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    2009年10月07日
  • 阿修羅のごとく

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    向田邦子の代表作とも言える作品。もとはテレビドラマのために書かれたもの。

    正確には小説ではなく読み下しのための脚本、あるいはシナリオ集という方が正しいのかもしれない。少しのト書きを除けば、場面設定とセリフのみで構成されているので、はじめは面食らって読みづらかった。ただ、読み進めるうちにこれはこれで、新しい(わけでもないが)種類の文学の形と思えばなんら不自由は感じない。

    巷にあふれる色褪せたホームドラマとは明らかに一線を画している。帯にあった、黒柳徹子の推薦が何よりも的を射ている。「向田さんの小説は、恋と人生を味わい尽くした大人の哀歓に満ちている。私は大好きだ。」

    原作のテレビドラマや、リ

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    2009年10月04日
  • 隣りの女

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    純粋で普通の女でさえも、女は時に壁をひょいと飛び越えて男の知らない所へ軽々といくことができる。戻ってくる鈍感さ、図太さもまたしかり。「春が来た」のある家族に男が一人入っただけで、そこの女たちを女として自覚させるのに十分であることを証明している。女のかわいさ、強さを描くのがうまい。

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    2009年10月04日
  • 霊長類ヒト科動物図鑑

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    向田邦子さんが亡くなってもう25年あまりもたつ。ちょうど、今の私くらいの年に、台湾で飛行機に事故に遭い、急逝された。何気ない日常の一こまや、家族のことや、仕事のこと、よく事細かに覚えているなあと感心する。それをさも、その場にいるごとく書いているものだから、つい笑ってしまうことも多い。早く逝きすぎた人だ。

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    2009年10月04日
  • 家族熱

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    こういうタイプの小説は久しぶりです。面白くって、あっという間に読みました。やっぱり向田作品スキです。

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    2009年10月04日
  • 霊長類ヒト科動物図鑑

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    向田先生は小説よりこういったエッセイが好き。ゆっくり読んでいくとまるで自分がその時代に生きていたかのような錯覚を覚えます。

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    2009年10月04日
  • 霊長類ヒト科動物図鑑

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    向田邦子さんが亡くなってもう25年あまりもたつ。ちょうど、今の私くらいの年に、台湾で飛行機に事故に遭い、急逝された。何気ない日常の一こまや、家族のことや、仕事のこと、よく事細かに覚えているなあと感心する。それをさも、その場にいるごとく書いているものだから、つい笑ってしまうことも多い。早く逝きすぎた人だ。

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    2009年10月04日
  • 隣りの女

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    短編集。どれもなかなかよいです。
    表題作の隣の女は、官能的な情景の描写が上手い。向田さんにしか絶対出来ないと思う。

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    2009年10月04日
  • 父の詫び状

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    向田邦子さんのエッセイ集てす。落ち着いて品のある文章をとても好もしく感じ、また、昔テレビで見た原作のドラマを懐かしく思い出しました。

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    2026年01月25日
  • 阿修羅のごとく

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    冒頭だけ読んだ。よく見たら、ドラマの脚本を元に、向田邦子さんとは別の方が小説にされたそう。小説というかドラマの副音声のようで断念。ドラマは大好きです。

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    2026年01月12日
  • 思い出トランプ

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    お互いに何かしら文句を言いながらも夫婦でい続ける、昭和の夫婦間、家族間。
    特に女性については容姿に関する描写が多い。

    だらだら坂なんかは太った女性(トミ子)を白いピカピカに光った大きな鏡餅と表現。ある時、なぜ濃いサングラスをかけているのかと思ったら、二重まぶたの整形をしており、「どうして、俺に黙ってそういう真似をしたんだ」と小突かれて泣き出す。
    その後、表情も増えて自信がついてきたようで、きっとこれから他の箇所も整形して痩せていって、前みたいな安らぎのある女の子ではなくなるんだろう〜と嘆く。
    男性の気持ちもわかる。無理して自分を変えることはないし、それはそれで良さがあるということ。しかしトミ

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    2026年01月07日
  • 思い出トランプ

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    結構ドライに見える人間関係がさらっと描かれているけれど、肯定も否定もされてないのがいい

    「人間なんてそんなもの」と突き放すだけじゃなく、どこか温かい目線があって、読んでいるうちに自分の弱さもまあいいか、と思えてくる

    「家族は仲良くすべき」みたいな理想に縛られてしまったときに読むと、心がふっと軽くなる一冊です

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    2026年01月04日
  • 新装版 眠る盃

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    向田さんは1929年生まれ。戦火をくぐり抜け、戦後のやけ野原から復興し、高度成長期を目の当たりにしている方だ。私、向田邦子はという主語で綴られるエッセイは、時代を感じられものもあれば、時を超えてなお日本人の本質はそう変わらないと感じるものもある。ただの猫好きで、おいしいものが好きで、美しいものに目がない。遅筆・乱筆、苦し紛れの言い訳。一冊の中にさまざまな表情がちりばめられている。

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    2025年12月27日
  • 阿修羅のごとく

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    2025年 是枝裕和監督がNetflixでドラマ化したことで、興味をもち、読んでみた。

    1970年代に書かれた原作は、ドラマの脚本家である向田邦子の作品だ。

    「阿修羅」
    インドの神様で、崇高なようにみせて、裏では悪口や妬みを抱いている象徴。
    本作では、昭和時代の女性の強さや弱さを、緻密な心理描写で綴っている。

    50年以上前の作品なのに、引き込まれる面白さがあった。

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    2025年12月26日