佐藤愛子のレビュー一覧

  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    面白かった。平積みになってて、たまたま目に入って。2017年のベストセラーって。じ。1歳になり、事故の年。本大好きだったのに、記憶にありません。悲しい。
    と言うことで、ペラペラ読んでみたら面白い風だったから、買ってみた。
    家でペラペラ読んでたら、面白い。と、TVで映画になり上映してますって言う。観ちゃう?折角だし。で、その日に観に行くことに。一緒に観る?と聞くと、みんな観るって言うwマジか?り。まで。じゃあ、と観てみた。面白かった。り。も面白いって言ってくれて良かった。家族(?)で映画。
    残りも読んだ。やっと状況を理解した。そう言う本だったのか。良かった。
    昭和一桁生まれに育てられた身としては

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    2024年07月27日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    佐藤愛子さんのお名前は知っていたが、今まで著書を読んだことはなかった。世の中の身近にある出来事に想いを馳せてズバッと意見を述べていく様は、読んでいてとても清々しく感じた。ご本人は、「年老いた」とか「老衰」を感じているとのことだが、文面は本当に生き生きとしていて、今にも語りかけてきそうだった。
    クスッと読めて、時々涙して、最後にはとっても元気を貰える1冊!

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    2024年07月25日
  • それでもこの世は悪くなかった

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    183ページ
    780円
    7月19日〜7月20日

    93歳の佐藤愛子さんの語り下ろし作品。90歳を過ぎると友だちはみんないなくなった。死んでも魂は残って、四次元の世界があるという。佐藤さんの経験からそう言えるのがすごい。人生は苦しいことがあるから楽しいことがあるというのを自分自身の経験から騙ってくれているので、説得力があった。

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    2024年07月20日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    草笛光子主演の同名映画を観て「これはやはり原作も読まねば」と思って。
    映画も面白かったが、本も期待に違わず面白かった。90歳を過ぎても真正直で豪快磊落な著者の本性が、憎めず愛らしく思える。ある意味、本当にお幸せな生涯の終盤に差し掛かっておられる。ウラヤマシイ限りだ。
    考えてみれば、彼女の本を読むのは今回が初めて。これを機に、もう少し読んでみよう。
    そして付け加えると、本書がとても良かったのは、活字のサイズが「特大」で実に読み易かったこと。60代も半ばになると、読書も難儀なのだ。

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    2024年07月07日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    まあ!なんて面倒くさいばあさんだ!と笑いながら読んだ。映画をみたので久し振りに読み返したのだが まったく元気な人で こちらが嬉しくなる人のホンだ。ある意味タフな時代を生き抜いてきた人の言葉だ。若い人が読むと違う意味で面白がれるのではと思いました。

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    2024年06月30日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    映画を先に鑑賞し拝読。
    やっぱり面白い!笑いながら読んだ
    映画は笑いあり涙ありで良かったが
    本は本でたくさんのエッセイが読めたので
    その分たっぷり笑えた

    私は20代で「今どきの若者は、、」の対象であり
    周りの年配者にも嫌みなどを言われたりするが
    はぁ、またかー始まったよと思うのみ。
    ただ佐藤先生に関しては何故か笑えて
    そういう考え方もあるのかと素直に勉強になる
    同じ内容でも言い方や伝え方次第でこうも変わる
    やはり日本語って面白いなあ

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    2024年06月29日
  • 増補版 九十八歳。戦いやまず日は暮れず

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    98歳ともなると、さすがに体力、気力が落ちて机に向かうのは大変そうです。
    後半の対談ではお元気にお話しされているので、喋りの方はまだまだご健在のようです。
    婦人公論でも100歳のお写真を拝見しましたが、100歳にはとても見えないお姿でした。

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    2024年06月26日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    同名の映画に元気をもらい、翌日に文庫を購入。映画の筋書きは文庫版の内容が細部にわたるまで踏襲されているのだとよくわかった。
    最近は身近な人や有名人の訃報が目につくようになりしゅんとしていたけれど、こういうラジカルな婆さんになりたいものだ。

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    2024年06月23日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    普段エッセイは読みませんが、話題だったので試しに購入。

    元気なおばあちゃんの昔話と愚痴がたくさん。
    テンポよく、あっという間に読んでしまいましたが、読みやすくて面白かったです。
    年代は違うので考え方も違うものもあり、なるほどと関心したり、まぁ同じ昭和世代なので分かる部分もありました。
    映画化されたので、どんな感じかちょっと気になります。

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    2024年06月22日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    歯に衣着せぬ物言いとユーモア。90歳でこれだけ頭が回って血気盛んなら、そりゃ長生きするわ。「90歳。何がめでたい」というタイトルに作者の良さが詰まってる。
    「人間は「のんびりしよう」なんて考えてはダメだということが、九十歳を過ぎてよくわかりました。」とのこと。自分もこんな風に、歳をとってもエネルギーを失わずにいたいと思った。

