松本侑子のレビュー一覧

  • 風柳荘のアン

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    ネタバレ

    アンが22歳で学校長になってからの3年間を描いたお話。遠く離れて暮らす婚約者ギルバートに、アンが手紙で日々の出来事を伝えてる。町の有力者プリングル一族や副校長のキャサリン、小さなエリザベスなど、最初に登場する人物たちとのやりとりは面白かったけど、後半に出てくる人たちとのエピソードにはあまり興味が持てなかった。おしゃべりなアンらしく、手紙も長い。勉強で忙しいギルバートは最後までちゃんと読んでいたのかな?「アンらしいな」と微笑ましく読んでいたかも?
    シリーズでは第4巻にあたるけれど、作者がこれを書いたのは、だいぶ後になってからとのこと。

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    2025年07月30日
  • 赤毛のアン論 八つの扉

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    ネタバレ

    スコットランド、ケルト、アーサー王物語、プリンス・エドワード島等もっと深く「赤毛のアン」読み直してみたい

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    2025年07月26日
  • なぞとき赤毛のアン

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    赤毛のアンの疑問に答えてくれる本。赤い土の謎、赤毛を嫌がる理由、登場人物たちの名前に秘められた想い。キリスト教が浸透していない日本人には分かりづらいことがたくさんあることが分かります。そう言う意味でも、キリスト教を知るって英米文学をより楽しむために必要なのだと思います。読みやすく、分かりやすく書いてあり、ますます松本侑子さん訳の赤毛のアンを読みたくなります。

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    2025年07月21日
  • なぞとき赤毛のアン

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    赤毛のアンの世界が解説されていてあんのファンにとっては、嬉しい一冊です。写真も豊富でとても良かったです。また、赤毛のアンを読み返したくなりました。

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    2025年06月26日
  • なぞとき赤毛のアン

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    たまたまYouTubeで見て買った本
    とても興味深く知らなかったことも知れてアンをまた読み返したい

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    2025年06月14日
  • アンの青春

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    アヴォンリーで教師になったアンを慕う人たちが次々と出てくる「アンの青春」。ミス・ラヴェンダーとポール・アーヴィングが特に好き。双子も可愛いよね〜 読者の私もデイヴィの方が可愛く思えてしまう笑
    アンとギルバートの関係性の変化もロマンチックで素敵なの。「アンの愛情」も楽しみだ。

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    2025年05月21日
  • 赤毛のアン

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    アンはとても感性豊かな天然っ子。読んでいて、アンのようにもっと視野を広く感受性豊かに生きようと思った。

    マシューカスバード:「さあなあ、僕にはわからんさあ。」ほんわかして好き。

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    2025年04月25日
  • 金子みすゞと詩の王国

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    金子みすゞを知ったのは東日本大震災が発生して民放のCMがACに差し代わったときだ。
    「こだまでしょうか」の詩が当時の無力感に少しの希望をもらえた。

    本書は金子みすゞの生涯を通して同時代に生きた詩人の詩も交えながら紹介していく形式だ。
    みすゞが夭折してしまった事は知らなかった。

    生前に詩集が出版されることは叶わなかったが、師匠の西條八十と弟の雅輔の尽力もあり、没後、全集が出版される。みすゞの詩が素晴らしいのは勿論だが、みすゞの生前の人柄が師匠と弟を動かしたのだと感じた。

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    2025年04月11日
  • 赤毛のアン論 八つの扉

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    ネタバレ

    高畑勲版アニメを見て、原作にも手を出しく思い、どの翻訳で着手するが考えているところ。
    翻訳受容史的には村岡花子訳、アニメによれば神山妙子訳だが、最新で最も網羅的な松本侑子をベースに読みつつ、他の訳も参考にしようと思っている。
    折よい親書を読んでみた。
    原作を読むにあたっては、アンの心情に没入するのも面白そうだし、歴史や文化を深掘りするのも面白そうで、つまりは美味しそう。
    おそらく本書の内容は文春文庫版の訳注にあるのだろうが、いいまとめだと思う。



    モンゴメリ生誕150周年! 魅力を知り尽くした訳者による大人のための「赤毛のアン論」
    モンゴメリ生誕150年記念出版!

