佐藤愛子のレビュー一覧

  • 院長の恋

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    佐藤愛子さんが自身の心霊体験を作品に生かして書かれた小説だということを踏まえて読めば、とてもよく理解できる作品である。

    佐藤愛子さんのルーツの中に東北地方に縁があることをにおわせる津軽弁で書かれた作品

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    2017年07月29日
  • それでもこの世は悪くなかった

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    講演が元になっているので
    話が軽快にかわり
    佐藤先生の面白さ
    サービス精神が良く感じられます

    川上宗薫氏のエピソードが
    とても良かった
    浮気して身ごもった奥様の
    嘘をまんまと信じるところや
    佐藤先生の苦しいときに
    援助を申し出たなど
    非常に人間味豊かで
    優しい方だったんだぁ

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    2017年06月17日
  • 佐藤愛子の役に立たない人生相談

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    ☆4.26?くらい
    純粋に相談相手の役に立とうとする回答ではなく、持論を出してきているところがいいと思った。

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    2017年05月16日
  • 老残のたしなみ 日々是上機嫌

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    面白かった!色々考えさせれ、スピリチュアリズムも含めてまた違うのも読みたいと興味が湧いた。私もまだまだだな。もっと謙虚にならなくては。そしていい意味での諦めね。2017/5/16完読

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    2017年05月16日
  • それでもこの世は悪くなかった

    購入済み

    読み終えた感想です

    作者は、人生を長年歩いてこられ、相応の見識や凄さ、またユーモア等を兼ね備えた極めて明るい前向きの方だと拝察しました。
    同時に達観もされておられるようで、小生は、作者のそのようなお考えとか生き方に全面的に賛同します。
    多様な考え方や意見等が飛び交ってやや混沌としている現在、手軽に入手できる芯のある書物の一つと思っています。

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    2017年02月13日
  • 佐藤愛子の役に立たない人生相談

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    「90歳、何がめでたい」が大人気の佐藤愛子さん。
    初めて読んだ。
    文春の阿川対談もおもしろかったが、この本もおもしろかった。
    字も大きいし、イラストもあるし、つるっと読めてしまった。
    私がきれいに見えるのは、メイクの人もついて、撮影してるから。本当の私は、歳相応のおばあさんですよ、とか。
    自分のことをイケメンだと思っていて、謙虚なイケメンなんていない、とか、歯切れがいい言葉がよい。

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    2016年12月20日
  • 冥途のお客

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    信じるか信じないかはあなた次第のお話ばかりなのだけど、遠藤周作先生が生前 どちらかが先に死んだら あの世はあるかを教えようと約束してて 有吉佐和子さんや開高健さんと共に会いに来てくれる話が楽しそうで よかったです。

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    2016年11月21日
  • 院長の恋

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    五編の短編集。
    佐藤愛子さんの小説は初めて読んだけど、ユーモアと毒気と哀しみが相まって、独特の世界観を作り上げている感じがした。それは全編に共通していた。

    表題作は52歳の院長の恋を20歳の秘書(院長の恋の相手ではない)が客観的に見て語る作風で、綺麗な妻と可愛い娘がいてお金もたくさん持っていて恵まれた暮らしをしている院長が、端から見るとどこが魅力なのかわからないバツイチ女に惹かれて堕ちていく様が描かれている。
    それがまた女性特有の視点で毒気たっぷりに描かれていて、不思議な哀愁もある。
    頭ではわかっていても止められない恋心。イコール病気。恋をしたことがある人ならば、思い当たって少し胸が痛むかも

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    2016年01月26日
  • メッタ斬りの歌

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    2015.12.27-66
    間貸人の主婦光子さんが女子大生やら元間借り人の不倫主婦やら隣人達への怒りで滅多斬り。爆笑!

