松本侑子のレビュー一覧

  • みすゞと雅輔(新潮文庫)

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    「事実を基に創作したフィクション」とあるので、どこまでが本当のことなのかは分かりませんが、みすゞや雅輔の為人や人生、作品の生み出された背景などが分かりました。
    みすゞが全521作品を雅輔と八十に送ったこと、死の前日に写真を撮ったこと、ふうちゃん(娘)の言葉を「南京玉」と名付けて綴っていったこと、そして遺書の内容などは、自らの生きた証、作品を埋もれさせたくないという気持ち、残される者への配慮などを感じました。 少しずつ作品を読んでいきたいです。

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    2022年02月17日
  • アンの夢の家

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    ネタバレ

    再読。『赤毛のアン』シリーズ5巻目。
    松本侑子さん訳の新刊は表紙がかわいらしくて好きです。

    アンとギルバートの新婚生活、二人の夢の家編です。
    ジム船長やミス・コーネリア、隣人で悲運の美女レスリー等、新しい登場人物も魅力たっぷりです。

    レスリーにとってはアン達が引っ越してきたことは辛いことだったろうと思います。結果的にはアン達がきたことによってレスリーの幸福に繋がるのだけれど、自分が絶対持てないものを全て持っているアンに複雑な思いを抱くのは仕方ないことでしょう。
    アンにも悲しい出来事があって、二人は真に心を通わせます。そしてレスリーも本来の姿に戻っていきます。
    そしてアンとギルバートに新しい

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    2022年01月04日
  • 炉辺荘のアン

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    アンの子供達の物語。子供達めっちゃ夜中帰ってくるやん…。その度にスーザンがあったかい夜食を食べさせていて、当時の子供達は夜にご飯他食べるのありなんや〜って思った。

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    2021年12月26日
  • 炉辺荘のアン

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    子だくさんのアン。子供たちそれぞれに少しずつ違うアンが見える。普通の妻が抱く疑念をアンも抱くのだと何だか安心してしまう自分が面白い。

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    2021年12月24日
  • 赤毛のアン

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    NHKでやっているドラマの「アンという名の少女」がとても面白かったので原作を読みたくなった。

    小さい村社会の中での人間関係、孤児としての生きづらさ、家族のために結婚を諦めた過去など重たいテーマを描きながらも、アンのどこまでも飛んでいく想像力とじっとしていられない行動力によって物語に明るさと躍動感が生まれている。
    そんな鉄砲玉みたいなアンに対して、マニラが(おそらく真顔で)ちょいちょいユーモアのある返しをしているところも良い。
    マシューの話し言葉は小説でもドラマでも「そうさな」「わしは〜だと思うがな」って感じで訳されているけど、英語では一体どんな表現だったのか気になる笑

    ドラマだけでは分から

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    2021年10月14日
  • アンの青春

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    ネタバレ

    マシュウが亡くなって、目が悪いマリラを残して大学に進学することは出来ないと、アンがアヴォンリーで教師をすることを選択して終わった『赤毛のアン』。その続編です。

    教育者として理想にもえるアン。
    アンの指導は子ども達に良い影響を与えたようです。特にアンが天才だと思う転入生のポール。ポールとアンは想像力の使い方が似ているので通じ合うのも当然で、ポールにとっては自分を肯定してくれるアンのような教師に出会えて幸運だったと思います。
    でもアンの理想とする教育法が通じない相手もいました。アンソニー・パイです。
    ある日体調も悪くイライラしていたアンは、アンソニーに鞭を使ってしまいます。それによってアンソニー

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    2021年09月26日
  • アンの夢の家

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    アンの新婚時代のお話。色々魅力的な登場人物がいて面白い。ミス・コーネリアの驚きの発表がとっても好き。続きが楽しみです。

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    2021年08月01日
  • 風柳荘のアン

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    そうそう、英語版もこればかりじゃないのよね。そして、これと炉辺荘のアンのほうが後からだったんだよね。いろいろ忘れていたことが書いてあって、懐かしくなった。訳で結構違うのが楽しい。

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    2021年02月02日
  • アンの夢の家

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    ギルバートと結婚したアンは海辺の家に暮らす。夢に描いていた憧れの家に。ちょっと離れているけれど、ご近所の方々とも仲良くお付き合いしていく。新しい、大切な心の友を得るが、失うものもある。
    ジム船長を知ることができてとても嬉しい。

    ジョイもマーガレットも船長と一緒にいますよね、今は

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    2020年12月11日
  • 恋の蛍~山崎富栄と太宰治~

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    山崎富栄と太宰治が出会ってからの時間が、予想以上に短いことにまず驚く。
    激変する時代の変わり目の必然だったかのような二人の出会いと死が側で見ていたかのように蘇る。

