【感想・ネタバレ】娘と私のアホ旅行(「娘と私」シリーズ)のレビュー

あらすじ

飛行機の“トイレ”がコワイ、愛子センセイが一大決心、冷静沈着な響子サンを伴って初めて外国へ旅立った。バンコク、カイロ、アテネ、ローマ、フィレンツェ、ベニス、ロンドン…。絶妙な母子コンビの行くところ次々に起こる大事件、小事件。大爆笑の中に文明批評を秘めたユニークな怒りと情熱の旅行記。好評「娘と私」シリーズ第三弾。

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Posted by ブクログ

これ、古本市で手に入れたんだけど、期待しないで読んだら、すごい面白かったの~。
もう、笑ってばかり。

恥ずかしながら、私は佐藤愛子さんという作家さん知らなかったのです。集英社の雑誌ノンノに連載を書いてる作家さんだそうで。。。今はどうか、知らないけど。
で、その佐藤さんが集英社の仕事を兼ねて、人生最初の海外旅行に娘さんと行くんですね~。
まぁ、いろんな国と街に行って、いろんな人と出会い、いろんな体験をするんだけど、佐藤さんのひと言ひと言が面白くて何度笑ったことか。
娘さんとのやり取りを読んでると、まるで私と私のママのようですごい共感できた。って、こんなオモロイ話で共感してもね~。

とにかく、息抜きに最高な一冊でした。

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2013年07月24日

Posted by ブクログ

この瞬間湯沸しみたいなところを遠藤周作さんはすきだったのかな?なんて思いながら読んだ。
端から読むだけだからいいけど、娘は大変だろうなとニヤニヤしてみたり。
的確なネーミングセンスが秀逸。

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2012年02月05日

Posted by ブクログ

書かれた時から30年以上経つのに、色褪せない面白さ。自分の旅を懐かしく思い出しながら読んだ。佐藤氏の毒舌っぷりがステキ。

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2010年08月29日

Posted by ブクログ

1980年の本だ。そんなに昔の本かな?と思うような、現代にもほとんど通じる感覚が満載だ。30年近くたっても、これだけ楽しく読ませてもらえるのはとてもいいことだ。ただ、確かにこういうふうに熱い人、いろんなことに本気で怒ってくれる人は、今ではもうだいぶ減ってしまっているのだろうなと思う。
旅の持つ独特の雰囲気が良く出ていて、旅でしか味わえない解放感や自由がにじみ出ている。確かに疲れるけれど、旅したいと強く思わせてくれる1冊だ。

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2009年10月07日

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