山内義雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海外文学に触れた経験といえば、ガキの頃のモモとハリーポッターくらいというズブの素人なもので、正直なところ読み始めてしばらくは独特な表現に慣れず、「もっと簡潔に話せよ!町田康か!」とか「こいつら顔赤くなったり青くなったりしすぎで病気だろ!」とか、違和感と共に読んでいた。
しかし、主人公が監獄にブチ込まれるくらいからはコッテリ文章にどんどんのめり込んでいき、獄中でスーパーご都合主義チートジジイに出会うことを事前に知っていながらも、緊迫した展開と迫真の心理描写でドキドキすることになった。
そこからは熱が冷めることなく、残り2000ページくらいを駆け抜けた(まあ正直言うと、ローマにいた間だけは「こ -
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ネタバレ
ダルタニヤンのちダンテス
三銃士は、アトス、ポルトス、アラミスに加えて主人公のダルタニヤン。
本作はダンテス、エドモントダンテスが主人公。
安定のオヤジデュマ品質、伏線回収でこうくるかでしたね。
お好みで。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ数年前に1巻だけ読んで放置してたのを再読。
びっくりするほど面白くて一気に全巻読んだ。「待て、しかして希望せよ」を見たくて…(なんでこの時期にまた読み始めたのかは察してください)
好きなキャラクターは主人公とユージェニー嬢だな。当時の価値観ではユージェニーのような思考の女性は変人扱いされたんじゃないかなぁと思うけど、それでも自由を選んだのはすごい。
メルセデスはあの時代であの選択をしたのは仕方ないよなと思う一方で、嫌な女だなぁと思わせる何かを感じた。正直ダンテスが最後にメルセデスを選ばなくて良かった…
1巻の辛い展開を乗り越えてからが最高に楽しかった。嫌な奴は徹底的に嫌な奴として描かれていて -
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Posted by ブクログ
ネタバレ祖母の家にあったので読んでみました。
フランス文学だけあって難しかったですが
アリサの
「死ぬってものはかえって近づけてくれるものだと思う。生きているうちに離れていたものを近づけてくれるもの」
その文章に惚れました。
この文章から彼女は心底ジェロームを愛してたのだなと感じました。
彼女は母親の不倫などで徳を積むことばかりを考え妹の幸せすら願った。けれど本心はジェロームへの恋のために徳を積もうとしてたかもしれない。
最後の日記には彼に当ててる文章が多く神ではなくジェロームを求めてることがわかり胸が痛くなりました。
彼女は狭き門ですら彼と行こうとも考えてもいました。
亡くなった彼女は離れていたもの -
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