向田邦子のレビュー一覧

  • 隣りの女

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    純粋で普通の女でさえも、女は時に壁をひょいと飛び越えて男の知らない所へ軽々といくことができる。戻ってくる鈍感さ、図太さもまたしかり。「春が来た」のある家族に男が一人入っただけで、そこの女たちを女として自覚させるのに十分であることを証明している。女のかわいさ、強さを描くのがうまい。

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    2009年10月04日
  • 霊長類ヒト科動物図鑑

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    向田邦子さんが亡くなってもう25年あまりもたつ。ちょうど、今の私くらいの年に、台湾で飛行機に事故に遭い、急逝された。何気ない日常の一こまや、家族のことや、仕事のこと、よく事細かに覚えているなあと感心する。それをさも、その場にいるごとく書いているものだから、つい笑ってしまうことも多い。早く逝きすぎた人だ。

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    2009年10月04日
  • 家族熱

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    こういうタイプの小説は久しぶりです。面白くって、あっという間に読みました。やっぱり向田作品スキです。

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    2009年10月04日
  • 霊長類ヒト科動物図鑑

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    向田先生は小説よりこういったエッセイが好き。ゆっくり読んでいくとまるで自分がその時代に生きていたかのような錯覚を覚えます。

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    2009年10月04日
  • 霊長類ヒト科動物図鑑

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    向田邦子さんが亡くなってもう25年あまりもたつ。ちょうど、今の私くらいの年に、台湾で飛行機に事故に遭い、急逝された。何気ない日常の一こまや、家族のことや、仕事のこと、よく事細かに覚えているなあと感心する。それをさも、その場にいるごとく書いているものだから、つい笑ってしまうことも多い。早く逝きすぎた人だ。

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    2009年10月04日
  • 隣りの女

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    短編集。どれもなかなかよいです。
    表題作の隣の女は、官能的な情景の描写が上手い。向田さんにしか絶対出来ないと思う。

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    2009年10月04日
  • 新装版 夜中の薔薇

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    豪華よむーくグッズねらいで手にとった。短いものから長いものまでバラエティに富んだエッセイ集。昭和の高度成長期に、脚本家として成功を収め、その後、文章をかいたり、小料理屋を営んだりと好奇心の赴いた先に飛び込む力強さはあっぱれだ。小気味がいいとはこのことかと膝を打つ。小姑のようなチクリと苦言を呈したと思えば、落ち着きなくそそっかしい自分を差し出す。嫌味なく惜しみなくエンターテイナーだった。四十代独身子なし。病気もされているし、老後への憂いが忍びよる年頃。それでも、凛として、冒険するような生き様が好もしい。

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    2026年07月15日
  • あ・うん

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    男の書く文章と女の書く文章は超えられない違いがあるものだろうか。違いの原因はあるのだろうか。それとも個性の違いとして理解すべきか?


    女性の作家をしばらく読んでないな、と思い、そして偏った文章ばかり読んでいる気もして、この本を手に取ってみた。

    先入観もあるのかもしれないが、ドラマのような場面展開で、人物の語らせ方もセリフのように読んでしまう。戦前という舞台設定に関わらず、現代的な感じがするのは、“戦前もの”によくある翳りを感じないからだろう。
    友情もの、恋愛もの、家庭ものいかようにも見方ができるけれども、読みながらずっと女性のにおいをずっとしたいた。美醜に関わらない女性の符牒のようなにおいがこの作品の全体を包んでいるようにわたしには感じられた。

    愛だ友情だと言ったところで、とどのつまり我々は生物としての人間であって、その中で賢しらな劇を演じているとも言えようか。

    冒頭の疑問は解決せぬままだが、女が出すにおいには、男にとって母の記憶であり、男にとって超えがたいものがある。

    寝屋川「ひまわり書房」にて三十円でもとめる。

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    2026年06月23日
  • 新装版 夜中の薔薇

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    向田邦子さんの文章を初めて読んだ。
    少し昔の方のエッセイなので、
    知らない俳優さんや映画監督さんもたくさん。
    たまにピンとこないお話もあったけど、
    この時代に、自立して強く生きた
    たくましい女性だったんだなあと分かる。
    堂々としていて素敵だなと思った。

    特に心に残ったお話↓

    夜中の薔薇
    玄関前に置かれたくたびれた薔薇の花束。
    贔屓にしていた花屋が店じまいしたため、
    売れ残りを置いたらしかった。
    どう見ても生き返らないと思われるものは、
    諦めて捨てようかというとき
    タクシー運転手の話を思い出す。

    その人はノモンハンの生き残りであった。
    ひどい負傷をしていたが、軍医が間違えて
    青札をつけたおかげで、九死に一生を得たという。
    結局わたしは、一本残らず水風呂に漬けた。
    漬け終わってから、自分が風呂に入れないことに
    気付いた。その代わり、浴室いっぱい
    「くれない匂う夜中の薔薇」であった。
    ———

