山川亜希子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ良い事を言っている雰囲気はあるのに、「前兆に従え」とか「大いなる魂」とか、スピリチュアルでふわっとした表現が多くて「で、結局どういうこと?」となる。
この本が本当に伝えたかった「人生のリアルなルール」を、日常の言葉に噛み砕いて3つのポイントに整理してみました。
1. 「前兆(サイン)」= 自分の中の違和感や直感
本の中で「前兆に従え」と何度も出てきますが、要するに「理由はないけど気になること」や「小さな違和感」を無視するなということです。
* 本の中: 羊飼いの少年が「旅に出たい」と夢を見る。
* 現実なら: 「今の仕事、悪くはないけどなんか退屈だな」「あの習い事、ずっと気になってるんだよね」という小さな心の声。
人は大人になると「でもお金が…」「失敗したら恥ずかしいし…」と理由をつけて、その直感を握りつぶしがちです。でも、人生を面白くするヒントはいつもそういう「直感」の中に落ちている、ということです。
2. 「前兆に従うと、最初はうまくいく」= ビギナーズラックの罠
物語の序盤、少年は羊を売って旅費を作り、意気揚々とアフリカに渡りますが、速攻で全財産を騙し取られます。ここが一番リアルで重要なポイントです。
* 何か新しいチャレンジを始めると、最初はワクワクしてうまくいく気がする(ビギナーズラック)。
* でも、必ず途中で大失敗や挫折がやってくる。
著者のコエーリョは「ここで諦める人がほとんどだけど、そのトラブルこそが『お前は本気か?』と試されている試練(成長のプロセス)なんだよ」と言っています。
3. 「宝物は最初から足元にあった」= 成長した自分こそが答え
結末のネタバレになりますが、少年はピラミッドまで長旅をしたのに、結局「宝物」は旅を始めた教会の木の根元に埋まっていました。
「じゃあ最初から動かなきゃよかったじゃん!」と思いがちですが、ここが一番深いメッセージです。
* 旅に出なかった少年: ずっと教会の木の下で「宝物があればなあ」と夢を見るだけの羊飼い。
* 旅をした少年: 砂漠を渡り、出会いと別れを経験し、知恵と勇気を身につけた男。
「宝物」を手に入れる器(スキルや強さ)を作るために、あの遠回り(人生の苦労や挑戦)が必要だったということです。結果そのものよりも、「何かに挑戦するプロセスで自分がどう変わったか」に本当の価値がある、という教訓です。
一言でまとめると…
「やりたいことがあったら、失敗を恐れずに一歩踏み出してみな。途中でめちゃくちゃ苦労するし遠回りもするけど、その経験全部が君を成長させて、最終的に納得のいく人生(宝物)に辿り着くから!」
という、意外と熱血で泥臭い応援歌です。
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Posted by ブクログ
夢を見失わないことは難しい。
私は主人公の父親やパン屋のような大多数の夢を諦めた側の人間だし、現実問題今から夢を見つけて追いかけることは難しい年齢だけど、これから何にだってなれる若い人にはぜひこれを読んでみて、心の指針になる言葉が見つかればいいなと思います。
自分が捻くれている性格のせいもあり、ストーリーの中から学ぶことが見つかる作品は好きなのですが、格言を書くためのストーリーという感じで個人的には少し説教くさく感じました。
あと日本語訳が単調で、物語というより作文を読んでいるみたい。
何度も読み返したり、読むタイミングによっても心に響く箇所が変わる作品な気がする。 -
Posted by ブクログ
僕の人生がどん底だった2010年頃、成功法則系「あきらめるな教」自己啓発本とは真逆の本書に出合った。そして、この言葉に救われた。
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自分の目指す通りになれば素敵だが、そうならないのも、それはそれでまたよいものだ、という態度さえ持ち続けることができれば、あなたの人生は大丈夫です。そうすれば、間もなく、将来何が起こるのだろうかと、あれこれ考えるのがそれほど興味のあることだとは考えられなくなってくるでしょう。
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そして、次の言葉で「あきらめるな教」から改宗することができた。
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何かをひどく恐れている時、そこにあなたのさとりへの鍵がある場合が多いのです。その恐れは、心理的、肉体的、社会的な事柄に対するあなたの執着の強さを示しているのかもしれません。 -
Posted by ブクログ
前作同様、医者である筆者が、患者に対して過去生への退行催眠を行うことで、改善された症例が記載されている。
大きく違うのは、今回はその臨床例が多数に渡る事。
人間関係や過去からの(虐待やネグレスト、暴行などの)トラウマは元より、腰痛や長年の持病、挙句にはガンなども全て、患者が過去生を体験することで治癒していく。
俄かには信じがたい症例のオンパレードとなる。
自分が過去生への退行催眠を経験してみないことには、否定も肯定も出来ない。
症例が多いが、似たような展開が多く、さほどのページ数だがやや飽きてくる。
また、前回では意味深に登場していた”高次の存在”が今回はほとんど出てこないのも不思議。