あらすじ
大ベストセラーの続編が大増量で文庫化!!
大ヒットした単行本に、林真理子さんや綿矢りささんとの対談、爆笑エッセイや群ようこさんの寄稿を新たに収録した大増量の永久保存版!
草笛光子さん主演の映画『九十歳。何がめでたい』の原作は、『九十歳。何がめでたい』と、その続編である本作。
90歳を超えて刊行した『九十歳。何がめでたい』がなんと2017年の年間ベストセラー第1位になるほどの大ヒット。にわかに忙しくなった愛子センセイはヘトヘトの果てに昏倒!?
タイトルは、1969年に発売された直木賞受賞作『戦いすんで日が暮れて』の本歌取り。夫が作った莫大な借金をひとり背負い込んで奮闘する妻(=佐藤センセイ)の姿を活写し、愛子センセイが世に出るきっかけになった代表作の一つです。
それから半世紀以上を経て、作家人生最後の一冊として発売した本エッセイ集のタイトルに『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』と付けたのは、こんな年になっても戦いは終わらず、日も暮れていない――。愛子センセイが長い人生を生きて来た実感です。愛子センセイがヘトヘトになりながら綴った抱腹絶倒のエッセイや林真理子さんや綿矢りささんとの対談をご堪能ください。
※この作品は単行本版『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』として配信されていた作品の文庫本版です。
(底本 2024年5月発売作品)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
施設で暮らす叔母を見舞うに当たって、4冊の本を用意しました。96才の叔母です。内容には気を使います。読んで辛くなるものはダメだし、余りにも立派すぎてお説教ぽいのも避けたい。ちょっと元気をもらえて日々を楽しく暮らす助けになるような本、ピッタリです。
これから老人として生きていく私にとっても、理想の老い姿です。長い間、お疲れ様でした。
Posted by ブクログ
98歳ともなると、さすがに体力、気力が落ちて机に向かうのは大変そうです。
後半の対談ではお元気にお話しされているので、喋りの方はまだまだご健在のようです。
婦人公論でも100歳のお写真を拝見しましたが、100歳にはとても見えないお姿でした。