山川亜希子のレビュー一覧
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ネタバレ巻物の各巻に書かれていることはそれぞれはその通りだと思った。しかしすべてを両立することは難しいと感じた。1巻でその通りだと思うことがあり、2巻はすごく素直に読めた。しかし3巻で私は“勝つ”とあったが、すべてのひとを愛せ。他人にとって良いことをしようというのに“私”が“勝ち”にいって良いのだろうか。
資本主義でビジネスの世界にいる民間企業にいてそんな生ぬるいこと言ってんじゃねーよ。競争に生き残れないと意味ないでしょ。
と言われればそれまでだが、
信条というものはひとそれぞれ違うように思う。
これまで読んできたリッツカールトンの本や、ねぎしの本、サウスウエスト航空の本からは共感できる信条を感じ取 -
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この本は、逆境を乗り越えて成功した人達の言葉をテーマ別に集めている。彼はこう言っている。彼女の場合はこう。ある人の話はピンと来ないかもしれないけど、他の人が別の言葉で言うと分かるのではないかしら、私のケースではこうよ・・・といった風。
要は「自己の内に潜むヒーロー(聖なる存在)を呼び覚ましましょう」ということだ。
しかし、いろんな成功者の言葉を集めてもそれは真理ではない。特に編集者には覚者レベルの認識と執筆に対する慎重さが必要だと思うのだが、なんだか荒っぽい。それは最後の最後に理由が推測できる。
何にしても、内なる声を正確に聞くことができることが大切でしょうね。さて、内なる声による衝動とエ -
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ネタバレ退行療法により、患者の過去世に触れることで、輪廻転生があり得ることを知った精神科医が著者。
我々は霊魂と肉体を持った物質界とを生き続けている。肉体を持っている時にしか痛みを感じたり傷ついたりしない。肉体を持っていなければ学べないことがあるから、物質界に生まれてくる。
我々は返さなければならないカルマがある。もし返済されなければ、次の人生に持ち越さなけらばならない。それぞれの人生で学ぶべきことが決まっており、それらを学び習得したら、その人生を終えることができる。
今、起きていることは返済すべきカルマ、学び乗り越えるべき修行と思えば、乗り越える勇気がわく。もし乗り越えなくてもまた次の人生でチャンス -
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Posted by ブクログ
パウロ・コエーリョ2作目。語り口が優しくて、理屈じゃなくエモーショナルで何故か引き込まれる。私の心に触れるようで触れない、少し別のところを流れる感覚がもどかしい。これは非常に宗教的な切り口の作品。男の立ち位置が何故か嘘くさくて好きになれなかったが、泣き出しそうな文体自体に、何かあるのではないかと読む手を急がせる。
内容としては神の女性性と真実の愛についての文学的なチャレンジであって、ある程度の表現はなされていると思うが、やっぱり現実よりも2,3歩空中を行っている感じが嘘くさくなってしまう。読んで泣いたというレビューが見受けられるが、初読でどうやって泣くのか疑問になってしまう。
否定的なレ