小林弘人のレビュー一覧

  • ウェブとはすなわち現実世界の未来図である

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    Web2.0からの潮流を探る一冊。著者は日本版ワイアードの創設者。

    セマンテックウェブと呼ばれ、フォークソノミーやタギングといった技術によって実現されたデータのメタ認識が、RSSや今日 で言うビッグデータへ繋がっていくという解説箇所が面白く、タイトルに繋がる部分 だと感じた。

    後半は、こうしたインターネットの位置づけの変容を経て、それが一体どのような社会的課題の解決に向けられるべきか、あるいはどのような技術領域に応用されていくかという展望が展開される。そこはちょっと お説教くさいようにも感じたけれど、花が 咲いても実を結ばなければイミねーもんなー、という実直な思いを見た気がした。

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    2014年06月17日
  • ウェブとはすなわち現実世界の未来図である

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    【発想の宝庫】
    ウエブを見れば、これから向かっていきたい方向が見えるという発想、すばらしいです!
    確かにそういう気がします。

    違う分野のものを組み合わせる。
    この考え方はよくわかるのですが、実際どう組み合わせるかはむずかしいです。
    手当たりしだいに組み合わせていけば、おっ!これはいけるのでは?というものが現れるのかもしれません。
    常にこういうことを考えていないとダメですね。

    いろいろなひらめきがありました。
    ありがとうございます!

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    2014年05月12日
  • ウェブとはすなわち現実世界の未来図である

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    帯で大前研一氏が推薦しているように、新しい「ウェブ進化論」という内容で非常に興味深かったです。
    これはしばらくオススメ本として布教用にもう一冊買うことになるでしょう。

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    2014年04月15日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ここで、過去の価値観を一旦捨ててしまおう。使用頻度の低いものを購入する必要はない。みんなで購入する、或いは借りれば良いのだ!

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    2013年11月08日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    ネタバレ

    facebook の成り立ちから破竹の勢いで成長していく過程、そしてマーク・ザッカーバーグの考えなどが見れて面白かった。前半半分は面白くてどんどん読み進めれるが、後半半分は似たような話の繰り返しで大分だれてきたので蛇足に感じた。調べた情報を全部詰め込んでいるように見えたので後半部分はもう少しコンパクトにして欲しかった。

    全ページを通じて見えるザッカーバーグのお金のためにやってるんじゃないんだという姿勢、世の中をオープンにつなげるという強い信念に感銘をうけた。

    その他メモ:
    * 今では受け入れられている facebook の news feed 機能でさえリリース時は大反発があった。ストーカ

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    2016年05月05日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ネタバレ

    共有ビジネスで儲ける本だと思ったら違ってた。
    ものを使っては捨て、物欲にまみれている自分が考えさせられた。

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    2013年09月05日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    ネタバレ

    スタートアップのすべてがつまった本。アメリカでは、所有と経営が分離している、というのが良くわかる。投資の面では、5章のアクセル、ワシントンポストからの資金調達の攻防は、臨場感がありすぎて面白すぎる。

    ザッカーバーグ自身がどんどんCEOとして成長していく姿が、下手なノンフィクションよりも面白すぎるし、FB自体も、写真機能・タイムライン・大学以外への開放と爆発的にサービスが拡大していく姿もネットビジネスの成功物語として面白すぎる。そのすべてにおいて、ザッカーバーグの強固な意志があるところがすごい。数千億の買収提案が来たら、普通売却してしまうだろう。
    しかもそれが、本当に売却寸前までいっても、ギリ

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    2016年11月12日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    先駆者というのはひとりだけではない。つまり、多くのすばらしい友人が集って作られるという実に良い例であった。

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    2020年07月24日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    <無料ビジネス>にまつわる本。
    経済学とか消費・サービス・モノ・人材に関わる本があると
    つい手にとってしまうほうで、
    こちらの本もそんな流れで手にとってお買い上げしました。

    "There's no such thing as a free lunch."
    この世にタダのものなどない。

    果たして本当にそうなのでしょうか?
    「自由」を意味するfree,
    「無料」を意味するfree.

    その2点の領域を掘り下げた本です。

    1、無料とはなにか?

    ここで、無料が一種のマーケティング手法として
    使われた経緯のお話。
    当時、使い道のわからなかった「ゼラチン」を
    デザート

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    2019年01月16日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    【ポイント】
    プロローグ
    14/あたらしいフリーを理解するものが今日の市場を粉砕し、
    明日の市場を支配する。
     過激な価格の過去と未来について・・
    20/(ジレット)無料で配った安全カミソリが、やがて替え刃の需要を作った。
     20世紀にフリーは強力なマーケティング手法になったが、21世紀にはフリーは全く新しい経済モデルになる。
     モノの経済である原子経済(アトム)ではなく、情報通信の経済であるビットの経済へ
    39/「フリーミアム」:
    香水サンプルは実費がかかるので生産者は少量しか配布できなかった。
      一方、デジタル製品では、5%の有料ユーザーが95%の無料ユーザーを支えて

