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Posted by ブクログ
借りたもの。
読んでいて、人間が生まれてきた意味、その喜びを再認識し、心の底から歓喜を呼び起こすような感動を歓喜されるものがあった。
アニミズム、シャーマニズム……人間は太古の昔から輪廻転生(現代人が思い浮かべる天国や地獄などの死後世界とは違うもの)を心の底では信じていて(それは主観的な体験として真実で)、それが人間に究極の瘉しをもたらす。
前世療法はプレイセラピーの一種ではないか……
疑うというわけではないが、その可能性について言及しているのかと思っていたが、著者が言うところの「左脳的」な捉え方からも解き放たれて、感動を呼び起こされた。
前世療法とは、フロイトが提唱したトラウマ解明の(アドラー心理学で言うところの)過去志向、原因論でとは異なるものだった。
それが過去の出来事であり、もはや今の自分とは関係ない事と認識することで安心、過去の罪を許すという。この許しが、究極の癒やしとなる。
著者の臨床現場や自身の瞑想からの体験を読み進めていくと、個々のクライアントの物語というより、壮大な人類史の様相だった。
苦しみ、痛みを受け傷つき、時に癒され、平安に満足し……輪廻転生の中で人々は、究極の瘉し――“愛すること”を学ぶため、この世に生を受けている。
人間は常に、何かしらの恐怖、不安に囚われている。
それ故に愛ではない執着、金や名誉への執着や渇望・嫉妬を覚え、時に人を傷つけてしまう。
その世界はあまりにちっぽけで窮屈な尺度であるという、世界を俯瞰で見るような価値観に感嘆した。
Posted by ブクログ
前作同様、医者である筆者が、患者に対して過去生への退行催眠を行うことで、改善された症例が記載されている。
大きく違うのは、今回はその臨床例が多数に渡る事。
人間関係や過去からの(虐待やネグレスト、暴行などの)トラウマは元より、腰痛や長年の持病、挙句にはガンなども全て、患者が過去生を体験することで治癒していく。
俄かには信じがたい症例のオンパレードとなる。
自分が過去生への退行催眠を経験してみないことには、否定も肯定も出来ない。
症例が多いが、似たような展開が多く、さほどのページ数だがやや飽きてくる。
また、前回では意味深に登場していた”高次の存在”が今回はほとんど出てこないのも不思議。
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