山内義雄のレビュー一覧

  • 狭き門

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    私の事を分かって、ていうか言わなくても分かってほしいの、っていう女と、言わなくちゃ分からんよ、てか言っても分からんわー、という男の、ありがちと言えばありがちな話なんだけども。宗教というか、神様とか出てくると、突然崇高な感じになってしまう訳で。でも男の方は今も昔も大して変わらんわー、と思う訳で。

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    2015年02月09日
  • モンテ・クリスト伯 7

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    19世紀フランスの小説家アレクサンドル・デュマ(デュマ・ペール、1802-1870)の代表的長編小説、1841-1845年執筆。19世紀のフランスはしばしばその政体を変えており、物語も第一帝政・復古王政・百日天下・七月王政という歴史的情況を重要な背景としている。また、近代市民社会が勃興するのにともない新たな近代的メディアとしての大新聞が誕生することとなったが、当時は各紙が新聞小説を掲載することで読者獲得を図った時期でもある。本書も或る大新聞に2年間にわたり連載されたもので、物語も大衆性・通俗性を帯びている。


      □ 第一巻

    1815年、ルイ18世の復古王政下。エドモン・ダンテスが、人生の

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    2014年08月12日
  • モンテ・クリスト伯 1

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    7巻中、1巻目。
    投獄され、脱獄を決意するところまで。
    とにかく長い。
    それでも、一度集中するとどんどん進んでしまうあたりはさすが名作。

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    2013年12月21日
  • 狭き門

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    つらい、つらい、つらい。

    どうしても異なる宗教への理解が不足しているので、アリサがなぜそのような行動をとるのか、本質では理解が出来ない。
    もちろんそれを間違っていると非難することはないのだけれど、なんの飾り気もない感想としては、いやだ!というしかない。愛する人には、隣にいてほしいじゃないか。隣で微笑んでくれるだけでも幸せになるじゃないか。

    愚直なまでにひとりの男を愛し抜いた、これもひとつの愛のかたちなんよねぇ。

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    2013年11月13日
  • モンテ・クリスト伯 3

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    本格的に復讐の準備に取りかかろうとしているのだろうということが分かる第3巻。伏線を広げているのは分かるのだが…なんとなく読まされている感じがいなめない。ハラハラしたり、ワクワクしたりする箇所が少ない。メルセデスやダングラール、ヴィルフォールに出会うシーンもなんとなく淡々と描かれていてドキドキがない。まぁこのあと実はダンテスだと分かって驚くところまでの楽しみか。
    あとは登場人物が多くなってきたことや、人間関係が複雑化してきて読んでで訳が分からなくなり何度も頭の中で関係図を思い返してしまった。みんな貴族で、なんらか成功して、子どもいたりなんだりで…
    なんとなく読むモチベーションが下がりつつあるが4

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    2013年08月23日
  • モンテ・クリスト伯 6

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    遂に復讐が実行される。カドルッスはカヴァルカンティと名を変えた脱獄囚に殺害され、フェルナンは自らの保身のため国と上官を裏切りモルセールとなったことが暴露される。ダングラールは破産へと追い込まれる。

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    2013年05月29日
  • モンテ・クリスト伯 5

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    主要人物の成り上がりの背景と、複雑な人間関係と恋愛関係の交じり合う中、ダンテスの復讐の輪郭がはっきり浮かび上がってくる。

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    2013年05月02日
  • モンテ・クリスト伯 3

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    モンテ・クリスト伯としてパリに戻ってきたダンテス。フェルナン、ダングラールの令嬢、子息との交友を深めながら徐々に復讐相手に迫ってくる。目が離せない。

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    2013年04月25日
  • モンテ・クリスト伯 2

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    牢獄から脱出してモンテクリスト島にわたり、司祭の残した財宝を発見したダンテスは無実で幽閉された真実を知りいよいよ復讐へと向かう。もう、先が気になって止まりません。

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    2013年04月10日
  • モンテ・クリスト伯 1

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    NHKの番組「100分 de 名著」に紹介され、面白そうだと思い購読。子供の頃に「巌窟王」は読んだと思うが楽しい話ではなかったような気がする。第1巻は、無実の罪による長い投獄生活から脱出に成功するまで。なかなかスリリングな展開に引込まれると同時に、この物語が皇帝ナポレオンの盛衰やフランス革命に深く関わっていたことに驚き。続編期待!