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    2020年06月06日
  • 風柳荘のアン

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    赤毛のアンシリーズも早くも4冊目。前作でアンとギルバートの気持ちが通じあったところで終わりました。本作はアンとギルバートの婚約時代の3年間を書いています。
    と言っても、お互い離れて暮らす3年間なのでギルバートは殆ど出てきません。
    この本はどうも事情で書いた順番があべこべらしくて、5冊目が書かれた後、二人の婚約時代を読みたいという声を受けて書いた作品だそうです。
    道理でいきなり電話が登場したりするはずです。書かれた時期が20年程後なので、その間に普及したんでしょうね。
    本作はアンが色々な人の人生に手を貸して、道を示していくという方向性なので、評価が分かれるかもしれませんが、登場人物が前2作より魅

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    2020年06月03日
  • みすゞと雅輔(新潮文庫)

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    弟 雅輔 が思ったことは、残された資料や彼が書いた手紙や日記などから読み取れる。姉 みすゞ への彼の思いも読み取ることができるだろう。みすゞ 本人の想いはどんなものだったのだろう。残された沢山の詩は想いが昇華した推敲の果てのイメージを伝えてはくれる。けれども、そこに着くまでの道筋を見せてはくれない。
    当時の社会は彼女には生きにくかったかもしれない。病気も治らなかったかもしれない。それでも生きて、あなたの言葉で語られるあなた自身のことを聞きたかったと思う

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    2020年05月13日
  • 風柳荘のアン

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    ネタバレ

    アンシリーズの中で、最初の「赤毛のアン」を
    のぞいて特に好きな巻である。
    理由はいくつかあるのだが、まず書簡形式のものが
    基本的に好きということがある。
    アンの手紙は長すぎるきらいがあるものの、
    非常に魅力的だ。
    SNSもメールも電話すら日常的では無い時代の話だから、
    その中であのような手紙を受け取る
    (しかもラブレターでもあるのだ)
    その喜びはいかようであろうかと想像するだけで
    胸がときめくのである。

    それから、モンゴメリの見事な人物描写で描かれる
    新たな面白い人物がたくさん登場するのだが、
    なんらかの理由で本来の自分を抑え込んで
    鬱屈した生活を送っている人物が多いことが特徴的だ。
    もし私

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    2020年04月07日
  • 島燃ゆ 隠岐騒動

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    隠岐でこのような蜂起があったことを知らなかった。
    志を持って立ち上がったものの、その時々の権力に振り回されて、最後は騒乱として扱われた隠岐の農民。やるせなさが残るものの、最後は前を向いて明治を生き抜いた姿に救われた気がした。

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    2020年03月15日
  • 風柳荘のアン

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    久しぶりに会えた!! あの アン に。
    少し大人になって、彼女の気性は変わらずにあるのがとても嬉しい。歩み寄れない人は確かにいるけれど、気持ちよく過ごすことはできるのだと安心する。

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    2020年02月18日
  • 赤毛のアンの幸せになる言葉

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    個人的に年始の赤毛のアン祭を開催している。ラストはこの本。赤毛のアンの翻訳者の松本さんが、原作から言葉をピックアップし、それを解説。赤毛のアンのエピソードを交えて紹介するというファンには嬉しい一冊なのです。本書を読むと、いかに赤毛のアンがポジティブな光を放っているかがわかる。この名言集を読むだけで幸せになれる。赤毛のアンの大切なところが凝縮されていました。もちろん、赤毛のアンを読んでいなくては理解できないし、これを理想論と思ってしまっては台無しなのです。いい本でした。

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    2020年01月06日
  • 恋の蛍~山崎富栄と太宰治~

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    松本侑子 著「恋の蛍 山崎富栄と太宰治」、2009.10刊行、2012.5文庫。昭和23年6月13日、玉川上水に入水、その6日後の19日、投身現場から1000m下流で発見される。愛人との情死事件により、太宰治という名は知れわたり、本は飛躍的に売れた。この本は、山崎富栄の方に焦点を置いて書かれています。美容学校校長の令嬢で才媛、外国語が堪能で、結髪・着付けなど高度な技術をもつ職業婦人。絞殺して無理心中とかいろいろな中傷にさらされましたが、喀血する晩年の太宰につきそい、結核の感染もおそれず、献身的に看護して、代表作「人間失格」の執筆を支えたのは紛れもない事実に違いない!

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    2019年10月13日
  • アンの青春

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    相変わらず、次から次へと愉快な事件を起こすアンが可愛らしい。教師生活の中で、様々なことを感じて成長していくアンに憧れる。ついに大学に行くことになったアンとギルバートが今後どうやって交わっていくのか楽しみ。

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    2019年10月10日
  • 赤毛のアンの幸せになる言葉

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    昔好きだった赤毛のアンの物語。名言のあとの場面の解説から、記憶をなんとか辿る。主人公アンはたしかに詩的というかどこか哲学的というか、含みのある言い方をする。大人になった今だからかな。人間像がはっきり見えてくる。一応ストーリーを追う形で書いてあるので、一人の女性アンの成長をまた追うことができて嬉しい。

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    2018年04月01日
  • 引き潮

    kaz

    購入済み

    引き潮

    小生54歳、読み終わった時の心地よさ

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    2017年03月14日