佐藤愛子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いやあ、こういう90歳の方がたくさんいるなら高齢化社会も悪くない!って思うくらいスカッとズバッとしててすき!
お話してみたいとも思うけど、たぶん話したところで一刀両断されてしまうこと間違いなし。笑
文庫本は、老眼でも読めそうな字の大きさにしているのもおもしろい。笑
元気出ました!
もう半分死んどるようなもんっていってても、赤の他人は勝手なことを言ってしまうもので、元気でいてほしいなっておもいます!
_φ(・_・
人はみな多かれ少なかれ、自分の人生を自分なりに満足いくものに作るために目に見えぬ血を流している
当たり障りのない人生なんてぬるま湯の中で飲む気の抜けたソーダみたいなもの -
Posted by ブクログ
ネタバレ『上機嫌で憤怒する
まことに人間万事塞翁が馬だ。加福はあざなう縄の如しだ。不幸な結婚は私を作家にしてくれた。借金は金への執着から私を解き放ってくれた。
思うに任せぬ現実に突き当たることによって、私の価値観は少しずつ変わって行った。おそらく生きようとする私の本能が私をそうさせたのだろう。私はいつで上機嫌でいたい人間である。憤怒する時でさえ、私は上機嫌で憤怒する。上機嫌で憤怒する芸当を薬籠中のものにするには、余計な情念、怨みつらみはすてなければならないのである。 「上機嫌の本」 』
書店でこの文章に出会い、興味が湧いた。 『上機嫌で憤怒する』作家・佐藤愛子に興味が湧いた。 じっ -
Posted by ブクログ
出だしを読んで あれ?再読かしら?と思ったのですが
初めてでした。
他の本にも書いてあった内容の霊現象でした。
著者は 北海道に別荘を入手してから
多数の怪奇現象に見舞われtいた。
その度に 専門の人に来てもらったりして
除霊など や お祓いの方法とかを行った。
が そのかいもなく 悪化していく。
凄い 霊媒師さんとも出会って
原因がわかってきた。
ご先祖さん達の 悪行がカルマとなっているという事。
しかし 何で彼女だったんだろうと 思って読んでいくと
最後には そういう事なのかと 納得しました。
多くの人がこの本を読むことが 必要だったのですね。
私もこの本を読んで
日本人が ア -
Posted by ブクログ
快刀乱麻の回答に、笑いました。
バッサバッサと切り倒しているようで、質問者への愛が感じられます。
70歳男性からの《どの女性と結婚するか、決めかねています》
14歳女子中学生からの《賞味期限をせせら笑う祖母をなんとかしたい》
等。
中でも、大笑いしたのが、
55歳女性、主婦の《夫のブーメランパンツをやめさせたい》でした。
出っぱったお腹や、垂れ下がったお尻の肉が小さなパンツにかぶさり、穿いているのに全裸のようにみえます。お風呂上がり、湯気の立った夫がそのパンツにそろそろとあしを入れる時、イライラがこみ上げてきて、目をそむけます。
との質問に、
気持ち悪いのなら、見なきゃいいんです -
Posted by ブクログ
佐藤愛子の本は他にも読んだ。
後書きを見ると今まで吠えてこられたのを「失礼?」まとめて本にしたみたい。
50代、60代〜80代現在
大正12年生まれ、立派なシニアとしての意見。
一つ二つはなるほどと納得してたし
造詣深いものがあるが
こうまとめて読んでいくと、知ってるだけに
お腹いっぱい感が満載。
老衰、病苦、そして必ずやってくる、死に対して
正面きって受けてたってらっしゃる
猪年それも、五黄の猪らしく
強いこと半端ない
山のような借金を見事返し
現在も叫んでらっしゃるご立派です。
恥ずかしながら私目も猪
その上せっかち。
あい通ずるものがあり
逆に自分が吠えてる時
相手はこんな感じかと -
Posted by ブクログ
好きなようにやればいいを地でゆく佐藤愛子「何がしたいのか、わからない」という中2女子に「それでいいのです」思春期に作家になろうと思ってなれた作家は少ない/TVで「サッカー選手になりたい」バカ少年多いのに驚く/「賞味期限は無視!」激しく同意/「還暦で引退したいのに妻は延長で働けという」「やーめた、と言うが勝ちです」好きでもない仕事を60代半ばまでするのは愚かしい、経済的に成り立たないなら別だが、と「他人から見た自分の幸福」を否定するのは正しい。多分、寿命を縮めるだろうけど/平凡な幸福などどこにもない。貧富の差は厳然とあるが政治に不満持つのは不幸?
-
Posted by ブクログ
「九十歳。何がめでたい」のヤケクソ人生論が面白かった佐藤愛子さんの2冊目なのですが、旧著の寄せ集めで少しガッカリ。
16本のエッセイは、1973年~2016年のもので、2000年以前のものが14本。
座右の言葉が9つ載っているが、本書のタイトルはそのうちの1つ。
この言葉の前には実はもう一文「悲しいことは忘れなさい。」が付いている。
どのようなシチュエーションで発せられた言葉かを知ると強い意志が伝わってくる。
座右の言葉の背景には苦労を乗り越えてきた生き様があるのですね。
打たれ強くなるには「打たれる」ことだ。
現代に生きるむつかしさは、逃げようと思えば逃げ道があちこちにあることだ。公の助