【感想・ネタバレ】人生は美しいことだけ憶えていればいいのレビュー

あらすじ

持ち前の憤怒(ふんぬ)の炎は90歳をすぎても衰えず。老人をねらう詐欺電話を手ぐすねひいて待ち、「怒っていれば元気」とファイトを燃やしていらした著者が、ついに御年100歳。2度の結婚や元夫の借金を肩代わりするなど、思うにまかせぬ人生でも、「苦労したとは思っていない、この世で起こることは、すべて修行と思えばいい」「力一杯生きて、ああ面白かったと言って死ねればいちばん」と語ります。本書は、約半世紀の間に月刊誌「PHP」に登場した原稿(作家の遠藤周作氏とのお互いに66歳当時の愉快な対談を含む)に、父・佐藤紅緑氏の「損得を考えるような人間は下司下郎(げすげろう)」をはじめとする著者の人生を支えた座右の言葉をそえてまとめました。「少女時代のあんたはきれいだった」と遠藤周作氏に言われた著者が、いかにして「怒りの佐藤」になったのか。読むだけで元気がもらえる痛快人生論です。2024年6月には著者のベストセラー『九十歳。何がめでたい』&『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を原作とする実写映画が公開予定のため、さらに話題を呼ぶ著者です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

心に残った言葉たち

※気配りというのは黙ってするもの。いちいち口に出すと恩着せがましい
※苦しいことが起きた時、逃げると苦しくなる。逃げないで受け止めるほうがラク
※苦しみの先で得られるのは金でも名誉でもなく【強い精神力】

0
2025年05月23日

Posted by ブクログ

確か誰か有名人のおすすめ本で、
5年くらい前に自分でメモしたらしい痕跡が
見つかったため読んでみた。
読み出すまで時間がかかったけど
読み始めたらあっという間!(以下ネタバレ)

1番は、タイトルは佐藤さんの言葉では
なかったのね!?という驚き。笑
下記自分の心に響いたものを書き留めます。

①少しは生きる苦労があったほうがいい。(以下略)

これは自分のモットーに通ずるものがあって、
1つ目の座右の銘に出てきた時、
この本は最後まで楽しく読めるはず!!!と
確信した。

②苦しきことが来た時、逃げようとすればもっと苦しくなる。困難は逃げないで受け止める方が楽。

これは、そうかもナぁ…と思っていたことを
文面でそうなんだからな!と認めさせられた感じ。
クレーム受けた時とか友達と喧嘩した時とか
ちょっと時間置いちゃったりね…してたね…

③『自分らしく』は自分を見つけて行く、築いて行くもの。

④その人の魅力はハウツーで身につけるのものではなく、その人のキャラと経験によって自然と発酵して身につけて行くもの

0
2025年03月30日

Posted by ブクログ

「九十歳。何がめでたい」の佐藤愛子先生のエッセイ。

少し毒のある切れ味のある文章が読んでて心地良い。辛いことを経験するからこそ、人間は打たれ強くなるし、優しくもなれる。

0
2025年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一部要約

自分の性格が嫌で、誰からも好かれる様な人になりたい、人づきあいを良くしたい、と言ってもそう簡単になれるものではない。
自分にない明るさ無邪気さを無理やりに作るよりも、自分の持ち前の性格を伸ばす方へ考えを持って行く。短所を長所へと持っていく。
大事なのは、相手に対する想像力と心配り。

の考え方が良いと思った。

0
2024年05月25日

「ビジネス・経済」ランキング