山川亜希子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
愛の物語です。
まじめに勉強して資格を取り、堅実な結婚をするつもりだったスペインの女性・ピラール。
好きだった幼なじみの彼に12年ぶりに再会し、心が揺れる。
集会で講演をしているので、マドリードまで会いに来て欲しいと手紙が来たのだ。
いつどこへ行くかわからないような男性とは結婚対象にならないからつきあえない、でも一度ぐらい一緒にいて思い出にしても…と警戒し迷いながら、彼の魅力に引き込まれていく。
彼の方もどういうつもりなのか?彼自身にも迷いがあるのですね。
修道士となってある癒しの力を得たが、ピラールがかけがえのない女性と悟り、共に来て欲しいと望む。二人が生きる道はあるのか?
用心深い彼女の殻 -
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Posted by ブクログ
前作同様、医者である筆者が、患者に対して過去生への退行催眠を行うことで、改善された症例が記載されている。
大きく違うのは、今回はその臨床例が多数に渡る事。
人間関係や過去からの(虐待やネグレスト、暴行などの)トラウマは元より、腰痛や長年の持病、挙句にはガンなども全て、患者が過去生を体験することで治癒していく。
俄かには信じがたい症例のオンパレードとなる。
自分が過去生への退行催眠を経験してみないことには、否定も肯定も出来ない。
症例が多いが、似たような展開が多く、さほどのページ数だがやや飽きてくる。
また、前回では意味深に登場していた”高次の存在”が今回はほとんど出てこないのも不思議。