藤原正彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■祖国
A.「個性の尊重」により子供を甘やかした結果、我慢力不足を招いた。我慢力不足は読書離れにつながり、読書離れは国民の知力崩壊を惹起し、国家を衰退させる。個性の尊重などという美辞に酔いしれている限り、この国の将来は覚束ない。
B.日本では英語の「ナショナリズム」(国益主義)、「パトリオティズム」(祖国愛)を、「愛国心」という1 つの言葉でくくってきた。その結果、愛国心の掛け声で戦争に狂奔し、戦後は一転、愛国心は軍国主義の生みの親と捨てられた。今、日本が抱える困難の大半は、祖国愛の欠如による。祖国愛と国益主義を峻別し、子供に祖国愛を育むことが国家再生の急所である。 -
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