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    2015年12月28日
  • お徳用 愛子の詰め合わせ

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    「お徳用」だけあって、大満足。
    北杜夫や遠藤周作ほかにも同人誌でともに文学の研鑽を積んだ仲間との交友録、家族、思い出の地について、などの短いエッセイ集。
    「面白中毒」愛子さんの文章は簡潔でユーモアたっぷり。理不尽な事には痛快に怒る。藤原正彦さん、野坂昭如さんとの対談も必読。

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    2015年12月17日
  • だからこうなるの 我が老後3

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    佐藤さんのエッセイにはブレがない。そこが安心して読めるところ。人間も50を過ぎるとブレなくなるのか。羨ましい。ブレないままで愛される人間になりたいと思う。

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    2015年08月05日
  • 私の遺言

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    再読。佐藤愛子さんの霊体験記。一個人に留まらず、大きい世界の話になっている。
    憑代と審神者の話や、相曽誠治さんというもう亡くなられた霊能者(佐藤さんの話では神人と呼んだ方がよさそう)の話も興味深かった。
    ところで、この相曽さんおススメの浄化法「日拝」。
    朝日に向かい「アマテラスオホミカミ」と唱える。
    (スで息を吸い、後半で息を吐く)
    ちょっとやってみるとなかなか気分のよいものだった。

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    2015年02月07日
  • 楽天道

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    大正12年生まれの、佐藤愛子先生のエッセイ集。
    そのセレクトは、K社のH女子であって、著者自身ではないらしい。
    50代以降をどう生きるのか。
    著者はもう90代なので、30^40年前に書かれたものもある。
    それでも全然古びていない。
    楽しく怒る愛子先生、いいなあ!

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    2014年11月30日
  • 老兵の消燈ラッパ

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    母親世代の考え方、気持ちに笑ってしまいましたw
    きみまろさんの女性バージョンのような感情でとても面白かったです!

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    2013年01月02日
  • そして、こうなった 我が老後4

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    そしてこうなった・・・
    波乱万丈で大変なこともたくさんあった人生。
    だけどそれを決して人のせいにせず、自分の責任として受け入れる
    この方の潔さが好き。

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    2012年07月08日
  • 院長の恋

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    4月16日~20日

    人望ある52歳の病院長が陥った恋の病。若い恋人に振り回され、次第に常軌を逸していく姿が秘書の朝子の目を通して描かれる表題作ほか、旧家の一人娘の意外な男性遍歴が明かされる「離れの人」、妻を亡くした謹厳実直な男が家政婦に生活を乱される悲喜劇「沢村校長の晩年」等、円熟の傑作ユーモア小説五編。

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    2012年04月20日
  • 娘と私のアホ旅行(「娘と私」シリーズ)

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    この瞬間湯沸しみたいなところを遠藤周作さんはすきだったのかな?なんて思いながら読んだ。
    端から読むだけだからいいけど、娘は大変だろうなとニヤニヤしてみたり。
    的確なネーミングセンスが秀逸。

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    2012年02月05日
  • 血脈(上)

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    佐藤愛子を読んでごらんなさいと言われて、佐藤愛子ユーモア集と一緒に買った本。・・・佐藤家一族の壮絶な人生の始まりです。

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    2012年01月28日
  • こんなふうに死にたい

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    佐藤愛子の本はどれもおもしろい。ズバッと言い切ってくれるので読んでいてすっきりする。
    この本は特に美輪さんのあとがきがかなり良い☆

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    2011年12月18日
  • 私の遺言

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    この本の著者である佐藤愛子さんが、夏の間過ごすために北海道の浦河町に建てた別荘で起こる怪異の記録を綴った本です。

    実際に別荘で起こった出来事を書いてあるのですが、よくありがちな血まみれの女の姿が...とかそういった感じのものは出てきませんが、だからこそ次々に起こる怪異がよけいにリアルに感じて、ゾッとしました。
    怪異の原因はアイヌに関わる事柄で、北海道という土地柄独特のものを感じさせます。

    まるで和製版のエクソシストみたいで、読み始めるとあっという間に読んでしまいました。
    とにかく凄まじいです。

    霊的なことを信じる人にも信じない人にも、とても興味深く読める本だと思います。

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    2011年09月30日