佐藤愛子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本の著者である佐藤愛子さんが、夏の間過ごすために北海道の浦河町に建てた別荘で起こる怪異の記録を綴った本です。
実際に別荘で起こった出来事を書いてあるのですが、よくありがちな血まみれの女の姿が...とかそういった感じのものは出てきませんが、だからこそ次々に起こる怪異がよけいにリアルに感じて、ゾッとしました。
怪異の原因はアイヌに関わる事柄で、北海道という土地柄独特のものを感じさせます。
まるで和製版のエクソシストみたいで、読み始めるとあっという間に読んでしまいました。
とにかく凄まじいです。
霊的なことを信じる人にも信じない人にも、とても興味深く読める本だと思います。 -
Posted by ブクログ
・着物が日常着だった頃の夏は、いまより暑い思いをしていたのでは?
・戦後女性が開放的になってきたのを喜んでいるようでもあり、嘆いているようでもあり。
・今はなくなってしまった「火鉢」「釣瓶」「鍛冶屋」等々。大正生まれの著者と平成生れの孫との会話がはかどらないのはさもありなん。いちいち説明して話しが進まない。
・私にしたって子どもの頃は当たり前だったダイヤル式の黒電話、レコード、豆腐売りのラッパの音などはもう今は昔。
・これから消え行くもの・・・その中に原子力発電は入るだろうか。たとえ原子力発電所がなくなってその存在すら知らない世代が生れても、放射性廃棄物は半永久的に残る。そして彼らは疑問に思う -
Posted by ブクログ
佐藤愛子先生の怒り沸騰!!
それぞれの題目が短い文章なので、手軽に読めるし、面白い。
暇つぶしには最適!
里芋の煮方が分からない若い女性、こどもを叱らない親たち、満員電車の中で長髪をなびかせる鈍感な女性・・・
★人間の魅力について
「多くの人に好かれる人は一般向きの感性の持ち主だともいえるのではないだろうか。個性が強い人は人から好かれる率は低いかもしれない。しかしだからといってその個性を殺して、人に好かれるように努力しなければならないというものではないと私は思っている。」
人に嫌われるよりは好かれた方がいいけれど、
無理して自分を変えてまで好かれる必要もないんですよね。
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Posted by ブクログ
日本で、ラップ音や電気器具の故障、物質の移動などの霊的な現象が、これほどしつこく長年に渡ってひとりの人間に繰り返されたのも珍しい。それが著名な作家によってこれほど誠実に、そして詳細に記録された例もなかった。
北海道の山の中腹に山荘を建てた直後からそこや東京の住まいで見舞われた執拗な超常現象とのあくなき戦い。何と26年間の凄まじい霊現象とのかかわりによくぞ堪えてこられたと感嘆する。
心霊現象など信じなかった著者が、恐怖におののきながらも、信頼できる霊能者に助けられつつ、正面からかかわっていく様が、読むものの心を動かす。佐藤家一族の魂を浄化し、佐藤家もかかわりがあったアイヌ民族の怨念を浄化し、