佐藤愛子のレビュー一覧

  • 新装版 戦いすんで日が暮れて

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    「90歳。何がめでたい」からのこちら。

    昭和パワーに圧倒され、読みながら呼吸が止まってたことしばしば。

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    2026年05月29日
  • 新装版 戦いすんで日が暮れて

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    ほぼ60年前の所謂大衆小説集
    佐藤愛子さんが亡くなられて そういえば全く読んだことが無い と手に取ってみたら
    カバー画がサザエさんでセンスがいいなあ が第一印象
    有名な直木賞受賞作は夫の会社倒産顛末を妻の目から見た実話を元にしたフィクション
    このネタはウケたらしく同じネタで3つも短編が載ってた それぞれ多少変えてあってそれぞれ面白かった
    文庫版あとがきと新装版あとがきも載ってて豪華な感じがする
    いや実に良い本だった

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    2026年05月29日
  • それでもこの世は悪くなかった

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    苦労も幸せもどうってことないと思えるようになれたことが、一つの幸福。佐藤愛子先生、大往生でしたね。訃報を聞いて再読しましたが、天国で、遠藤周作先生、北杜夫先生、川上宗薫先生をはじめとする「ヘンな友だち」と笑顔で再会できていたらいいなと思います。【再読】

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    2026年05月22日
  • 百一歳。終着駅のその先へ

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    佐藤愛子さんの生き方は穏やかな水流のようだ(°▽°)
    流れの途中で出会ったもの全てを受け入れそのままゆっくり流れていく(°▽°)
    かと思えば流れを変えてサラリとかわすこともあり、これは強いなと(°▽°)
    ごゆっくりお休みください、長旅お疲れ様でした(°▽°)

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    2026年05月17日
  • 娘と私の時間

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    直木賞作家の佐藤愛子さんによる、娘・響子さんとのエピソードエッセイ第二弾。
    今回も佐藤愛子節満載の面白おかしいお話ばかりで、本当にずーっとこの母娘のやり取りを見ていたいくらい、愛おしいエッセイだった。
    この流れで、娘である杉山響子さんが書いた「憤怒の人」を読み進めようと思う。
    響子さんが、佐藤愛子さんという母をどのように見てきたのか楽しみ。

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    2026年05月05日
  • 娘と私の部屋

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    佐藤愛子さんという方を存じ上げずに手に取った本。
    過去に直木賞を受賞された作家さんなのですね。

    こちらの本は、佐藤愛子さんという破天荒な母と、夢見がちな娘・響子さんの日々のやり取りが面白おかしく描かれたエッセイ本。
    規格外の母を持つ響子さんに憐れみを感じてしまうのだけど、実は、響子さんも負けてない。
    響子さんなりの、愛子さんに対する処世術を身につけていて、時には最終的に愛子さんをやり込める場面もある。
    同時に、愛子さんは娘にやり込められるのを喜んでいるきらいがある。
    本当に母娘漫才みたい。素敵な母娘。

    この文庫本自体が文字大きめで、さらっと楽しく読めてしまうエッセイなので、隙間時間にお勧め

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    2026年05月03日
  • 私の遺言

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    現代の日本に鳴らされた警笛。
    科学で証明されない世界を畏れ、正しく生きようと努力し続けなければいけないと改めて思った。

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    2026年05月03日
  • 老い力

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    ネタバレ

    重いテーマもあるけれどユーモアがあって軽快に書かれています。楽しかった。

    『老いの才覚』(曽野綾子)を前に読んだので比較すると、『老いの才覚』は気持ちシャキッと背筋を伸ばしたいときに向いていて、『老い力』は肩の力を抜いて読める感じ。リラックスして読めるけどメモしたくなる文章もたくさんありました。

    多くの人が長生きする社会だから、老いに伴う体や心の変化、喪失体験etcは受け止めるしかないですね、誰にでも起きること。高齢者だからと殊更偉そうにすることはないけれど、自分を卑下して隠れるような行動や態度をとるべきでもない。老いをどう捉えるか、体・心・人間関係・職業…色々な視点から考えられるテーマだ

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    2026年03月15日
  • 佐藤愛子の一喝箴言集 「なんのこれしき!」(きずな出版) 人生は叱られて笑って立ち上がれ

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    【参考になった言葉】

    高級料理でなくても(自分で調理した)自分の口に合ったものを食べ、豪華でなくても優しい肌ざわりのものを着、好きな時間に風呂に入ってベッドに入る。寝たいだけ寝る。私が大切にしたいのはそれだけである。

    一度は体験することを勧める

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    2026年03月12日
  • 上機嫌の本

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    ネタバレ

    <備忘録・ネタバレあり>

    1992年刊行を新装復刊したもの。佐藤愛子が70歳前後の時代なので、今とはまた違う古い観念がある。
    竹を割ったようなはっきり明快な性格が気持ち良い。また孫に対しては「私は赤ン坊にかまけている。そして泣きしきる赤ン坊に、うるさい、黙れ、と怒っている。」などと容赦なくて笑ってしまう箇所が多々あった。

    彼女の生き方の軸になっている考え方が興味深かった。様々な困難があったが怯まぬ努力で乗り越えてきたというわけではなく、ただ受け止めてきた、というのが逞しく、勇気づけられる。
    楽天思考は苦労の中で上機嫌に生きるために培われ、それがさらに苦労を増やし、それがさらに楽天思考を強め

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    2026年01月15日
  • 新装版 戦いすんで日が暮れて

