佐藤愛子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
佐藤愛子の心霊体験記とあの世についての考えが記された本。このようなことを体験し、かつまたそれを公表するような人とは思っていなかったので、ちょっとびっくり。
あと、無名時代の江原啓之による霊視、特に遠藤周作をはじめとする文士仲間のくだりは結構笑える。
本書では、死後の魂は地獄か天上界に行く、あるいは幽霊となって現世をさまようことになっている。ということは、魂の生まれ変わりというのはないのだろうか。佐藤愛子と同様の説を唱える人もいれば、人間の魂は生まれ変わると説く人もいて、個人的には生まれ変わりがあるように思っているので、著者の生まれ変わりについての見解が聞きたいところである。 -
購入済み
読み終えた感想です
作者は、人生を長年歩いてこられ、相応の見識や凄さ、またユーモア等を兼ね備えた極めて明るい前向きの方だと拝察しました。
同時に達観もされておられるようで、小生は、作者のそのようなお考えとか生き方に全面的に賛同します。
多様な考え方や意見等が飛び交ってやや混沌としている現在、手軽に入手できる芯のある書物の一つと思っています。
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Posted by ブクログ
五編の短編集。
佐藤愛子さんの小説は初めて読んだけど、ユーモアと毒気と哀しみが相まって、独特の世界観を作り上げている感じがした。それは全編に共通していた。
表題作は52歳の院長の恋を20歳の秘書(院長の恋の相手ではない)が客観的に見て語る作風で、綺麗な妻と可愛い娘がいてお金もたくさん持っていて恵まれた暮らしをしている院長が、端から見るとどこが魅力なのかわからないバツイチ女に惹かれて堕ちていく様が描かれている。
それがまた女性特有の視点で毒気たっぷりに描かれていて、不思議な哀愁もある。
頭ではわかっていても止められない恋心。イコール病気。恋をしたことがある人ならば、思い当たって少し胸が痛むかも