    牛の首
    チュニジアの田舎町の店先で、
    牛の首がぶら下がっている。
    私は、牛が深い二重まぶたであることをはじめて
    知った。金色の長いまつ毛も、まだ艶があった。
    まつ毛の下の目は、妙にのんきそうで、
    格別怒ったり恨んだりしているようには見えない。
    立派な死に顔である。感心しながら、
    人はこんな顔では死ねないなと思った。

    牛は生まれたときから諦めている。
    人は、叶わぬと知りながら希望を持ち、
    生に執着しながら死んでゆく。
    牛を食べる人間のほうが、食われる牛より
    おびえた顔をして死んでゆくのである。
    ———
    ・視線
    胸の手術の後遺症で、しばらく右手が
    使いものにならないことがあった。
    荷物が増えて傘をさすことができなくなった。
    仕方なく傘を小脇に挟み、雨の中を歩きだした。
    すれ違う人が、けげんそうに私を見ていた。
    薄気味悪そうな目、好奇心丸出しの目は、
    中年の主婦に多かった。

    人にはさまざまな事情がある。
    他人の腑に落ちないしぐさを見かけても、
    じろじろ見ないようにしようと肝に銘じたのだが、
    薄情なもので、いざ見物に廻ると、
    私は誰よりも熱心に見てしまう人間なのである。
    ———
    ・ことばのお洒落
    自分に似合う、自分を引き立てるセーターや口紅を
    選ぶように、ことばも選んでみたらどうだろう。

    ことばのお洒落は、ファッションのように
    遠目で人を引きつけはしない。
    無料で手に入る最高のアクセサリー、流行りもなく
    一生使えるお得な「品」である。ただし、
    どこのブティックをのぞいても売ってはいないから、
    身につけるには努力がいる。

    本を読む、流行語は使わない。人真似をしない——
    何でもいいから手近なところから始めたらどうだろう。
    ———
    ・下駄の上の卵酒 酒中日記
    書きたくないとき、書けないとき、気がつくと爪を
    噛んでいる。両手の指十本分を噛み終っても
    爪くずが散らばっていないところを見ると、
    すべてわが腹中に納まってしまうらしい。
    他に取り柄はないが、歯と骨が丈夫なのは、
    カルシュームの自己補給のせいだろう。←そう?笑
    ———
    ・酒中日記 2
    人寄せをするのは一年ぶりである。
    午前三時、七人の客が帰ってゆく。引き上げにあたり、
    全員後片付けを志願してくださったが、
    これは泣いて辞退する。
    アルコール入りのこの連中に洗い物などされたのでは、
    瀬戸物やグラス類が後家だらけになってしまう。
    ↑表現が好き。
    ※後家(二つで一組になっている道具などの
    片方がなくなって残っているほう)
    ———

    ・海苔と卵と朝めし
    焼き海苔は毎朝のように食膳にならんだが、
    うちでは子供は一膳目からそれを食べることは
    禁じられていた。おみおつけでまず一膳のごはんを
    食べ、生卵か海苔、納豆は二膳目でないと
    箸をつけてはいけないというのである。
    ごはん一膳では、いつまでたっても今の大きさだよ、
    子供は二膳目のごはんで大きくなるのだ、
    というのである。
    おかしな理屈だが、今の子供みたいに口答など
    思いもよらない時代だったし、知識もなかったから
    子供は一生懸命にごはんを食べた。
    ↑カワイイお話。
    ———

    ・寺内貫太郎の母
    年をとったからといって、どうして、人生をおりる
    必要があるだろう。寺内きんさんではないが、
    最後まで人生の捕虜にならず、
    戦い抜くことのほうが素敵なのではないだろうか。
    人はそれを老醜というかもしれない。
    でも、行いすました寂しい美しさよりも、
    バタバタと最後まで抵抗する見苦しさのほうに
    人間らしさを感じてしまう。

    美しくなくてもいい、最後まであきらめず、
    勇猛果敢に生きてやろう。
    ———

    ・十文字美信 細目
    日本の古い諺に「女の目には鈴を張れ。
    男の目には糸を引け」というのがある。
    女はぱっちりした目が上等、
    男は目の細い方がいい。
    目が大きいとどうしても気持ちが目に出てしまう。
    大人物に相応しくないという意味らしい。

    警視庁のスリ係のベテランはみんな細目だと、
    聞いたこともある。本気か面白半分か、
    本当のところをうかがわせない目が、
    時々いたずらっぽく笑いながら、
    飾らずリキまず、自分を語る。

