佐藤愛子のレビュー一覧
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著者が人生・幸福・死について語る。幸福は苦労の上に在るもの、だとか、損があればあとに得がくるという考え方が面白い。とくに印象的だったのは、最後5ページ、死後の世界のこと。物質主義の現代で精神的な事柄を語る点が興味深かった。佐藤愛子さんの他の本も読みたくなった。Posted by ブクログ
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講演が元になっているので
話が軽快にかわり
佐藤先生の面白さ
サービス精神が良く感じられます
川上宗薫氏のエピソードが
とても良かった
浮気して身ごもった奥様の
嘘をまんまと信じるところや
佐藤先生の苦しいときに
援助を申し出たなど
非常に人間味豊かで
優しい方だったんだぁPosted by ブクログ -
面白かった!色々考えさせれ、スピリチュアリズムも含めてまた違うのも読みたいと興味が湧いた。私もまだまだだな。もっと謙虚にならなくては。そしていい意味での諦めね。2017/5/16完読Posted by ブクログ
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作者は、人生を長年歩いてこられ、相応の見識や凄さ、またユーモア等を兼ね備えた極めて明るい前向きの方だと拝察しました。
同時に達観もされておられるようで、小生は、作者のそのようなお考えとか生き方に全面的に賛同します。
多様な考え方や意見等が飛び交ってやや混沌としている現在、手軽に入手できる芯のある...続きを読む -
「90歳、何がめでたい」が大人気の佐藤愛子さん。
初めて読んだ。
文春の阿川対談もおもしろかったが、この本もおもしろかった。
字も大きいし、イラストもあるし、つるっと読めてしまった。
私がきれいに見えるのは、メイクの人もついて、撮影してるから。本当の私は、歳相応のおばあさんですよ、とか。
自分のこと...続きを読むPosted by ブクログ -
「お徳用」だけあって、大満足。
北杜夫や遠藤周作ほかにも同人誌でともに文学の研鑽を積んだ仲間との交友録、家族、思い出の地について、などの短いエッセイ集。
「面白中毒」愛子さんの文章は簡潔でユーモアたっぷり。理不尽な事には痛快に怒る。藤原正彦さん、野坂昭如さんとの対談も必読。Posted by ブクログ -
佐藤さんのエッセイにはブレがない。そこが安心して読めるところ。人間も50を過ぎるとブレなくなるのか。羨ましい。ブレないままで愛される人間になりたいと思う。Posted by ブクログ
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そしてこうなった・・・
波乱万丈で大変なこともたくさんあった人生。
だけどそれを決して人のせいにせず、自分の責任として受け入れる
この方の潔さが好き。Posted by ブクログ -
この瞬間湯沸しみたいなところを遠藤周作さんはすきだったのかな?なんて思いながら読んだ。
端から読むだけだからいいけど、娘は大変だろうなとニヤニヤしてみたり。
的確なネーミングセンスが秀逸。Posted by ブクログ