あらすじ
容姿だけ美しくても、元気がなければ! 爽快エッセイ
五十からは後姿に気をつけて、六十代は性欲に心得を持つべき。年齢なりの賢さがあってこそ人生は充実する! 爽快エッセイ集。
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Posted by ブクログ
執筆され始めたころと同年代、
椅子に座り読み終えて、膝腰に痛みが出ないようゆっくりと立ち上がる身にとって、
先導となる著者の言葉。
手元に置いておき、時々見返して
私の細い道を強く固めて欲しい。
Posted by ブクログ
タイトルから手に取ってみたが「50代以降をどう生きるべきか」というあまりにドンピシャなテーマで笑ってしまった。「五十代から六十代にかけて書いたものから編纂」…私が以前、エッセイを読み漁っていた頃だ。今読んでみれば、年齢なりの気持ちはよくわかるし、まさにこれが昔からイメージしていた佐藤愛子さんだ。周囲からはいろんなことに怒ってばかりといわれるけど、一本筋が通っていてわかりやすい。そして何故楽天道なのか、いままで読んできたものが少しずつ思い出されてきた。楽天的に生きねばならなかった。生きてこられなかった。その苦労を笑い飛ばす佐藤さんを思う。
Posted by ブクログ
大正12年生まれの、佐藤愛子先生のエッセイ集。
そのセレクトは、K社のH女子であって、著者自身ではないらしい。
50代以降をどう生きるのか。
著者はもう90代なので、30^40年前に書かれたものもある。
それでも全然古びていない。
楽しく怒る愛子先生、いいなあ!
Posted by ブクログ
楽しさを求めて生きているわけではない、人生は苦しいものだと思っている、という一文に共感しました。
毎日家事、親の介護、仕事と頑張っているけれど、もっと楽に楽しく生きている自分がいたかも?と想像してみた時もありますが、やっぱりどんな人生でも苦しさはつきまとうだろうな、と思いました。
生きるって、大変です。
アランの『幸福論』も読んでみようと思います。