山内義雄のレビュー一覧
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ファリア司祭の身代わり?となり、脱獄に成功するエドモン。密輸入を生業とする船に助けられ、司祭が言っていた、モンテクリスト島を探索する機会を待ってい、ついにそこで取引を行う機会に巡り会った。
人知れず宝を探すため、一計を案じ見事宝を手に入れる。
そうして、彼がまずしたことは、故郷に戻り、家族と恋人の消息を尋ねることだった。
同時に、復習を果たすべき相手が、今どこで何してるかを知るためでもあった。
その後、エドモンは“船乗りシンドバッド”と名乗り、地中海の海を行く密輸入者や山賊と深く親交を結んでいた。
そんな折り、フランス貴族のフランツを島の隠れ家に招くこととなり、フランツはこの謎の人物が何者な -
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ネタバレ2巻は復讐への序章。
ファリア司祭の死、そしてすり替わってのシャトー・ディフ監獄からの脱走。
ダンテスのあの博識は、監獄でのファリア司祭から受け継いだ知識。
脱走後、ダンテスはモンテ・クリスト島へ行き、見事に財宝を見つける。
それから自分の恋人、家族、そして自分を陥れたもの達が現在どうしているからを調べる。
自分の家族は不幸にもこの世を去っており、恋人は恋敵にとられ、恋敵を含め、自分を陥れたものたちは皆、富と権力を手に入れていた。
ダンテスの復讐心は高まったに違いない。
そして、物語の後半、フランツとアルベールが登場。
巌窟王をみていたとき、これはエドモン・ダンテスの復讐の物語であると同時に -
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ネタバレ【概要・粗筋】
ダングラール男爵は、アンドレ・カヴァルカンティの金に目がくらみ、娘・ユージェニーの婚約者であるアルベールを疎んじ始める。他方、ダングラール夫人との過去の秘密をモンテクリスト伯に知られてしまったヴィルフォールは、伯爵の身辺調査を開始する。その娘・ヴァランティーヌは母方の祖母のたっての願いにより、婚約者フランツがパリに戻ったらすぐに婚姻契約書に署名することになってしまう。それを知った恋人・マクシミリアンはヴァランティーヌを説得し、駆け落ちすることを約束させた。モンテクリスト伯の復讐計画が着実に動き始める。
【感想】
見所のひとつは、モルセール家での舞踏会におけるモンテクリス -
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ジッドは1947年78歳でノーベル文学賞を受賞したフランスの作家。同フランス人作家のカミュは1957年44歳で受賞している。因みにフランス人のノーベル文学賞受賞者は15人に上る。日本人は川端康成(1968年)と大江健三郎(1994年)の2名だけなのが悲しいかな、村上春樹はどうした...。
『狭き門』は、ネトフリの貴族の宴で有名なブリジャートン家風にはじまる。幼い二人の恋愛模様を描きつつ、少年から青年時代になると彼女はめんどくさい女に変貌する。彼を遠ざける理由がまた神がかっていてややこしい、最後には精神的におかしくなるのだが~ジットの自伝的小説というのだがら驚きだ。 -
購入済み
むかし児童書で読んでざっくりとした筋は知った上で再読。とりあえず1巻を読了しましたが、全7巻もあるのに、早くもファリア神父の教えを受けて脱獄しようかというところまで来ました。このあとの復讐の過程が本作の醍醐味ってことなんでしょうね。
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