山内義雄のレビュー一覧

  • モンテ・クリスト伯 1

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    1844〜46年に新聞連載&刊行。
    『三銃士』の大デュマ作。
    息子の小デュマは『椿姫』の作者。

    ファリア司祭の知恵と工夫のくだりが大好きで、時々思い返していた作品。
    自分が持っていたのは子ども向けに訳された青い鳥文庫の『巌窟王』で、今は大人なんだからと完訳版に手を出すも、会話が気取っていて婉曲で、話の内容が頭にスッと入ってこない。
    そして比喩と引用が多い。かなり多い。
    19世紀半ばのヨーロッパ人にとって『神曲』や『ハムレット』は、現代日本人にとっての『源氏物語』や『忠臣蔵』みたいな感覚だろうか。芸術作品やその作者だけでなく、当時話題だったであろうニュースもちょくちょく引き合いに出され

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    2026年02月13日
  • 狭き門

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    『力を尽くして狭き門より入れ』
    『私たちは幸福になるために生まれて来たのではない』
    キリスト教の禁欲的な教えが背景にあると思う。
    今の若者には共感できない部分が多いと思うが、忘れつつある本当は大事な事かもしれないと思った。
    キリスト教徒ではないが味わい深く読んだ。
    刊行が明治42年だから夏目漱石の『それから』が発表された年になる。

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    2026年01月25日
  • モンテ・クリスト伯 2

    匿名

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    ダンテスの脱獄は本巻の前半までで、以降は早くもモンテ・クリスト伯爵としての活動になる。まだ2巻なのに。全体として見たら、作品名の通りそこに紙幅が割かれているんだなとわかる。

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    2026年01月02日
  • 狭き門

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    アリサもジェロームも信仰心のレベルが高すぎて、ついてはいけない話だったけど、不思議と読み進められて没頭できた。

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    2025年11月09日
  • 狭き門

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    ネタバレ

    これは爪痕が深く残る作品。

    早く父を失ったジェロームは少年時代から夏を叔父のもとで過すが、そこで従姉のアリサを知り密かな愛を覚える。しかし、母親の不倫等の不幸な環境のために天上の愛を求めて生きるアリサは、ジェロームへの思慕を断ち切れず彼を愛しながらも、地上的な愛を拒み人知れず死んでゆく。遺された日記には、彼を思う気持ちと“狭き門”を通って神へ進む戦いとの苦悩が記されていた…。

    ジェロームを拒み続けるアリサの頑なさが理解できず、終始苛立たされたものの、読者に刻まれた爪痕こそ、この作品の訴求力の証でしょうか。

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    2025年10月12日
  • モンテ・クリスト伯 7

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    人間の醜さが描かれているなか、希望も残されていて、単純だけど深くて、ストーリーもよく出来たお話でした。

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    2025年07月22日
  • モンテ・クリスト伯 2

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    本筋に関係なさそうなエピソードがダラダラ続くことがあるんだけど、作者が当時の社会や情勢に関連して伝えたい何かが散りばめられているのかなとも思う。

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    2025年07月10日
  • モンテ・クリスト伯 2

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    後半出てくるフランツとアルベールが誰なんだろう、と思って読むペースが落ちたけど、脱獄からモンテ・クリスト島のところまでは面白くて一気読み。

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    2025年03月15日
  • モンテ・クリスト伯 7

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    脱獄して財宝を得て、自分を陥れた3人に復讐していく。
    それぞれの結末に工夫があり、脱獄、決闘、裁判、毒殺など、印象的なシーンの多いエンタメ小説。

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    2025年01月18日
  • モンテ・クリスト伯 5

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    ヴァランティーヌの運命がゆらゆら揺れていたが、祖父ノワルティエが大爆弾を落として孫娘を救う。しかしヴィルフォール家で急死が続き不穏。
    そして、モンテ・クリスト伯に救われたエデの辛い過去の原因が明らかに。
    ますます目が離せない展開に。

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    2024年07月23日
  • モンテ・クリスト伯 4

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    ネタバレ

    とうとうモンテ・クリスト伯の復讐が始まった。まずはダングラールを落とし入れる。ヴィルフォールを震え上がらせたが、まさかこの程度では済むまい。
    忘れた頃にカドルッスが現れたが、まだストーリーに絡んでくるのだろうか。
    役者は揃い、先が気になる。

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    2024年06月29日
  • モンテ・クリスト伯 2

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    ネタバレ

    ファリア司祭の死を無駄にすることなく、モンテ・クリスト伯が誕生した。鮮やかな七変化。正しき者には金に糸目をつけずに救う。モレル氏救出はあっぱれ。しかし残酷さも垣間見えた。
    新たに登場したフランツとは、今後どのように絡んでくるのか。気になる所で、いざ3巻へ。