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    2019年01月06日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    facebookの元となった動きは極めて下心がありきで誉れたものではないかもしれない。
    しかし、そこから先見の明を持ち、アイデアと規模を派生させ、素早く行動していくザッカーバーグの歴史が垣間見れた。

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    2025年11月19日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    モノを消費する時代からモノをシェアする時代に変わってきていることの分析。Airbnbはオバマ大統領のとある街での演説集会に宿泊施設がないことからの発想であり、宿泊施設がホテルではなかった時代の現代版であることやネットフリックスがブロックバスターズのデメリット完全に覆すことから生まれたなどが、シェアビジネスを考えていく上でとても興味深い。
    その本質はホーケンの「自然資本主義」に書かれている「ゆりかごからゆりかごへ」との表現に隠れているようだ。

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    2024年08月26日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    ネタバレ

    評価はちょい甘め。日本語訳のせいなのか結構途中がしんどかったですが、ビジネスを考える上でのいろいろな示唆に富んでいて全体的にはまあまあ感。

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    2024年06月29日
  • フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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    2011年に出版されている。mixiが日本におけるSNSの強力なプレイヤーとして紹介されている世界観だ。まさに「SNSによって世界が変わっていくんだ」という空気感があった時代だったことを思い出す。もはやノスタルジーな気持ちになるのだから、自分も年を重ねたなと思う。またフェイスブックの創業物語は映画「ソーシャルネットワーク」程度の知識しかなかったが、本書を読んで映画程には順風ではなかったことを知った(ハーバード以外に広げていくか?サーバ拡張が追いつかない?資金調達をどうするか?個人情報の取り扱いをどう定めるか?等)。それこそフェイスブックは偶然ヒットしたという印象を持っていたくらいだが、当然なが

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    2023年04月30日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    本書は現在シェアリングエコノミーと呼ばれている仕組みについて早い時期(日本語版は2010年)に解説を加えた本になります。私は2017年になりようやくペーパーバック版で本書を手に取りました。本書の中ではシェアリングエコノミーではなく「協働型消費」という用語で解説がされており、それを「プロダクト=サービス・システム」「再分配市場」「協働型ライフスタイル」という3つのカテゴリーに分けて解説をされています。

    本書を読んだ全体的な感想ですが、正直この3つのカテゴリー分けはあまり良い分け方ではないとは思ったのですが、全体的に思ったよりも深い本だと思い感銘を受けました。この手の本ですと、事例中心の紹介本に

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    2023年04月28日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    現社会におけるフリーサービスについての仕組みを解説している。あらゆるものが無料で便利になっていく中、その収益モデルと成り立ち、またその対抗策を述べている。

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    2021年05月07日
  • After GAFA 分散化する世界の未来地図

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    「internetでビジネスしたい人にとっての教科書」として2冊上げるなら、20年上半期でこの本と「ネットビジネス進化論(尾原さん)」になると思う。

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    2020年09月14日
  • After GAFA 分散化する世界の未来地図

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    ネタバレ

    GAFAほかプラットフォーマーの企業倫理

    ギグワーカー=フリーランス シェアリングではなくただのエコノミー

    ヘルステック スタートアップ失敗ランキング2018 datavase.io
     1位Theranos 13億6850万ドル 小型診断機「エジソン」詐欺

    アルゴリズムによるユーザー嗜好の先鋭化の問題点、検証の不足 
    「エルサゲート」Youtube
    「編集合戦」ウィキペディア
    「リツイート」=弾をこめた銃 2006年

    2000年前後 readからwriteへ WEB2.0
    2005年 リアルタイム化 PubSubHubbub
    2007年 iPhone、Android Eyeball d

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    2020年07月25日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    この連休を利用して読み切った!
    10年ほど前に出た本なので古さを感じる箇所もあるが、豊富なエピソードは読み応えがあった。また様々な人のコメントに対する反論が、そこまで話してきたことに対するまとめにもなっているのは、良い構成と思った。

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    2020年05月06日
  • After GAFA 分散化する世界の未来地図

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    GAFAはプラットフォームビジネスであり、集客ありきの錬金術によって時価総額を上げている。大切なのは中央集権的な体制ではなく、トラスト(信頼)。ビットコインに代表されるブロックチェーンの技術はフィンテックや保険、引いてはマッチングアプリの世界でも利用されている。ブロックチェーンは各国が標準化に動いているが、信頼できる第三者を必要としないという時点で破綻している。インターネットに変わる可能性がある。
    ネットの社会はリアルをコピーしたデジタル。

    「いまや、全世界で共通に使われている唯一のプロトコルは「いいね!」です」がクスッときました。GAFAと呼ばれる巨大な組織。創業当時は当然、夢見る成長企業

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    2020年04月08日