思い出トランプ

思い出トランプ

作者名 :
通常価格 528円 (480円+税)
紙の本 [参考] 572円 (税込)
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作品内容

浮気の相手であった部下の結婚式に、妻と出席する男。おきゃんで、かわうそのような残忍さを持つ人妻。毒牙を心に抱くエリートサラリーマン。やむを得ない事故で、子どもの指を切ってしまった母親など――日常生活の中で、誰もがひとつやふたつは持っている弱さや、狡さ、後ろめたさを、人間の愛しさとして捉えた13編。直木賞受賞作「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」を収録。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年08月09日
紙の本の発売
1983年05月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

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思い出トランプ のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年01月10日

    恥ずかしながら向田邦子をちゃんと読んだのは今回が初めて。とても良かった。短編集だが、どの作品も小気味良いテンポで展開して読者を飽きさせないし、繊細なメタファーも作品に奥行きを与えている感じ。次は長編を読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2019年10月12日

    トランプのカードの如く、無駄の無い巧みな描写の13の短編が収められている一冊。
    改めて、向田邦子さんの文章の巧みさ、構成力に魅せられる。
    どの作品も、人生の最盛期を越えた人々の描写が多く、人の弱さや、狡さ、図太さが何気ないさらりとした文章の中に、実は生々しく、かなり辛辣に描かれている。天才である。
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    Posted by ブクログ 2019年06月08日

    嘘、嫉妬、軽蔑、憎悪。他人に見られたくないが "善き人" という仮面だけではやり過ごせない人生の通過点を可笑しみを携えた言葉で物語る。怒りでは決して解決しない残酷な悲喜劇。意地悪な共犯へと読者を誘う。さすが。

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    Posted by ブクログ 2019年03月24日

    何気ない日常のなかで目にしたり耳にした物事をきっかけに、ふと過去の記憶を無意識に手繰り寄せていることがある。色んな大人の「そういうこと」を丁寧に丁寧に描いた13の短編集。私は随分多くのことを忘れてしまっている気がするけど、自分の容れ物のどこかに、これまで記憶してきた色んなものが、散り散りになって置か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月02日

    母が、「思い出トランプ」のドラマ化されたものを見たとかでひどく怖がっていた。前に、途中まで読んでほったらかしにしていた記憶があったのでそんなに怖いようなことがあったかなと急いで電子書籍を買った。
    向田邦子の作品は、これが初めてであるが感想としてはとにかく「どれも巧みに怖い」
    ちっとも幸せになれないし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月29日

    向田邦子さんの「思い出トランプ」、昭和55年12月刊行、昭和58年5月文庫化、直木賞を受賞した「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」を含む13の短編小説が収録されています。人の心の動きをこんなに上手に表現できる方なんだと、今さらながら新たな感動を覚えました。

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    Posted by ブクログ 2016年11月20日

    誰かが向田邦子の文章を刺すような作品と評していたが、その通りだと思う。
    最初のかわうそという作品を読んで、あっ、刺されたと思った。
    平凡に流れる日常から一変してすっと刺してくる感じ。
    すごい。もっと向田邦子の作品を読みたいなあと思った。

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    Posted by ブクログ 2015年11月29日

     日常生活に生と死、老いと若さ、男と女、人間の狡さ等々が織り込まれていて、静かな狂気にそっと背筋が寒くなる感覚を覚えた。美しい日本語が流れるように書かれてあって、ぼんやりと脳内に情景が浮かんでくるのも良かった。13編からなる短編集で、私が中でも好きなのは「かわうそ」。ラストシーンはもう、鳥肌もの。向...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月21日

    人の仄暗いような一面を描写してる本。嫌味に感じさせず、等身大の人間だったのがとても良かった。
    「かわうそ」の表現力が凄かった。高校生さんに一度は読んで欲しいと思う。

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    Posted by ブクログ 2020年04月29日

    人はこういう生き物なのだよ、可愛いよね。
    ということが、21歳の自分では未だ理解できない。
    この器の小ささ、青臭さ。
    大切な人の過去が気になってやりきれなくやったり、コントロールできないことへの苛立ちに苛まれたりする。
    そんな風に過ごしている今日の青年期には、そう感じた。きっとこの本を、また読み返す...続きを読む

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