山川亜希子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一読した時はスピリチュアル色が強く、不信感しかなかったのですが、サラタメさんという方のYoutubeを見たら、フラットな状態で読むことができました。科学的根拠に基づいているという説明があってこそ、この本の良さが分かってきました。(サラタメさん、ありがとう!これも引き寄せの法則ですかね?)
この本の主張は”強く念じれば願いは叶う”というものなのですが、うさん臭さがプンプンしているのです。
あまりにもスピ寄りな内容なので、警戒心みたいなものが生まれてきちゃったんですよね。(詐欺師が他人をだます時いいことしか言わないと思うのですが、それがかえって警戒心を抱かせる、みたいな感じに似ている)
その理由を私なりに考えてみました。この3つが理由でないかと思います。
①良いことしか書かれていない。
叶わなかった人もいるよね??
②病気が治る、老眼が治るにドン引き。
そこに行きつくまでの過程があるはずなのだが、それをすっ飛ばして、強く願ったから病気が、老眼が治ったというのに?を感じた。
③波動、宇宙という言葉がうさん臭く感じる。
なんかごまかされている気がする。
しかし、今自分で読書ノートをまとめていたら、「?」を感じた体験談を無視すると、言っていることは間違ってはいない。
(サラタメさん効果もあると思います)
例えば、こちら。
”不快な思考をすることは、悪いものを実際に体に入れるのも同然である事をできるだけ覚えておきましょう”(抜粋)
最近は以前よりよくなってきましたが、私は基本ネガティブ思考なのです。
ネガティブな事を考えていると、ネガティブな事が立て続けに起きるのは、人生で何度も経験してきています。
ネガティブな波動がネガティブを引き寄せているんですよね。
って事は、良き思考でいれば、良い波動が起き、良い事が引き寄せられくることになります。(それを本で説いている)
本ではお金持ちになることが書かれていましたが、毎日届く請求書を小切手だと想像していたら、小切手が毎日届くようになった、みたいなことが書かれています。
(まじか!このエピソードも首をかしげてしまうのだが)
私自身、以前、このようなマイナスな状況をプラスに置き換えて思考することをやってみましたが、目の前の現実(苦難)に負けてしまい、長続きしなかったんですよね。
今お金に困っているのに、将来お金持ちになっている姿を想像するのって難しくないですか?
とは言え、今までの人生がうだつの上がらない人生だったという事を考えると、このくらいぶっ飛んでいる事をやってみないと変わらないのかもしれません。
いきなり良き思考全開で願うのは難しいので(現状維持バイアスかかってしまう)、まずはこの書籍の続本「ザ・マジック」のワークを実践し、思考の矯正をしたいと思います。(ちょっと修業が必要)
この本に出てくる人たちのように体験談を語れるようになれるといいのですが。。。 -
Posted by ブクログ
スペインの片田舎で暮らす女性が、ずっと昔に都会へと出た幼馴染との再会するところから始まる物語。修道院に入り奇跡の癒し手として活躍する彼の導きで、神の女性性と自分の中に眠っていた愛の信仰心に目覚めてゆく姿と葛藤を描く。
神の女性性が繰り返し語られる神秘性の強い作風で、"彼"はキリスト教が新たな段階へと至るために使わされた先駆け者であると幸島の猿の逸話(イモ洗い行動をする猿が一定数を超えると一気に全体の共有知識となった。とされるニューエイジ論)も引きながら語られる。そこが彼の苦悩の元でもあり最後の唐突な主人公の女性との立場逆転へとつながっていくのだが。
まあ、宗教色を除けば幼馴染との葛藤と愛を描いた作品で、そこに宗教が絡んで悩みが深くなったというところか。筆者としては幼馴染との再会は舞台装置で、神を語る方が本論なのだろうが。 -
Posted by ブクログ
キリスト教秘密結社の最終試験に落第し魔法の剣を手にし損ねた主人公が、剣を手にするための追加試練としてスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を旅し、数々の神秘体験を経て真の教えに目覚めていくまでの物語。
キリスト教の下地を持たない人間には越えられない壁も感じるが、本の中で語られるRAMの実習はメディテーションの類と思えるし、神秘体験の数々もアニミズムの側から見ればもっとしっくりくる気がする。と、頭(知識)中心で考えることを主人公は咎められてもいたのだが。。。
自分自身でこの神性を感じないと自らの血肉にするのは難しいだろうが、ざっくりいうと大いなる意思と一体となり、自分の人生は自分が主人公にならないといけないということかと思った。もちろんエゴに捕らわれるという意味ではなく。 -
Posted by ブクログ
自身が無神論者だからなのか、またキリスト教に関しても不勉強なため、理解が難しい話だった。
スピリチュアルな精神的な描写が多く、想像が至らず、物語を追うことはできたが、この本の本当に言いたいことは読み解けなかった。
主人公と幼馴染の「彼」が急に愛し合うようになったりするが、そこへ行き着くまでの描写もあまりなく、ラブストーリーも置いてけぼり感が否めなかった。
またプラトニックな愛(敬愛・博愛)がテーマかと思いきや、性愛もほんの少しだけ描写があり、、、突然すぎて頭が追いつかなかった。
著者の「弓を引く人」の準備運動として本作を読んだが、単行本は買わず文庫を待とうと思う。 -
Posted by ブクログ
なかなかすごい本でした。色んな意味で。催眠療法によって前世の記憶が蘇る、現代の我々の感覚からすれば、やらせか詐欺か大川隆法かとしか思わないが、それはそれで硬直した思考なのかもしれない。輪廻転生を信じているわけではないが、人知を超えたものに対してどう向き合うか、「畏れ」の感覚をどう言語化するか、等の問題は残るのかなと。1980年代に出版された本で、この時代に宗教とかスピリチュアル系のブームが来てたんだなと再認識した。その後のオウム事件により、瞬く間に終わりを告げるわけだが。前世療法の被験者が、何百年も前の遠い国に生まれて育った話を語るシーンは舞城王太郎の「煙か土から食い物」で、頭部を殴打された中年の女が、天国へ至る道の手前でレイモンドカーヴァーに出会う場面を思い出した。