    大きくて強い動物だけが持つやさしさとけだるさ。
    ひと仕事終えたライオンが木陰でお腹を出して
    昼寝しているような具合であった。

    ・落語家
    趣味は鈴虫を飼うこと。八か月もの長い間、
    砂の中にもぐっている。どじょうやうなぎの頭や
    おからを食べさせる。そして、ごく短い間、
    オスだけが鳴く。

    このはなしは、私には少しばかり切実に聞えた。
    長い、気の遠くなるような辛い修業。時としては
    不公平なマスコミの陽のあたり方にも耐えて、
    師匠の芸を盗み、芸をみがいて、
    鳴く日のために備えるのである。

    鈴虫の音色は夜の草むらがよく似合う。
    そして、落語家の芸は、ラジオやテレビよりも、
    やはり寄席の高座だろう。
    男一匹、人を笑わせることを職業に選んだ辛さを、
    この人はみじんも匂わせない。
    ———

    ・手袋をさがす
    私は決めたのです。
    反省するのをやめにしよう——と。

    私はヘンに完全主義者のくせに、身を責めて
    努力するのをおっくうがるところがあります。
    要領がいいので、その場その場で、
    いともお手軽に反省をしてしまうのです。
    本心からすまないことをした、と思わないくせに
    誤ったほうが身のため、まわりのためと思うと
    アッサリと謝り、自分のとった行動を反省して、
    こんどは反省したことで、罪業消滅したと
    錯覚して、そのことに何の罪悪感ももたず、
    一日もたてば反省したことすら忘れてしまって、
    また同じあやまちを繰り返していたのです。

    これでは、良心をうぬぼれ鏡にうつして、
    自分の見栄っ張りな心におべっかを使っているのと
    同じではありませんか。

    毎日毎日の精神の出納簿の、小さな帳尻は
    あってはいるものの、さて「一生」という
    大きな単位で見ると、何の変りはなく、むしろ、
    私は毎日反省をしています、という自己満足だけが
    残るのではないか、と思ったからです。

    生れ変りでもしない限り、精神の整形手術は
    無理なのではないでしょうか。
    女として自活していること、
    いまだ定まる夫も子供もなく、
    死ぬときは一人という身の上であること、
    これらを幸福と見るか不幸とみるかは人さまざま。

    ↑自分を客観視して、悪いところも無理に直さず
    自分にとって一番良い方法に落ち着いた。
    ———

    ・時計なんか怖くない
    時というものは、一秒一秒、時計のセコンドの
    ようにせわしなく過ぎてゆくものでもありますが、
    一生の単位で見れば大きな河の流れにも似て、
    ゆったりと流れてゆくものでもあるはずです。
    三年五年を、無駄にすごしたとしても、
    六十年七十年の人生にとって、
    引っかき傷ほどにもなりません。

    人間は、時計を発明した瞬間から、効率的には
    なりましたが、同時に「時計の奴隷」に
    なり下がったようにも思います。
    時計は、絶対ではありません。
    人間のつくった、かりそめの約束です。

    恐れと虚しさを知らず、得意になって生きるより、
    すばらしいことに思います。
    いつの日かそれが、無駄にならず肥やしになる日が
    あかにならずこくになる日が、必ずある。
    真剣に暮してさえいれば——です。
    ↑少しくらいのお休みも、アリだよね。
    ———

    ・女を斬るな 狐を斬れ 男のやさしさ考
    菊池寛の言葉
    「人を批評したり判断する時には欠点を先に
    言いなさい。あの人は好いがだらしがない、
    というとだらしがない人だということに
    なってしまう。しかし、だらしがないが好い人だと
    考えれば世の中は楽しくなります」
    ↑「世の中は楽しくなります」っていうのが良いな。

    女は、小さい時からそう躾けられたから、
    或いはやさしくすると、あと自分自身ゆったりと
    やさしい気持になるから——
    意地悪くいえば鏡の前でやさしく振舞うような
    ところがありますが、本当の男のやさしさには、
    人に見られるとはにかんだり、逆にテレて
    腹を立てたりする、そういうところがあります。

    男のやさしさで嫌いなものが二つ、
    ひとつはテクニックだけのやさしさです。
    見せかけだけの、口先だけのやさしさなら、
    かえってなにもしない不器用の方が女には
    好もしいものです。
    もうひとつ男性へのお願いになりますが、
    どうか男は、「男のやさしさ」などと
    おっしゃらないでいただきたいのです。
    私はたしかに、名古屋までの二時間、
    身を縮めっぱなしだった高砂親方のやさしさに
    心打たれました。しかし、もしそのあとで親方が
    「男のやさしさ」について書いたり語っておられたら
    いっぺんに興ざめしたと思うのです。