    世界でこよなく愛され

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    2025年02月10日
  • 赤毛のアン論 八つの扉

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    村岡花子訳赤毛のアンシリーズは、私が夢中になって読んだ、まさに青春の本です。
    今回、この本を読んで、モンゴメリが、非常に深い思索のもとに、このシリーズを書き進めたことを初めて知り、驚嘆しました。特に、愛読者への「献辞」に込められた意図に、唸らずにはいられませんでした。

    この本を読んで、著者の全訳でアンシリーズを再読すると、昔読んだときとは違った味わいやより物語に対する深い理解を得らえるだろうと思いました。

    モンゴメリには、アンシリーズ以外にも、魅力的な物語があり、どれも私にとって忘れられない一冊です。
    こちらも、是非、著者の全訳と解説が読みたいと思いました。

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    2025年02月08日
  • 赤毛のアン論 八つの扉

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    文春文庫のアンシリーズ副読本に最適

    アンシリーズを読んでて引っかかるところに、あの人は◯◯家だから、△△党の人間はこれだから、というような人をカテゴライズする物言いだったのだけど、当時のプリンスエドワード島の領土の変遷・住民たちのバックボーンが詳しく解説されててなんとなく腹落ちした
    これだけ色んな人がひと処に居住していればそんな発言にも繋がるだろうなぁ

    原文と翻訳が併記されてる箇所もあり、よくぞこの原文の持ってる雰囲気を日本語に美しく落とし込んだなぁと感心しきり

    モンゴメリのアンシリーズ以外の著作の全文訳も期待してしまう

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    2025年02月04日
  • 赤毛のアン論 八つの扉

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    モンゴメリ著「赤毛のアン」への論文です。
    奥深い赤毛のアンシリーズの引用や献辞、カナダ史や、民俗学を掘り下げた一冊です。
    アンシリーズを全編読み直したくなる一冊!

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    2025年01月26日
  • 赤毛のアン論 八つの扉

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    『赤毛のアン』について、その訳本を書いた人が分析した一冊。

    これまで『赤毛のアン』がアンの幼少期を描いたアニメの影響が強いことは知っていたが、決して児童書ではなく大人向けの本であり、深い内容であることがよくわかった。

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    2024年12月07日
  • アンの夢の家

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    ネタバレ

    ミスコーネリアの縫ってた赤ちゃん服がどんなデザインやったか気になる。レスリーってやっぱりめっちゃ魅力的なキャラクター。

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    2024年10月29日
  • 赤毛のアン

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    村岡花子の翻訳に親しんだ方にも、おすすめです。松本侑子の新訳も良いです。松本氏による「訳者によるノート 赤毛のアンの謎解き」が最高です。子供の頃に感じた謎が、すべて明らかに!!

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    2024年10月10日
  • 赤毛のアン

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    ネタバレ

    再読して、アンは初期からギルバートのこと意識してたんだなぁと気づいた。子供の頃読んでた時はあんまりわかってなかった、、
    アン、マリラ、マシューの家族愛に感動!

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    2024年10月09日
  • 風柳荘のアン

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    ネタバレ

    手紙形式の物語なので、あまりまとまりがなく、登場人物の名前がよくわからなくなる。アンが素敵な女性になってて成長したなぁと思った。

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    2024年09月28日
  • 恋の蛍~山崎富栄と太宰治~

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    評伝小説とあるが、きっちり取材していて、ドキュメンタリーに近い。
    太宰と共に心中した山崎富栄のことは、あまり知らないし、確かに悪く言われがちかも。それは、どうしても太宰側の人間から語られることが多かったからだろう、と。著者はだからこそ、山崎富栄側(富栄とその身近な人達)からの証言などをひろって、そちら側から書かれたのが、この作品。

    美容師だったことは知っていたが、こんなにすごい人だったのか、父親もすごい人だったのだなぁと、初めて知った。読み進めていくうちに、山崎富栄がとても魅力的だった人だと感じる。(それは、著者の力もあるだろうけど)
    けれど、太宰と出会ってからの彼女は、どうしてしまったのだ

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    2024年08月31日
  • 赤毛のアン

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    10代の頃、途中で読むのをやめてしまったが、あの頃 最後まで読んでいたら…と残念に思った。中年となった今は、マリラに共感。
    名作と言われる理由が分かった。

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    2024年05月17日
  • アンの娘リラ

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    ネタバレ

    アンシリーズ最終巻。やったー完走した!訳者の松本侑子さんに感謝!
    お話は、第一次世界大戦のカナダ。主人公はタイトル通り、アンの娘のリラ。
    アンシリーズを初めから追ってた読者の立場からすると、アンは娘時代の時、すごく素敵な日々を過ごしてたのに、リラはホントに忍耐の日々で、戦争はそういう意味でもやはり残酷だと思った。
    食糧事情、最後の方は少し制限してたくらいだけど、日本の戦争末期とはえらい違いだと思った。
    まぁアメリカはたらふく食ってたけどさ。
    オーストリアが始めて、巻き込まれた形のドイツなのに、ドイツがヘイト一身に集めててなんか草。オーストリアの空気っぷりがすごい。

    個人的にはスーザンが前作と

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    2024年01月26日