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    気風の良い感じがする文章で、佐藤さんの素敵なお人柄が窺い知れる。表題の小説はご本人の体験談を基にしたとのことで、倒産というのは大変なご苦労であったと思うけれども、それを小説にしてしまう強さも素敵。
    文章の中では「自分を守るための怒り」というのが印象的で、怒りという感情にはそういう側面が大いにあるととても納得した。

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    2025年12月26日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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     去年シネコンで草笛光子が佐藤愛子を演じているのをみおわってから同フロアの本屋でこの本を購入。草笛光子の演技はほれぼれするほど佐藤愛子イコールだった。
     今月初め1年以上してこの本取り出した。93歳のおばあちゃんが歯に衣着せず毒舌満開の筆さばき。本音をズバズバ書いてどの章も抱腹だ。映画と同じ。
     高校時代の現代国語の教師が三田文学の作家先生で、当時毎週日曜日町田の遠藤周作の家に行き北杜夫、安岡章太郎などと集まって飲み会の話を月曜の国語の授業で聞かされた。その中に佐藤愛子もくた話をされたことを思い出す。この本は狐狸庵やマンボウと同列で笑えた。
     

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    2025年10月28日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    映画を見て、面白かったので、是非原作を読みたいと思い、手に取りました。

    最初から最後まで、楽しくてクスッと笑ってしまうユーモアが満載。
    こんな風にバシッと社会に対して言えるのは、気持ちが良いですね。普段から思っているけど、なかなか言えないことをこうもハッキリと言ってくれると清々しい。
    久しぶりのエッセイでしたがとても楽しめました。

    所々にイラストがあるんですが、それも可愛らしい。

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    2025年10月08日
  • バラの木にバラの花咲く

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    ネタバレ

    読みやすく面白かった。少し刺激的な昼ドラを観ているような感覚だった。

    テンポがとても軽快で、内容は重たいがそれを感じさせずに、一つ一つの場面が映像として浮かんでくる。軽快ながらも、悲痛さや恋の儚さはしっかりと胸に残る。心理描写もとても鮮明で、少しハラハラもした。

    人気テレビキャスターという華やかさもありつつ虚栄の溢れる世界は、一般人である自分にはどこか特別な世界と感じるが、とても身近な世界とも感じる。だからこそ感情移入もしやすく、テレビの向こう側の世界の人間に無責任な批評をくだしながら、日々に溶け込んでいく。この無勝手さはある種の情熱であり、コントロールのしようがないものなんだと実感した。

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    2025年08月17日
  • 百一歳。終着駅のその先へ

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    佐藤愛子といえばジュニア小説の記憶しかなかったが、こんな女傑だったなんてね。
    何度筆をおいても蘇ってくるこんな101歳カッコよすぎやろ。自分もこういう境地に至るまで生きていたいと思った。

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    2025年07月14日
  • 人生は美しいことだけ憶えていればいい

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    心に残った言葉たち

    ※気配りというのは黙ってするもの。いちいち口に出すと恩着せがましい
    ※苦しいことが起きた時、逃げると苦しくなる。逃げないで受け止めるほうがラク
    ※苦しみの先で得られるのは金でも名誉でもなく【強い精神力】

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    2025年05月23日
  • 晩鐘 下

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    読み慣れない文体で読むのがとても大変だった、、
    九十歳、何がめでたい。で筆者が人生を開き直っているというか、皮肉っている背景として、
    いろんな人との出会い、別れ、孤独があることが関連づけられて良かった。
    色々な人との死にも直面して、夫に裏切られた中でも、常にその時を楽しむ、思い悩まないというスタイルが貫かれていて、そうやって生きているからこそ経験できる人生があるんだろうなと感じた。
    人はいついなくなるかわからないので、相手に言われたこと、話したことを大切に、思ったことは伝えるように、して行きたい。

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    2025年04月27日
  • 人生は美しいことだけ憶えていればいい

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    確か誰か有名人のおすすめ本で、
    5年くらい前に自分でメモしたらしい痕跡が
    見つかったため読んでみた。
    読み出すまで時間がかかったけど
    読み始めたらあっという間!(以下ネタバレ)

    1番は、タイトルは佐藤さんの言葉では
    なかったのね!?という驚き。笑
    下記自分の心に響いたものを書き留めます。

    ①少しは生きる苦労があったほうがいい。(以下略)

    これは自分のモットーに通ずるものがあって、
    1つ目の座右の銘に出てきた時、
    この本は最後まで楽しく読めるはず!!!と
    確信した。

    ②苦しきことが来た時、逃げようとすればもっと苦しくなる。困難は逃げないで受け止める方が楽。

    これは、そうかもナぁ…と思っ

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    2025年03月30日
  • 往復書簡集 はからずも人生論

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    やーめっちゃいいな!
    私も割と対人関係はばか真面目だから、もっと良い加減さを身につけたい
    人はそれぞれ違うって当たり前だけど忘れがち

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    2025年02月20日
  • 私の遺言

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    北海道のある土地に別荘を建てた事により心霊現象が始まり、除霊を通してスピリチュアルな世界に入っていく過程が語られます。

    序盤から中盤にかけては心霊小説と言ってもいいくらい、テンポよく徐々に怪奇の正体が明らかになっていき小説として面白いです。

    終盤は人類や科学至上主義に対する憂いと、スピリチュアルな真理を受け入れていく流れで、説得力を感じる内容でした。

    タイトルの意味する事がなんなのか、初めは分からなかったですが、全体を通すとなるほどと言った感じで腑に落ちました。

    禅とか密教とかシルバーバーチとか中村天風に通じる死生観の話し。

    善の波動 = 祈り

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    2025年01月29日