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    2024年06月17日
  • 佐藤愛子の役に立たない人生相談

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    毎日があまりに忙しく、悩みだらけの日々ですが、この本を読んで元気をもらいました。
    佐藤愛子さんの歯に衣着せぬ物言いが、なんとも可笑しくて何度も笑ってしまいました。
    タイトル通り、役に立たない回答なのでしょうが、ズバズバ言うのが読んでいて気持ち良かったです。

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    2024年03月17日
  • 何がおかしい 新装版

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    読みやすい。
    クスッと笑ったり、共感したり、そうかもなと思ったり。
    佐藤愛子らしさ満載のエッセイ集。
    隙間時間にちょっと読むのによい。

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    2024年01月14日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    パワフルなおばあちゃん!いや、おばあちゃんという感じがしない。どう思われるか気にせず自分の意見を言えて痛快やなぁ。
    いたずら電話の撃退策なんかも、やられたらやり返す精神とかも長生きの秘訣なのかな?!

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    2024年01月06日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    佐藤愛子という人間の人柄が出ており、エッセイの面白さがとても感じられた。どう思われるかなど他人の目を気にしない文章が潔かった。何がめでたい、という題名に、うんざり感が出てていいと思う。

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    2023年12月19日
  • 不敵雑記 たしなみなし

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    ネタバレ

     解説の神津カンナさんによると、怒りの礫は直球なのに、やさしさや慈しみはなぜか含羞に満ちたカーブで飛んでくる佐藤藍子さんと。「不敵雑記」、2001.11刊行、2004.11文庫。縁側で72歳のおばあさんと大学生の孫の会話: 「柿が色づいたねえ」「そうだねえ」 2~3日して「あの柿はおいしいんだよ」「そうかい」 翌日「烏に食べさせてしまうのも勿体ないねえ」孫は「そうだね」と言ってから「ぼく、出かけてくる」と。おばあさんはいきなり孫の頬を叩いた。「お前のようなバカは叩くよりしょうがないんだ!」

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    2023年09月10日
  • それでもこの世は悪くなかった

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    ネタバレ

     佐藤愛子、1923年生まれ、父佐藤紅緑(武士の地をひく明治男)が50歳の時に生まれた子ども、兄はサトウ・ハチロー。「それでもこの世は悪くなかった」、2017.1発行。講演などを元にした語り下ろし人生論。①苦しいことが来た時にそこから逃げようと思うと、もっと苦しくなる ②「あの人どうしてるかな」と思う人がだんだん増えていくのが、とても嬉しい ③今が一番幸せな時。それを知らないでいるということが幸せ ④90歳を越え、友達はみないなくなった。文壇でも、誰もいなくなった。

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    2023年02月05日
  • 幸福とは何ぞや 増補新版

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    折に触れ、死に触れて学びなおすことは、人の人生の安寧において大切ではないかと思う。

    季節の移ろい、行事、食べ物など、あらためてもう少し大切にしてみようかなと思った。

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    2022年11月28日
  • 佐藤愛子の役に立たない人生相談

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    人生の大先輩である佐藤先生が、老若男女から寄せられる様々なお悩みをバッサリ切っていきます。
    相談している側からすると真剣そのものなのでしょうし、そう考えると「こんな回答で大丈夫か……?」と思ってしまうものの、他人事だと思うと途端にクスッと笑えてしまったり。
    日々のちょっとした空き時間で軽く楽しめる1冊です。

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    2021年10月19日
  • 役に立たない人生相談2 好きなようにやればいい。

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    巻末の解説者、杉山さんは著者の長女らしい。
    人生相談の内容は質問も含めて、皆さんそれぞれ悩んでるのね。といった感じ(切迫感のない平和な相談が多いです)

    以下抜粋

    相談者が求めているのは本当に正解か?悩める人に1番必要なのは元気なのではないか?
    元気は生きる力そのものだ。悩みを解決するより、悩みを吹き飛ばす力を身に付ける方がずっと生きやすくなるのではないか、そんなふうに考え始めたのだ。むちゃくちゃを言って相談者を元気にするのも母位だ。そういう意味で、この本は役にたつに違いない。

    娘さんも文才というかなるほど、と思うような素敵な文章を書きますね。

    佐藤さんの考え方に元気をもらいながら、しな

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    2021年10月10日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    90歳すぎても佐藤愛子さんは書くことで心が元気。シャキシャキと大声でものを言い、怒りを発散させる。それが面白く心地よい。言われていることは共感することばかり。
    人間は「のんびりしよう」なんては考えてはだめだということが、90歳を過ぎてよくわかりました。というおしまいの言葉は、これから老いていく私の目標になった。

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    2021年08月24日