    ↑確かに分かる。
    不器用な人、男女問わず割と好き。
    ———

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    2026年06月17日
  • 思い出トランプ

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    一話15-6ページの短編集ですが、テレビドラマのようにどれも話がくっきりとしているようで、人物の心の動きがしっかりと描かれていて飽きずに読み切りました。向田さんの本は今読んでも古びた印象がないですね。

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    2026年05月02日
  • 新装版 夜中の薔薇

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    ネタバレ

    ほのかに体温が感じられるようなエッセイ集だった。言葉選びに人柄が出ている気がして、ふとした時に品と色気が漂ってくる。
    時代が時代なので仕方のないことだとは思うけれど、偏った男性観・女性観のようなものが見え隠れする部分は、読んでいて疲れた。
    インタビューした誰かのことを書いている文章よりも、ご自身の日々のことや子ども時代のこと、家族のことなどを書いた文章のほうがおもしろかった。
    見知らぬ人からもどんどんご自宅に電話がかかってきているのが、今なら考えられない。律儀に対応しているところも人間味があって好ましい。
    食へのこだわりは、こちらもお腹が空いてきてしまって困った。
    もっと長く生きて、書き続けてほしかったなと思う。

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    2026年03月27日
  • 思い出トランプ

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    若い頃に読んだ思い出トランプ
    作家は日常生活を描くのが上手い
    それも無駄の無い文章で読ませてくれる
    ずいぶん年齢を経て読んだけど
    戦前や戦中の文章はちょっと分からないのもあって驚いた

    ちょっと出身した男は女を囲いたがる
    囲われた女は整形に関心をもつ
    生活のちょっとした行きずりから付き合いが始まる
    長年暮らした夫婦でも分からない相手
    出世の為に上司に告げ口する男
    親戚関係などなど
    よくこんなに書けるものだ
    凄い

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    2026年03月07日
  • 思い出トランプ

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    再読シリーズ。

    昭和55年に刊行されたもので、当然その当時の時代感や空気感はありつつも、日常の中に潜めている人の業みたいなものが描かれていて、ぞわぞわする感じ。傍から見ているとなんてことない日常を過ごしていそうな人達を覗き見させられている感覚。

    どれも主人公が何かに気づかされることで終わる。そこが容赦なくてリアルで、何となく怖い決まりの悪さに、向田邦子さんのすごさを感じるお話たちでした。

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    2026年03月01日
  • 父の詫び状

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    向田邦子さんのエッセイ集てす。落ち着いて品のある文章をとても好もしく感じ、また、昔テレビで見た原作のドラマを懐かしく思い出しました。

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    2026年01月25日
  • 阿修羅のごとく

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    冒頭だけ読んだ。よく見たら、ドラマの脚本を元に、向田邦子さんとは別の方が小説にされたそう。小説というかドラマの副音声のようで断念。ドラマは大好きです。

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    2026年01月12日
  • 思い出トランプ

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    結構ドライに見える人間関係がさらっと描かれているけれど、肯定も否定もされてないのがいい

    「人間なんてそんなもの」と突き放すだけじゃなく、どこか温かい目線があって、読んでいるうちに自分の弱さもまあいいか、と思えてくる

    「家族は仲良くすべき」みたいな理想に縛られてしまったときに読むと、心がふっと軽くなる一冊です

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    2026年01月04日
  • 新装版 眠る盃

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    向田さんは1929年生まれ。戦火をくぐり抜け、戦後のやけ野原から復興し、高度成長期を目の当たりにしている方だ。私、向田邦子はという主語で綴られるエッセイは、時代を感じられものもあれば、時を超えてなお日本人の本質はそう変わらないと感じるものもある。ただの猫好きで、おいしいものが好きで、美しいものに目がない。遅筆・乱筆、苦し紛れの言い訳。一冊の中にさまざまな表情がちりばめられている。

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    2025年12月27日
  • 阿修羅のごとく

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    2025年 是枝裕和監督がNetflixでドラマ化したことで、興味をもち、読んでみた。

    1970年代に書かれた原作は、ドラマの脚本家である向田邦子の作品だ。

    「阿修羅」
    インドの神様で、崇高なようにみせて、裏では悪口や妬みを抱いている象徴。
    本作では、昭和時代の女性の強さや弱さを、緻密な心理描写で綴っている。

    50年以上前の作品なのに、引き込まれる面白さがあった。

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    2025年12月26日
  • 男どき女どき

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    短編小説とエッセイの組み合わせでした。男と女の機微な振る舞いや感情が表現されていました。私は向田邦子さんの飾らない潔さのようなものを感じる文章が好きです。

    お話の入りと結びが印象的な表現になっているなと感じました。

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    2025年11月27日
  • 男どき女どき

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    向田邦子デビューには少し理解のハードルが高かったかも、下世話な話だがふんわり終わるこの感覚をもう少し何冊か読んで楽しめるようになりたい。

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    2025年11月03日