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    2013年04月02日
  • モンテ・クリスト伯 1

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    ネタバレ

    この世には、幸福もあり不幸もあり、
    ただ在るものは、一つの状態と他の状態との
    比較にすぎないということなのです。

    きわめて大きな不幸を経験したもののみ、
    きわめて大きな幸福を感じることができるのです。

    生きることのいかに楽しいかを知るためには、
    一度死を思ってみることが必要です。

    では、なつかしいお二方、
    どうか幸福にお暮らしください。

    そして、主が、人間に将来のことまでわかるようにさせてくれるであろうその日まで、
    人間の慧智はすべて次の言葉に尽きることをお忘れにならずに。

    待て、しかして希望せよ!

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    2013年03月05日
  • 狭き門

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    別に珍しくはないが、翻訳の言葉にいちいち引っかかって読みづらいことこの上ない。
    自分の日本語が狂っているのかと疑ってしまうくらいのおかしな表現満載。
    面白いことは面白いからフランス語勉強する決意ができた。

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    2012年09月24日
  • モンテ・クリスト伯 4

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    ネタバレ

    ついに屋敷へ招待するところまで。
    信頼も得て、じわじわと計画実行へ。
    伯爵よりも周りの話が多く、次巻の展開が気になる。

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    2011年11月09日
  • モンテ・クリスト伯 2

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    ネタバレ

    誠実な好青年の船乗り、ダンテス。
    老いた父の孝行をし、美しい婚約者も居て、船乗り仲間にも信頼されている 絵に描いたような善人だった。
    しかし、船長の就任が決まり、愛しい婚約者との結婚式当日
    彼はナポレオンに加担したと密告を受け逮捕されてしまう。

    それは仕組まれたものだった。
    ダンテスは何も知らないままに、刑の重い罪人が収容される監獄へと送られる。死ぬまで出してもらえない罪を背負ったダンテスは
    偶然にも大金と共に真実を知る機会を得る。

    全てを知ったその時、善人であるダンテスの頭に浮かんだのは復讐の文字だった。



    2巻は脱獄から最後の善事、息子らの接触まで。
    3巻からいよいよ、というところ

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    2011年08月21日
  • モンテ・クリスト伯 3

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    ローマの謝肉祭見物に訪れたフランツとアルベールは、同じ宿に滞在しているモンテ・クリスト伯と知己になった。ところが、アルベールはルイジ・ヴァンパという山賊に身代金目的のために誘拐されてしまう。身代金を用意できないフランツは、伯爵に助力を求めたところ、ヴァンパに恩人であった伯爵によってすぐさまアルベールは助けられた。伯爵に心酔したアルベールは、パリでの再会を約束する。

    【感想】
    150年以上前の作品だが、大衆向けの作品だけあってテンポよく話が進んで飽きさせない。それでも、第三巻はエドモンとメルセデス、ダングラールらの再会が読みどころというぐらいで、他は特に印象には残らなかっ

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    2011年06月19日
  • モンテ・クリスト伯 4

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    ネタバレ

    【概要・粗筋】
    モンテ・クリスト伯を愛する美しいギリシャ女性・エデはオペラでアルベールの父・フェルナンを一目見て、自分の父を裏切った男であることに気づく。また、伯爵はヴィルフォールとダングラール夫人との間の子・ベネッドをパリに呼び寄せて、アンドレ・カヴァルカンティ子爵に仕立て上げる。このように伯爵の復讐の準備を着実に進めていく。

    【感想】
    物語も折り返し地点を過ぎて、ほとんど登場人物がパリに集まった。様々な思惑を抱いた登場人物がたくさん出てきて、錯綜し始めた。復讐を独力で成し遂げようとしている伯爵は、うまく制御できるのだろうか。

    アニメとは違って原作はアルベールとユージェニィーが幼

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    2011年06月19日
  • モンテ・クリスト伯 4

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    後半へ向けての仕込みの巻という雰囲気。最後のほうでは復讐劇の歯車がまわりはじめ、これからに期待を抱かせる展開。

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    2010年03月26日
  • モンテ・クリスト伯 3

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    大きく場面転換したこともあって、少しだるくなってきたのだが、後半になり、これまでの話とリンクし始めるにつれて、またわくわく感が増していった。ここからの展開がいったいどうなるのか。非常に楽しみである。

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    2010年03月26日