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    2024年05月16日
  • モンテ・クリスト伯 6

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    ネタバレ

    ヴィルフォールの恐怖は計り知れないでしょうね。ばたばたとまわりが死んでいき娘までも倒れるという恐ろしい事態。予想外のことは起きるものの復讐計画は着々と回収されていきます。とうとう次でフィナーレ。復讐はどうなるのか、モンテさんは幸せになれるのか、気になります。

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    2023年02月25日
  • モンテ・クリスト伯 5

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    ネタバレ

    じわじわ復讐の計画が思惑通り進んでいますが、とっととヴァランティーヌさんとマクシミリヤンくんがくっついておじいちゃんと幸せに暮らしてほしい気持ちです

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    2023年02月24日
  • モンテ・クリスト伯 4

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    ネタバレ

    ヴィルフォールとダングラール夫人は次回どんな目に遭わされるのか。あちらの恋の行方はどうなるのか。気になるところです。

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    2023年02月09日
  • モンテ・クリスト伯 3

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    ネタバレ

    じわじわと復讐のために根を張り巡らせている感がこちら側ではわかっているのでいつ完遂するのかドキドキします
    メルセデスとも再会し、どんな気持ちなんでしょうか。まだやっと半分前なので展開が楽しみです。

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    2023年01月02日
  • モンテ・クリスト伯 6

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    ネタバレ

    モンテ・クリスト伯があちこちに蒔いた罠が、いよいよ仇敵たちを追いつめる。

    まず最初に舞台から去ったのはカドルッス。
    彼はエドモンが陥れられるのを知っていて知らんふりをしていただけなので、他の人たちに対するよりも憎しみは少なかったのだろうか。
    最初は落ちぶれていたカドルッス夫妻に大きなダイヤモンドをプレゼントしたりした。
    けれどもそれが引き金になって、小悪党だったカドルッスは人殺しの犯罪者になったのだから、やはり復讐するつもりだったのか、それともカドルッスにチャンスを与えたのか。

    カドルッスはエドモンの手によってベネデットとともに監獄から抜け出すことに成功したが、その後もやはり人目を避けての

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    2022年12月10日
  • モンテ・クリスト伯 5

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    ネタバレ

    いよいよ復讐が佳境に入る。
    ダングラールはことごとく株で失敗し、体裁を取り繕う余裕もない。
    ダングラール夫人とヴィルフォールの過去の子殺しについては、モンテ・クリスト伯がその事実を知っているのかいないのか判断がつかないまま宙ぶらりん。

    ヴィルフォールの家では彼の義理の父母と、父の召使が立て続けに死亡。
    かかりつけの医師はこれを連続殺人であり、犯人は娘のヴァランティーヌであると見なす。
    検事総長の家族が連続殺人犯である、と。

    フェルナンは過去の悪行が新聞に掲載されるが、今のところフェルナンがモルセール伯であることは知られていないので、アルベールが父の名誉を守ろうと動くことが却って事実を顕にし

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    2022年11月27日
  • モンテ・クリスト伯 4

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    ネタバレ

    いよいよモンテ・クリスト伯の復讐の罠が、仇たちに投げかけられる。
    ダングラールには高裁で大損をさせ、ヴィルフォールとダングラール夫人の昔の罪がいよいよ暴かれようとする。
    そしていったん物語から姿を消したカドルッスが落ちぶれて復活。
    人を殺してまで手に入れた宝石と大金はどうなったん?

    とにかくモレル家の長男マクシミリヤンのことが大好きなモンテ・クリスト伯。
    ところが彼は、モンテ…めんどくさいな、エドモン・ダンテスの敵であるヴィルフォールの娘と恋仲なのである。
    意に染まぬ男と結婚させられそうな娘・ヴァランティーヌを救うため、モンテ・クリスト伯に助けをもとめようとするマクシミリヤンにヴァランティー

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    2022年11月13日
  • モンテ・クリスト伯 2

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    ネタバレ

    無実の罪で決して脱走などできないシャトー・ディフの監獄に囚われたダンテスは、ファリア司祭から語学や化学などの実学を学び、コツコツと脱獄の準備を進めていた。
    しかし、ファリア司祭はついに3回目の発作を起こし、亡くなった。
    この機にダンテスは脱獄を実行する。
    そして船乗りの経験を活かして、密輸業者の船に乗り込み、機会を見つけてモンテ・クリスト島に隠された宝を見つけ、姿を消したのだった。

    とはいえ、ダンテスが変装をしたところで読者にはわかる。
    まず最初に姿を現わしたのは、ダンテスのかつての雇用主のモレル氏のところ。
    モレル氏は最後までダンテスの無実を信じ、何度も関係者に掛け合ったけれども、ナポレオ

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    2022年11月01日